2018年2月17日

「加藤望がかえってきた~~!!」

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おつかれいそる。

新体制も整い、リーグ戦開幕前にACL、千葉銀カップに勝利し勢いづいているレイソル。
新加入選手も、戦術的にも雰囲気的にも早くもチームに馴染んでいるようです。

今シーズンの新体制で1番びっくりし、鳥肌たったのが、加藤望さんがヘッドコーチとして戻ってきたこと。しかも当時一緒にプレーしていた下平監督とタッグを組むなんて・・夢のよう。

私がレイソルサポーターになったのは、99年にナビスコ優勝のあたりから。学校からの帰り道、柏駅についたらダブルデッキには人だかりができていました。中学校から都内の学校に通っていた私にとって、柏は寝に帰るだけの場所でしたが、「なんだか柏が沸いているぞ!!」と興奮したのを鮮明に覚えています。その頃からレイソルの試合を観戦しに行くようになり、だんだんと黄色い血が濃くなっていったわけです(笑)

あの頃の西野監督時代が柏レイソル第一次黄金期だと思います。
今とはまた違ったタイプのスター選手がたくさんいて、試合ごとに魅了されていったものです。そして私がいまでも1番心にいろんな意味で残っている試合が2000年の鹿島との最終戦です。

あの試合、そういえばスタメン誰だったっけな・・ってずっと思い出していました。なんとなく記憶が曖昧。しもさんと望さんは試合に出ていたような、出てないような。
ちょっと気になったので下さんに聞いたところ、実は2人ともベンチスタートだったよう。国立競技場で2人とも黙々とアップだけして出番もらえず悔しい思いをしたのを鮮明に覚えていると。1点をどうしても取りに行く状況だったからせめて望さんだけでも使ってほしかったと・・・。
後々、そのことを西野さんと話したときに、西野さんなりのあのメンバーで勝ちたかった理由を聞いて、監督という立場の今なら少しは理解できると、でも当時は悔しかったそうです。

そんな第一次黄金期を戦いぬいてきた2人が、また柏レイソルで今度は一緒に指揮をとるということはなんてすばらしいことなのだろうと思います。選手や戦いかたは全く違えど、積みあげてきた歴史はチームを強くすると思うし、それを知る方が関わっていることがまた強みなのだと思うのです。

柏レイソルはいつの時代も柏レイソルなのだから。

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