2009年4月 5日

余韻冷めやらぬなか

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担当:石本瑞奈

ロスタイムのラストワンプレーという劇的な同点ゴールで引分けに持ち込んだレイソル。一夜あけてグラウンドにはリカバーをする選手たちの姿がありました。
後半43分に勝ち越されたのに追い付いたということで、みな表情は明るかったです。

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あの最後のシーン、それまで90分以上守備を頑張っていたこの2人、山根選手と古賀選手が攻撃のために上がっていました。全員が最後まで諦めずに戦い続けた、その象徴のような気がします。
リカバーをしながら「とにかく上がっとかないとっていう感じかな」という会話が聞こえてきました。やっぱり昨日の試合の会話が多かったです。

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監督も「昨日は本当に頑張ってくれた。まだリーグ戦勝っていないけど、下を向く必要はない。次の試合、また勝ちをめざしていこう。」と選手たちを労いながら、次の試合へと切り替えていました。

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今日は北嶋選手の取材がありました。北嶋選手といえば、知る人ぞ知る、「キタジマックス」という面白いブログを書いています。今回はそのブログに関する取材が中心でした。
過去のバックナンバーから、お気に入りを選んでもらったり、まだ世の中にブログがなくて、HPをやっていた頃の話を聞いたり。私が一番納得したのは「書く時に一番気をつけているのは、人を傷つけないようにしている」という言葉でした。だから北嶋選手のブログを読むとほのぼのとしたり、クスッと笑ったり、そしてチームの選手のことを書いている時はその選手を見にいきたくなったりするんだなあと思いました。
不特定多数の人に発信するインターネットは、簡単なようでいて難しいです。表現ひとつ間違えただけでトラブルの元になったりするので、ものすごく気を遣うのですが、北嶋選手も常にそれを念頭においているそうです。

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そして、午後からは法政大学との練習試合がありました。残念ながら0対2で負けてしまいましたが、試合後の井原ヘッドコーチは「やっぱりサッカーで生活しているプロの選手が大学生に負けるのは悔しい。だけど、これを糧にして成長してくれればいい」と選手たちの奮起を期待していました。


最後になりますが、本日の練習試合の終わりに場内アナウンスで食べ物や飲み物のゴミのお持ち帰りをお願いしましたところ、ひとつも落ちていませんでした。練習試合のため、通常の試合でお願いしているボランティアの方々もおらず、皆様にお願いする形となりました。ご協力、本当にありがとうございました。スタッフ一同、厚く御礼申し上げます。

2009年4月 5日

桜の花と大宮戦

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担当:河原 正明

なんとも劇的なゴールでした。そして今になってドッと疲れがでるような展開でした。
後半のロスタイム、表示された4分を回るかというところで、ポポ選手から放たれたボールが、ピンポイントで古賀選手の頭へ。そしてきれいな放物線を描いてレイソルサポーターの待つゴールへと吸い込まれていきました。土壇場での同点弾にスタジアムは総立ち、今季公式戦無敗を守りました。

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「(得点した)あの時しか上がっていない」と話していましたが、石川選手も「気付いたら古賀さんが上がっていた」という通り、スルスルと相手ディフェンスの背後を取っていました。古賀選手、運を持っていました。

もう一人ゴール前に詰めていたのは同じく守備的なポジションであるボランチの山根選手。「最後は開き直って上がっていった。古賀ちゃんが決めてくれたけど、落としてくれれば俺が決めていたよ」笑わせて応えていましたが、さすがに10人で闘う時間帯が長く続いたこともあり、「疲れたよ」とぼやいていました。

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興奮の余韻が残るスタジアム。殊勲の古賀選手は取材後に引き続きスカパー!アフターゲームショーにも出演してもらいました。その中で「10人で闘う上では貴重な存在」と話したのは先制点を上げたフランサ選手。相手DFがロングボールの処理でのミスを狙ってボールを奪うと、そのままセンターラインから一気にドリブルで駆け上がり、相手GKの動きを確認して冷静に流し込みました。スタッツを見て気づいたのですが、後半3本のシュートのうち2本が得点となっていました。

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ハーフタイムのロッカールーム。前半30分に小林選手が退場、残り60分を10人で戦わないといけない厳しい状況にも、「うちには素晴らしいバックアップのメンバーがいる。10人がみんなを信じて闘おう」との指揮官の言葉通りに、途中出場の選手もスタメンの選手も体を張って闘ってくれました。「古賀ちゃんだけでなく、ピッチで闘っていた全ての選手があきらめずに死にもの狂いでやってくれた」と指揮官もチーム一丸で掴んだと評価する勝ち点1。同点ゴールのクロスを上げたポポ選手も、ベンチ前でシジマールGKコーチと抱き合ってこの表情。この一体感、充実感が未だ負けなしの要因でしょうか。
しかし、高橋監督は「あくまでも勝ちに拘っていた。引き分けでも選手達には本当に感謝している。サポーターが取らせてくれた勝ち点だよ」と悔しさの中にも雨の中90分間応援してくれた皆さんへいつものように感謝の気持ちを忘れてはいませんでした。次はアウェイでの広島戦、高橋監督の故郷でもあります。初勝利とともに故郷に錦を飾って欲しいものです。

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さて、今日は「花見デー」ということでいつもは開放しない桜並木と、練習グラウンドを芝広場として皆さんに楽しんでもらおうという一日でした。
スタッフがどのように皆さんに喜んでいただけるかと考えて企画したこのイベント。皆様いかがでしたか?芝広場では多くの方が所狭しとボールを蹴って遊んでいる様子が見られました。

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太陽新聞のサービスにも多くのお客様が。おおよそ600枚発行したそうです。いい記念になりましたと喜んでいらっしゃるファミリーでご来場の方の笑顔見ると、やって良かったなと同時に幸せのおすそ分けをいただくようで、こちらも嬉しくなってしまいます。

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もちろん桜も満開に!開花宣言当初に「4月4日には桜が散っているかも??」と心配していましたが、見事な咲きっぷりに。少し落ちてくる桜の花びらがコップに入っている、風流なひと時を皆さん
思い思いに楽しく過ごされているようでした。
本当に多くのお客様の笑顔を見ることが出来ましたこと御礼申し上げます。次回ホームゲームもレイソルホームパーティーをお楽しみに。

さて、明日はアソシエイツ会員向けのチケット先行販売の日です。現在ホームページトップにもありますように、「日立台での試合は、ビジター席以外は全てレイソルサポーターで埋め尽くそう!」を合言葉にプロモーション活動を展開中です。残念ながら今日もリーグ戦初勝利は逃しましたものの、レイソルサポーターの皆さんの応援が不可欠です。ぜひ、会員先行販売期間中にご家族やお友達をお誘いの上、チケットをお買い求めいただきますようお願い申し上げます。


最後に明日の練習試合 対法政大学戦ですが、会場は朝に決定します。また、練習時間ですが本日試合に出場した選手のリカバーは午前10時30分からとなりますので、ご注意下さい(練習試合に出場しない選手の練習は予定通り9時30分からとなります)。なお、会場には駐車場がございませんので、自家用車でのご来場はお断り申し上げます。公共交通機関をご利用下さい。