2018年10月14日

10.19金曜名古屋戦へ

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担当:大重正人

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今日は持てる力をすべて出し切った、そして魂や気持ちや思いのこもった、そう言い切れる90分+延長戦でした。そしてPK戦、コースを読みながらわずかに手が届かなかったGK滝本選手、そして枠をとらえきれなかった2本のシュート。山崎選手の涙。拍手を贈って下さったサポーターのみなさん。無念ですがルヴァンカップは準決勝敗退となりました。

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「こういう試合を戦えるのは、上の舞台まで来られたから。熱い試合ができたのは良かった」。起死回生の同点ゴールをねじ込んだ大谷選手はこう振り返りました。そして悔しそうに「でも決勝に行きたかった」。準決勝、満員のスタジアム、アウェイ、今日の後半から延長戦、そしてPK戦にかけての雰囲気はものすごいものがありました。大会の序盤やリーグ戦ではなかなか味わえない特別なものでした。大谷選手、そして山崎選手のレイソル初ゴール、今年一番興奮しました。

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「チーム一丸となって熱い試合ができたこと。こういう試合を経験してまたチーム力が上がったと思うし、ゴールシーンでベンチの選手を含めてみんなで抱き合って喜んだり、チームとして戦えた充実感はあった」。鈴木選手が話したように、今日のゴールも、そして敗戦も、今後のチームに色濃く残ったはずです。そして、この先のファイナルの舞台に立てば、勝った喜びも、敗れた悔しさも、どんな結末でも今日以上の経験値が得られるはずです。だからこそ、決勝に進みたかったという悔しい思い、無念が沸き起こっても来ます。

2度先行されてしまったこと。これは大きな反省点です。一方で、そこで崩れず、耐えながら何度もチャンスを作り、そして追いついたこと。ここ数試合で見せてきた我慢や組織的な守備、そしてゴール前の決定力を今日も発揮することができました。ミスもありましたが、それを自ら取り返し、また仲間がカバーする、そんな場面も見られるようになりました。鳥栖戦以降、着実にチームとして戦えているように感じます。

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すべてはリーグ戦、そしてJ1残留に繋げること。それが選手やスタッフ、我々柏レイソルがやらねばならないことです。今日見せた死に物狂いの戦いを、金曜の名古屋戦ではそれ以上のものを出さなければいけません。良い試合だった、熱い試合だったな、ではなく「勝利」しかありません。19日の名古屋グランパス戦。レイソルは勝ち点33、グランパスは勝ち点31ですが、2試合消化が少ない状態です。今日のBMWスタジアムのグリーンの雰囲気を超えるような、圧倒的なイエローの日立台、三協フロンテア柏スタジアムに。今日のような戦いを見せてくれた選手たち、次はホームのリーグ戦でやってくれると信じています。どうかスタジアムに足を運んで、スタンドを一杯にして選手たちを後押ししてください。

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