2015年7月30日

4連勝ならず

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担当:大重正人

ここ3試合、1-0という僅少差の接戦をものにして3連勝。しかしこの日は「3連勝してきたチームとしては呆気なさすぎる負け方だった。なんとか4つ目をモノにして、中断に良い形で入ろうと言っていた自分たちにとっては呆気なさすぎる(大谷選手)」と、立て続けに失点し、終わってみれば0-3の完敗。湘南ベルマーレの勢いを止めることができませんでした。

吉田監督の会見談話です。
「湘南はエネルギッシュで、アグレッシブでたくさん警戒しなければならないところがあるチーム。我々もそれなりの準備、気概と気合を持って入ったが、特に前半、我々の持ち味でなければならないテクニック、相手陣内に入ってからの時間の使い方、ボールの付け方、ボールを足に付けるところで、慌てた時間、ミスが散見された。そこで相手にペースを握られた中で、警戒していたクロスボール、カウンターからのクロスから失点した。すごく警戒していたところで、相手が狙いとしていた形で得点されるという、ダメージの大きい失点をしてしまった」

クロスボールで先制され、鈴木選手からGK桐畑選手へのバックパスが弾み、手で処理できなかったボールがゴールへ。そしてCKから3失点目。ここ数試合のディフェンスの粘りを見てきただけに、どうしてしまったんだろうと首を捻るようなシーンが続きました。「選手誰かのミスというのは責められるべきものではないし、ただただ前半の時間の過ごし方が悔やまれますし、我々はまだまだできないんだということを思い知らされた試合だった。0-3という結果その通りの試合だった」

日本代表の東アジア選手権のため、これでJ1リーグは8月12日まで中断期間に入ります。連勝のままショートブレイクに入れればベストでしたが、ひとまず最初の5試合で勝ち点9を挙げ、順位を上げることもできました。中断明けは、Jリーグ、ACL、ナビスコカップと3大タイトルを争う厳しい連戦となります。明日からの3連休でまずはしっかり休養し、そして心技体を整えるトレーニングに挑みます。また今日初先発だった今井智基選手、また初出場を果たしたエデルソン選手のフィットを進められる大切な期間にもなります。まずは8月12日、ネルシーニョ監督をホーム日立台に迎える初めての試合、ヴィッセル神戸戦です。

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※最後に本日の試合のメールマガジンで誤記が続きましたことを深くお詫びいたします。

2015年7月28日

4連勝懸けて

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担当:大重正人

「4連勝で中断期間へ」。マリノス、フロンターレ、ベガルタと3試合連続1-0で撃破してきた選手たちはみな、こう口を揃えます。この3試合、また前節のベガルタ戦を吉田監督はこう振り返りました。

「仙台戦は大きな勝ち方だったと思います。仙台のやり方は我々のようなスタイルのチームにとっては決して楽ではない。勝ち点3が入りやすいチームではないので、そこに勝てたというのはとても大きいです。前期は、0-0で終わりそうな試合はほとんど0-0で終わっていた。清水戦もそうですし、湘南戦もそうでした。特にその2試合は攻め立てて、点が取れずにそのまま萎んでいったという試合でした。それがセットプレーとはいえ、1つ払拭できたのは大きい。ただ、やりたいこと、やらなければいけないことが多いのは確かです」

そして迎えるのが、アウェイでの湘南戦です。「湘南は、走り合いや打ち合いに物凄く力を発揮するチーム。夏だからやり方を変えるとか止めるということは一切ないし、楽しみな対戦です。こちらも引くつもりはないし、向こうもそうだろうし、そんな勝負ができればと思います。(向こうはミスを誘ってのカウンターを狙っているのでは?という質問に)ミスを少なくしようとトライしすぎると逆にミスが起こってしまうだろうし、そのリスクを恐れず戦わないといけない。この3試合、マリノス、川崎、仙台と、その恐れはだんだん減ったが、より思い切りが必要な試合になる」

今季から集計されているトラッキングデータでも、湘南の走行距離、ダッシュ回数の多さははっきり現れています。夏の酷暑のなか、そして中3日の連戦ではありますが、最後まで走りに走り、諦めずにハードワークを続けられるチームです。仙台戦とはまた違う形で、非常にハードなゲームになることでしょう。古巣対戦となる武富選手、そして高山薫選手のプレーも非常に楽しみです!

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本日のニュースでお知らせしましたが、年間シート保有の皆様へご案内しております、8月25日のACL広州戦、9月2日のナビスコ神戸戦のチケット優先販売の引き取り期限が、7月30日の23時に迫っています。特に現役ブラジル代表を次々と補強している広州戦の注目が高く、売れ行きも好調です。年間シートの皆様には、ぜひこの機会に、いつものお席を確保いただいて、「柏から世界へ」アジア最強の戦力を誇る広州恒大との天王山に参戦ください。また年間シート以外のお客様で「広州戦を見たい!」という方は、引き取られなかったチケットの再販売を8月2日午前10時から行いますので、ぜひそちらでお買い求めください。

そして最後に、もうひとつACLの話題です。先ごろ、ACL中継局の日本テレビによるACL特番取材についてお知らせしました。その特番「ACLスペシャル〜準々決勝に挑むJの決意〜」では、レイソルアカデミー出身の山本 紘之さんがナビゲートしての工藤選手、吉田監督へのインタビュー、またアカデミー取材の模様が放送されます。またACL第1戦の放送予定とあわせ、下記のとおり発表されておりますので、こちらもぜひお楽しみに!

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【日テレジータス】
ACLスペシャル:8月2日(日)9時30分から(再放送あり)
ACL準々決勝第1戦:8月25日(火)18時45分から生放送
ACL準々決勝第2戦:9月15日(火)20時45分から生放送
http://www.ntv.co.jp/G/soccer/afcchampion/

【日テレプラス】
ACLスペシャル:8月25日(火)17時45分から
ACL準々決勝第1戦:8月25日(火)18時45分から生放送
ACL準々決勝第2戦:9月15日(火)20時45分から生放送
http://www.nitteleplus.com/program/sport/afc_champions.html

2015年7月26日

仙台で3連勝

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担当:大重正人

3連勝。しかもすべて1-0の僅少差、そして完封勝利。これまでは逆に落としてきた、際どいギリギリの試合を、粘り強く勝負強く自分たちのものにして、勝ち点をさらに積み上げました。

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「戦いに関しては、落ち着かなかった前半と落ち着いた後半」。吉田監督はまず試合をこう振り返りました。前半は仙台の前線からのプレス、球際の競り合い、セカンドボールで相手が優位に立ち、どちらかと言えばレイソルが自陣で守備をする時間が長く、敵陣へ入ってもなかなかボールを回せない前半でした。ただ後半に入り、レイソルが「敵陣へ入ったら、まず落ち着こう」という監督の指示通り、じっくりと丁寧にゲームのテンポをコントトールし、徐々にリズムをつかんでいきました。

0-0の拮抗した時間が続いた終盤戦。それまで交代のカードを温存していた吉田監督は「相手の出方を窺っていた」とハモンロペス選手投入のあと、太田徹郎選手を投入。「ハモンロペスが入って、ゲームが行ったり来たり、カウンターで持っていかれるような展開をどう落ち着けるか、という理由で太田徹郎を使いました」。そして迎えた87分のCKのチャンスでした。「CKはお前が全部蹴れと監督に言われていました」という太田選手が、それまでキッカーを務めていたクリスティアーノ選手とチェンジ。そのテツのクロスを、クリスがどんぴしゃのヘッド!それまでの戦いぶり、粘り、そしてベンチワーク。すべてが噛みあい、決勝点はレイソルのもとに生まれました。

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ベガルタはセットプレーを得意とするチーム。CKの数で言えば、レイソルの5本に対し、相手は11本ものチャンスがありました。しかしレイソルのディフェンスは今日もゴールを割らせませんでした。終了間際の最後のピンチ、GK桐畑選手を中心に、この写真に写っているすべての選手が声を出し、指を差して、ポジショニングを互いに確認しあっています。声の掛け合い、そして最後の最後まで切らさなかった集中力。3試合連続のクリーンシートはこうして完結しました。

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吉田監督のコメントです。「前後半、そのどちらにも技術的なミスがありましたが、後半は戦術的なミスは少なくなったと思います。後半のミスはポジティブなものだったと思いますが、その技術的なミスがいくつか出たことで、時間が相手に渡ってしまうという残念さもあったが、非常によく相手のパワーに対応し、プレーして、もぎとった勝ち点だと思います。

この蒸し暑いなか、本当にたくさんのレイソルサポーターの声援というのは、この3つめを勝とうという決意を持って臨んだ我々にとってはとても大きなものでした。普段、日立台で受けるものとは違う、ユアスタ、ベガルタのサポーターというのはものすごい圧でくるので、選手達にも試合前にはこのスタジアムで冷静にプレーしていこうという話をしていた。その後でしたから、余計その力は感じました」

戦前、桐畑選手がユアスタについて話していました。「アウェイですけど、このスタジアムの応援はすごくて、屋根で反響するし、ここでプレーしていると自分の気持ちも乗ってきます。ただ、それほど攻められていなくても、「セン、ダイ、レッツゴー!」の歌で、相手は行けるぞっていう雰囲気になるし、逆に自分たちはそこで受け身になったり、押されたりしないようにしないといけない。あの雰囲気は仙台にとっては、僕たちが日立台でやる感覚でしょうね」

そんなベガルタゴールドの大声援に負けない、レイソルイエローの応援が試合前からずっと選手たちを後押ししていました。初のメンバー入りとなったエデルソン選手の応援歌がリピートされ、試合中も変わらぬ声援があり、最後の最後に大きな歓喜に変わりました。監督の感謝の言葉の中にもありましたが、選手にとっても蒸し暑い状況=スタンドも変わりありません。そんな過酷な状況下にもかかわらずホームと変わらない応援が、選手たちを支え、勇気を与え続けてくれました。今回も本当にありがとうございました。体調にはくれぐれもご注意ください。次回は、水曜ミッドウィークのアウェイ湘南戦。4連勝を懸けて、また共に戦い抜きましょう!

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2015年7月24日

明日は仙台で

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担当:大重正人

マリノス、フロンターレを相手に2連勝。ともに1-0という僅少差ながら、エースFWである工藤選手が2試合連続で決勝点をマークし、また相手にボールを長く支配されながらも身体を張った守備で1点を守りきった。これまでは終盤に踏ん張りきれない試合で勝ち点を失ってきただけに、2ndステージで改善してきた面がこうした勝利という結果に現れています。ただ「もちろん守るだけでは限界がある。自分達の時間を少しでも長くしないといけない」と大谷選手もさらなる改善をめざしています。

吉田監督は今日の囲み取材でこう話しました。「これまで色々なことにトライし、コンセプト的なものを頑張ってやろうとした中で、試合の始め方、終わらせ方というところへ神経を傾ける割合が選手によって違ってきたり、勝負どころで何か忘れてしまったりすることがあった。ただ、ここ2試合はゲームの進め方、終わり方に対して、全ての選手が意識して、集中して、ピンチがあっても焦れずに守れている。チャンスがあれば襲いかかるけど、そこへ深入りし過ぎないとか、ごく一般的なことに対しての集中心は高まってきているかと思います。もちろん、まだまだですが」

明日対戦するベガルタは、より守備に強い意識をもつ相手です。3月の1stステージでは、ベガルタが先制したこともあり、レイソルは70%ほどのボール支配率で圧倒しながら、最後の最後でどうしても攻めきれないという試合でした。

吉田監督はベガルタの印象について「やはり堅いですし、あとは後期になってアタックの所にも力を入れていて、野沢とリャンという攻撃力のある2人がいて、またサイドバックの攻撃参加も増えている。前期からあった手堅さに加えて、攻撃に厚みもありますし、クロスに入ってくる人数も多いと思います。そこは要注意、頭に入れておかなければいけない」

3月の試合では、元レイソルの渡部博文選手のセットプレーで失点しました。ベガルタのリーグ戦31得点中、13点がセットプレーからのもの。前述の野沢選手、リャンヨンギ選手はリーグ屈指のプレイスキッカー。そこに渡部選手、そして同じく元レイソルの鎌田選手が飛び込んでくるでしょう。不要なファウルを避け、また集中力を切らせないことは、これまで2試合同様、非常に大切です。

また、期待の新加入、エデルソン選手の出場登録も今日無事に完了しています。背番号は正式に「11」となりました。まだ合流して2週間弱ですが、チームメイトの顔や名前も覚え始め、「早くチームに順応したい」と前向きな姿勢を見せています。デビューはいつになるのか、ワクワクが止まりませんね!

明日はユアスタで19時キックオフ。ここ2戦の流れをさらに加速できるよう、変わらぬご声援をお願いいたします!

2015年7月23日

タニとユキさん

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担当:大重正人

今日、大谷秀和選手がサッカーダイジェストの取材を受けました。スポーツライター二宮寿朗さんによるノンフィクション連載「求道者の詩」です。

ピアノで昼食を摂っていたタニに声をかけると「昨日、ユキさんから電話あったよ!二宮さんの取材受けるんでしょって。二宮さんはすごく信頼できるライターさんだからって」。

ユキさんというのは、2006年から2007年までレイソルに在籍していた佐藤由紀彦さん。タニが尊敬する人として名前を挙げる大きな存在です。その電話の件を二宮さんに伝えると「ユキちゃんは、そういうことができる。やっぱり凄いなあ」と感動されていました。

今回のテーマは、ACL。2013年に深い悔しさを残した広州戦について、累積警告と怪我で出場できなかった後悔と、そして再戦叶った今夏の戦いに向けて語りました。

「今、新しいサッカーに取り組んでて、昔からタツさんのサッカーを知っている若手に話を聞いたりもします。自分が若かったころ、キタジさん(北嶋秀朗選手)やユキさんが若手に話を聞いて成長しようとしていた気持ちが、今になってよく分かるんです」

タニのノンフィクションはACL広州戦直前の8月13日に発行予定です。また今号には、偶然にも佐藤由紀彦さんの今、FC東京普及部で新しいキャリアを進んでいる記事もあります。ぜひご覧ください!

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2015年7月20日

今季初の連勝!

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担当:河原 正明

アディショナルタイム3分が過ぎ主審の笛が3回鳴ると同時に、日立台が大いに湧き上がりました。明治安田生命J1リーグ2ndステージ第3節、川崎フロンターレ戦は1-0で勝利。待ちに待ったリーグ戦での連勝です。

関東地方が梅雨明けした今日、日中は35度近くまで上がった気温も夕方には少し落ちついた中で試合開始。両チーム中3日の3連戦目でしたが、立ち上がりから攻守が目まぐるしく変わる展開になりました。

チームを救ったのは生え抜きの2人。まずは桐畑選手。立ち上がり川崎のエウシーニョ選手のシュートに始まり、大久保選手のシュートをブロックするなど何度もシュートを浴びながらもゴールにカギをかけ続けます。

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後半も森谷選手のフリーキックを片手で弾き、再び大久保選手、そしてレイソルユース時代の旧友・船山選手の絶好機には果敢な飛び出しで得点を与えず。これでマリノス戦に続く2試合連続で完封勝利です。
試合後殊勲の背番号1は「ゴールキーパーにとってゼロ(失点)は嬉しいですが、自分一人の力ではないです。何よりも日立台で勝てたのが一番嬉しい!」とまさに破顔一笑でした。

守りのヒーローが桐畑選手なら、攻撃で輝いたのは工藤選手。前半15分、左サイドを駆け上がった輪湖選手から武富選手、そして茨田選手のパスをクリスティアーノ選手がワンタッチで小林選手に返すと、相手DFラインのスキを狙い済ましたラストパス。受けた工藤選手が冷静に相手ゴールキーパーの股間を抜いてゴールをゲットしました!

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「いい形で(小林)祐介がボールをくれたので、あとは落ち着いて1対1を決めることができました」後輩からのアシストパスに感謝をしていました。

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そしてこのゴールは、柏レイソルのクラブ個人記録を塗り替える1点になりました。J1通算53得点、かつて背番号9を背負っていた先輩・北嶋 秀朗氏(現:ロアッソ熊本コーチ)の52得点を抜き歴代1位となりました。
記録に並んだマリノス戦から4日後に記録更新。ゴール後には胸のエンブレムを叩くパフォーマンスを見せたことについては「北嶋さんに敬意を表してやらせてもらいました。『早く超えろ』と言われていたのでたぶん『遅い!』と言われると思います(笑)」。
今季最高の14,055人の来場者が集まる中でしっかりと結果を出した工藤選手。仲間がつないだボールで「偉大な先輩(工藤選手)」の背中に追いつき、追い越しました。「いつかはレイソルの背番号9といえば工藤と言われるように」なるために。まだまだゴール探求の旅は続きます。


今日はクラブスポンサー アメリカンファミリー生命の「Aflacデー」。アフラックダックとブラックスワンが来場、試合を盛り上げてくれました。試合前のAflacブースも大盛況で、長くお待たせしてまったサポーターの皆様にはご迷惑をおかけしました。

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そして今日は試合前にアカデミーの壮行会も行いました。U-18は22日から群馬県で行われる「第39回日本クラブユース選手権大会」、U-15は8月に北海道で行われる「第30回 日本クラブユース選手権大会」に出場します。そしてU-12は5月に行われたチビリンピックで優勝、大きく重いトロフィーを持って場内一周をしました。おかげさまで 今年もたくさんのサポーターの皆さんの前で決意表明することが出来ました。夏休みに全国で戦うアカデミー選手たちへのご声援をお願いします。

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今日も多くのご声援をありがとうございました。今週土曜日の仙台戦、と来週の水曜日の湘南戦と2試合連続でアウェイでの戦いになります。この勢いを持ってしっかりと勝ち星を。引き続き応援よろしくお願いいたします!

2015年7月18日

明日は川崎戦

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担当:大重正人

苦しみながらも、工藤選手のゴールを懸命に守りぬいて、水曜のマリノス戦でリーグ戦3試合ぶりとなる勝ち点3をつかみとりました。その勢いを今度はホーム日立台で加速させたい、明日日曜日のナイトゲームで川崎フロンターレを迎え討ちます。4月の1stステージでは、セットプレーから先制を許しましたが、そこから怒涛の反撃。武富選手のすばらしいターンからのドリブルシュートが決まり、1-1で後半へ。

そこからは相手の背後をすばやく突くカウンターが光り、右サイドキムチャンス選手を起点に工藤選手が2ゴール。さらにクリスティアーノ選手のカウンターも決まり、4-1の快勝。「とても手ごたえを感じた試合だった」とのちに吉田監督も振り返る好ゲームでした。

ただ監督は「その時のように上手くいくとは誰も思っていない。我々は派手ではなく、したたかにゲームを進めなければいけない。川崎はレナトが移籍したが、日本代表や代表候補など良い選手が多くいるし、戦力がダウンしたとは受け取っていない。冷静に『フロンターレ』というチームと戦うという頭に入れて戦わないといけない」と手綱を緩めません。

互いに攻撃的なサッカースタイルを打ち出す両軍の対戦。Jリーグ公式サイトのバナーにも「攻撃スタイルが火花を散らす 激戦必至の熱帯夜」というコピーが銘打たれています。またデータにも表れています。レイソルのパス数は1試合平均で597.5本とリーグ2位ですが、川崎はそれを100本近く上回る691.1本と圧倒的な数字です。川崎のドリブル数は2位、ゴール数も3位と、その攻撃性を示しています。
(マッチデープログラムのデータもご覧ください)
http://www.reysol.co.jp/fan/download/mdp/Vitoria286.pdf

一方でクロス数は10.3本でリーグ最少、レイソルも13.4本で15番目と双方クロス本数は多くありません。しかし、川崎の得点パターンを見ると意外な事実も。クロスからの得点が35点中11点を占め(31.4%、レイソルは25点中5点で20%)、パターン分類別では最多です(セットプレーで8点、スルーパスから5点、ドリブルから4点)。これは推測ですが、クロス自体は多くなくとも、完全にサイドを崩して中央での決定機を作り出している、クロス自体の正確さ、またFW大久保選手の決定力も起因しているかもしれません。クロスが少なくとも、クロスから点を獲れるチーム。レイソルにとっては、中央を抑えつつ、サイドの守備も非常に重要となりそうです。

前節完封勝利のGK桐畑和繁選手、そして川崎の船山貴之選手は、同じ1987年生まれ。そしてレイソルユースの出身です。船山選手は小学生からレイソル、キリは高校からレイソルのユニフォームを着ました。ただキリにとって船山選手は「僕らの世代の千葉県の少年サッカーで、本当にスーパースターでしたから」。市内のクラブチームのラッセルにいたキリにとって「もっとも倒したかったレイソルにいた船山君」という強敵でありライバルでした。その2人が違うキャリアを進み、そして10年目。もし2人とも日立台のピッチに立つようなことがあれば、古くからのアカデミーサポーターの方にとっては、また一つ忘れられない出来事となるでしょう!そんな見所もひとつ興味を持っていただいて、明日の川崎戦への応援をよろしくお願いします!

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2015年7月16日

三ツ沢で勝利!

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担当:大重正人

「どうしても欲しかった勝ち点3を文字通りチーム一丸となって獲ろうと臨んだ試合でした。取り組んできたことを選手たちがすべてピッチで表現してくれようとした結果です。こういう勝ちきる姿勢、パワーを出して戦ってくれた」。吉田達磨監督は、今日の試合を戦い終えた選手たちをこう称えました。

前半28分、CKを得ると、クリスティアーノ選手の鋭いクロスは、キムチャンス選手にどんぴしゃ。キーパーを襲うヘディングシュートがこぼれ、ここに詰めたのは工藤選手と武富選手。左足で押し込んだクドーのゴールは、J1通算52点目。憧れであり、背中を負い続けてきた背番号9の大先輩についに肩を並べました。

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「これでキタジさんのゴール数に並びましたがまだ並んだだけですし、常に超えたいと思って毎試合頑張ってきたし、また超えられた時に違った感情が生まれると思う。こぼれ球からのごっつあんゴールだったけどとても嬉しいです。自分を含め、相手のプレッシャーを受けてミスが出ることもあったが、ミスをしてもチームのために走る、戻る、ボールを奪い取るというところをチーム全体で見せられたと思う。また今日もアウェイまで駆けつけてくれて、勝利を待ち望んでくれていたサポーターのためにも今日の一勝は大きいと思います」

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その前の24分、レイソルの左サイドを突破され、完全に崩されての齋藤選手のシュート。これをGK桐畑選手が右手一本でかき出しました。マリノスのこの日1本目のシュート、間違いなく大きな大きな決定機でしたが、これをキリがストップ。その直後にクドーの先制点が生まれたわけですから、このシュートを止めるか入るかで、試合はまったく違う結果になっていたかもしれません。

後半からマリノスはアデミウソン選手を投入し、サイドから中央からレイソルを激しく攻めたてました。なかなか反撃につなげられず、防戦を強いられましたが、ここからのレイソルの守備と集中力は本当にすばらしいものでした。レイソル加入初出場の今井智基選手は、本来とはまさに反対側の左サイドのアタッカーポジションでの起用でした。そこで相手の右サイドを止める役割をしっかり果たしました。何度も何度もボールを跳ね返し、あわやの場面もキリが身体ではじき返し、ついにゴールを守り切りました。

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ゴール裏へ足を運び、今日も心強かったサポーターの応援への感謝。昨シーズン終盤以来となるレッツゴーカシワの音頭でした。ヒーローインタビューの依頼を告げると「オレ?ヒーローじゃないよ」と謙遜か照れ隠しか、そんな返事でしたが、いざインタビューとなると、やはり彼の言葉には力が詰まっていました。「今日は柏レイソルが上に行くためには今日がすごく大事な試合で、そこで自分を使ってもらって、貢献できたかどうか分からないけど、この場にいられたことがすごく嬉しいです。やっぱり一番気持ちが大事だと思うので、どんな時も下を向かないで頑張っていきたいです。

絶対に勝ちたいという気持ちで相手を上回ること、何があっても下を向かないこと。これができれば自分たちは勝てるということをみんなが知っているので、その気持ちを持って今日ここに来ました。レイソルサポーターのみなさん、今度は日立台でしっかり勝つので、テレビでもスタジアムでも、また皆で勝利の歌を歌いましょう!ありがとうございました」

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エースのゴールを、全員守備で守り切って、相手に押し込まれはしましたが、大きな大きな勝ち点3を全員でつかみ取りました。ただ喜ぶ間は少しで、早くも週末日曜にはホームでフロンターレ戦です。チケットの売れ行きも好調で、また日立台はすばらしい雰囲気となるはずです。今度はホームでサポーター皆さんに勝利を。今後ともご声援をどうぞよろしくお願いします。

2015年7月14日

横浜へ

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担当:大重正人

2ndステージ開幕から、7月はミッドウィークの試合が組まれ、月末までに19日間で5試合が組まれるタイトなスケジュールです。明日はアウェイ三ツ沢でのマリノス戦、選手たちは午前のトレーニングを終えて出発しました。鳥栖戦ではいい試合の入り方に見えましたが、鈴木選手の負傷交代から、セットプレーやカウンターで自ら失点を招くような前半に終わってしまいました。

ただ、0-3から1点差にまで迫った後半については、ゴール前へ入っていくということをしっかり求めた吉田監督はその選手たちの姿勢について「すごく前向き。行かなきゃダメだし、どうしても自分たちがプレーできる時間が長くなってくると、自分のところでボールを失ってはいけないと恐れてしまうことがあるが、それを気にする必要はない。そこで再び相手に襲い掛かれるような、もう1回切り替えて守備に回れるようなミスであれば。当然いくらミスしても構わないということではないが、守備に切り替えようのないミス、リスク管理のしようがないミスでなければいいと思っています」

もちろんボールを大切に保持することは重要ですが、それだけではサガンやマリノスをはじめ、相手の堅い守備を陥れることは簡単ではありません。アグレッシブさや大胆さも時には必要でしょうし、そこでボールを失っても、攻撃から守備に切り替えて奪い返しにいく。相手の苦し紛れのクリアを引き出し、もう一度マイボールにして攻めていく。それを繰り返すことで、相手を押し込んでいくこともできるでしょう。サガン戦の後半はそんな前への圧力が出せていましたし、そこから相手のファウルやハンドを誘って、セットプレーから2点を返しました。

一方で流れの中でゴールが少ない印象があり、その打開策は?という質問が吉田監督に向けられましたが「シュートを打つこと、詰めること、落ち着くこと。得点自体が少ないチームではないし、点を取りに行く形がないわけではないが、ちょっとそこを忘れているので、それを取り戻したい」。首位の浦和レッズ相手に19本のシュート。ちょっと参考にはならないかもしれませんが、今季初戦のACLプレーオフでは延長含めて47本ものシュートを放ちました。

失点が多いなかで守備も疎かには攻撃のバランスを見出すのは難しいところですが、その両方を大事にして、90分走り続けて、何とか相手を上回る戦いを見せなければいけません。いい流れの時にゴールを決め切り、悪い時間帯には懸命に防ぐ。それを90分、全員がやり通す。攻撃にも守備にも、前向きに果敢に戦う選手たちを明日応援したいと思います。

最後に、本日チケット残席を更新しましたが、7/19のフロンターレ戦の指定席はほぼ完売しています。まだ柏熱地帯は残席がありますので、どうぞお早めにローチケでお買い求めください!
http://www.reysol.co.jp/ticket/next/#0719

2015年7月13日

柏から。柏へ。

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担当:大重正人

今日は移籍のリリースを2件お知らせしました。
まずは、レイソルU-18所属の伊藤達哉選手が、ドイツ1部・ブンデスリーガのハンブルガーSVに移籍することが決まりました。小学4年生からレイソルアカデミーでプレーし、以来9年目。166cmと大柄ではありませんが、切れ味鋭いドリブルで仕掛けていけるサイドアタッカーです。昨年のU-17チームで参加した『アル・アイン インターナショナル ジュニア チャンピオンシップ』で準優勝し、大会MVPにも選ばれました。この大会でハンブルガーに2-0と勝利、その活躍が相手チームの目に留まったのがきっかけでした。写真は当時のキャプテン、中山雄太選手との2ショットです。

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ハンブルガーの公式サイトにも紹介されています。
http://www.hsv.de/nachwuchs/meldungen/juli-2015/ein-japaner-fuer-den-nachwuchs-hsv-verpflichtet-tatsuya-ito/

「柏レイソルでジュニアから育てて頂いて、このたびドイツのハンブルガーSVに移籍することになりました。柏レイソルにはサッカー面でも人間面でもご指導頂き、本当に感謝しています。ドイツに行って活躍することが柏レイソルへの恩返しになると思っています。ドイツで必死に頑張って活躍するので、これからも応援宜しくお願いします」。トップチームには今季から酒井高聖選手も所属、また同じドイツのハノーファーには酒井宏樹選手もいます。心強い先輩とともに、ヨーロッパの大舞台で大きく輝くことを期待しています!

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旅立つ者いれば、来る者あり。ブラジル人、エデルソン選手の新加入を発表しました。2013年のブラジル全国選手権1部で34試合21ゴールで得点王に輝いた、サッカー王国ブラジル屈指のストライカーです。昨季からはUAEリーグに移り、こちらでも26試合14ゴール。すばらしい実績を残し、そして次の戦いの場を日本へ、そして新天地を柏レイソルに選んでくれました。

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昨日来日し、今日はさっそく16時のトレーニングに参加。ピッチでは練習前にチームメイトにあいさつ。ちょっと声が小さめで、シャイな性格なのかもしれませんが、クリスティアーノ選手やエドゥアルド選手と談笑するなど、心強いブラジルの仲間もいます。ウォームアップからパストレーニング、そしてダッシュなど、精力的にメニューをこなしました。日本人選手たちからは「すごく真面目な選手だね」という声もあり、その練習での姿勢に、早くも感じるものがあったようです。

練習後には会見に臨みました。
「日本という国が教育面などで良いという印象を持っていますし、自分がサッカーをする上でも落ち着いてできる。そして環境面でとても整っている国。この2つの理由で日本でプレーしたいというのが夢として自分の心にありました

日本に来る前に自分自身でもインターネットでレイソルの情報を調べていました。過去の試合、クラブワールドカップでネイマールがいる時のサントス戦のビデオも見ました。また、レイソルでプレーしていたクレオ選手とも交流があり、いろいろ聞いていました。そういった面でも代理人の方から話が来た時に迷わずここでプレーしたいと思いました

幸運にも今までプレーしてきたチームでは、ゴールという形で貢献することができました。日本でももちろんシュートを決めるというのもありますが、レイソルのチームの一員としてアシストなど陰ながらのプレー、支えていけるプレーもできたらと思っています」

また初練習で感じたレイソルの印象についても「今日のトレーニングですごく良い印象を感じました。選手、スタッフ、監督、フロントも含めて皆さん快く迎えてくれましたし、なおさら自分がここで戦わなければいけないという気持ちが強くなっています。レイソルのサッカーは前へのアタックが強み。このスタイルでタイトルを獲得するだけの力、質は持っているチームだと思っていますので、自分も少しでも早くチームに溶け込んで、本領発揮できればと思います」と答えてくれました。

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ニックネームは?という質問には、ちょっと照れた表情で「特別にはないので、エデルソンと呼んでください」。そしてサポーターの皆さんには「私自身がピッチ上で全力を尽くすこと。そして勝利と勝ち点3を取らなければいけない。それを見ていただいて応援していただければと思います」と意気込みのメッセージを送りました。また練習見学やファンサービスにて、ぜひエデルソンに会いにきて、激励をいただければと思います。

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2015年7月12日

2ndステージ初戦飾れず

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担当:大重正人

1stステージを終え、中断期間での立て直しを図り、2ndステージ初戦での好スタートを目指した鳥栖戦。後半戦に大きな期待を寄せていただき、試合前にはHitachi Dayイベントでのコレオグラフィーですばらしい日立台の雰囲気を作ってくださいましたが、前半の失点が大きく響き、反撃はあとわずか及びませんでした。

立ち上がりは、レイソルらしいパスワークとポジショニングで相手を押し込み、またセンターフォワードに入った工藤選手のチェイシングから、すばやい守備への切り替えで奪い返し、いいリズムに試合に入ったかにみえました。しかし1本のセットプレーで失点。吉田監督は「セットプレーでの10失点目。多すぎますし、修正してきていて、CKからのセットプレーっていうのは危なげなくなってきていた所での失点。少し被ったというかボールが目測を誤って、ボールが間に落ちてしまったんですけれども、そういった所も含めて修正をするというか、もう1度見直さないといけない」

取り組んできたことが発揮できなかったことへの気落ちがあったかもしれません。さらに前半には、鈴木大輔選手が接触からの着地で左足をひねり、17分に負傷退場。この日復帰戦の近藤選手が右CBに入り、左CBには急遽エドゥアルド選手が出場。さらに31分にはGK菅野選手が打撲負傷で交代し、この日ベンチ復帰した桐畑選手も急遽出場。そんなアクシデントが重なるなか、それでもやってはいけないミスからのカウンターを受け、前半だけで合計3失点。

(吉田監督)「ミスをしても何をしても、とにかくディフェンスラインには1個前に入っていけ、サイドを高く上げていけと。何人かポジションも少し変わり、とにかく出て行こうと」クリスティアーノ選手がセンターフォワードに入り、最終ラインは秋野選手が下がっての3バックに。右のキムチャンス選手、左の輪湖選手は1列高い位置へ。システムを変更し、このままは絶対に終われないというレイソル選手たちの気迫が、ようやく反撃の勢いになって現れました。その中心になったのは、クリスティアーノ選手。

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「あのコースに蹴れば入るという自信があったし、力強く蹴った」という直接フリーキックでその気持ちをゴールという結果に表し、スタジアムの、サポーターの雰囲気にもう一度火をつけてくれました。89分にはPKを決め、直後にはヘディングシュート!惜しくも左ポストにあたり、リバウンドに詰めたエドゥアルド選手のキックも無情にもバーの上でした。0-3からの同点、逆転はならず、失意の思いもあったでしょうが、それでも彼が試合後に話してくれたことは、今のレイソルに一番必要なことかもしれません。

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「前半が終わった時点ではチームの気持ちも落ちていたが、後半に向けて戦う気持ちを持って、前向きに戦った。技術だけではなく、心のこもった試合というか、常に意思を持って戦うことが大事。常に100%を出すこと、ブラジルでは『心を足にもっていく』という言い方をするが、その気持ちを持って戦った。自分は練習から負けたくないし、ジャンケンですら負けたくないですから」

この試合に懸ける気持ちと期待が大きかったからこそ、なかなかこの結果を受け入れるのは難しくもありますが、倒されても突進するクリスのように、またエドゥーが前線に上がったりと、なりふり構わずゴールへ迫り来るプレーを見せた選手たちを、後半戦もどうかサポートください。今日も大きな声援を、後半も変わらずご声援いただきまして本当にありがとうございました。

2015年7月10日

J1再開!

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担当:大重正人

6月27日の甲府戦で1stステージが終わり、明日7月11日から2ndステージが開幕するJ1リーグ。ここまで4勝6分7敗の勝ち点18、順位は14位。選手、スタッフたちにとって、到底、満足できる内容でないことは言うまでもありません。この2週間、試合のポイントをビデオで見返し、これまでの分析と反省をおこない、本来めざしてきたサッカーに立ち返り、大きく声を出して互いに要求しあいながら、トレーニングを行ってきました。

吉田監督はこの期間を次のように振り返りました。「まず休む、切り替えるということ。あとは自分達の1stステージの振り返り、見直しをして、ピッチの中でいかに無駄なことをしてきたか、無駄な時間を過ごしたかということを一旦、整理した。そして基本的には基本への立ち返りというか、どうプレーを構築していくか、それぞれの局面において自分達がどういう事を目指し、自分達の指標において行動を起こしていくかということをメインにして、トレーニングしてきました。

選手への手応え、チームの手応え、選手の姿勢はいつも感じていて、それを感じなかったことはここまでなかった。ただ、それが結果に上手く繋がらない、本当にひょんなことで失点をする、負けていく。自分達の手の中にあったものを、少しずつじゃなくて1回でこぼしちゃうっていうことを何試合かやってしまった。それを修正するには、もう選手の姿勢というよりは、ピッチの中の集中度や、集中はしているけど、お互いがその集中をさらに掛け合わせていくというような作業だと思いますので、そこの作業をもう1回、自分たちはやらなきゃいけない。

基本的には自分達の内側から崩れていった試合がほとんどだった。崩れていったというか、崩れたポイントがいくつかあったという試合がほとんどだったので、その内側を修正しようというのが中心でした」

再開緒戦で対戦するサガン鳥栖。4月のアウェイゲームでは先制しながらも、セットプレーからエース豊田選手にヘッドを許し、同点に終わりました。まさにそこが鳥栖のストロングで、チーム22点中12得点が豊田選手のゴール。また22点中12点がセットプレー絡みと、非常に特徴的です。藤田選手のプレイスキックやロングスローには警戒が必要です。逆にセットプレーの失点が多かったのがレイソル。戦術的なところ、前述の監督の言葉のように集中力や、その集中を掛け合わせるための声掛けや連携で改善できることもあるでしょう。この期間の成果を結果として出したいところです。

もちろん攻撃的なスタイルを打ち出してきたレイソルが、オフェンス面でもどんな積み上げを見せられるか。1stステージでのパス本数はリーグ2位、ボール保持率も2位。パス成功率は3位(すべて1位は川崎)。新たに取り組んでいるサッカーの形や変化は、こうしたデータにも現れています。ボールを支配しこれをいかにゴール増加、失点減少、なにより「勝利」につなげていけるか。ガンバ戦に続く「日立台連勝」を届けてほしいです!

明日は「Hitachi Day」として開催されます。試合球やサイン入りレプリカが当たるプレゼント抽選会、また野球場では『レイソルボールパーク Presented by Hitachi』にて大人からお子さんまで楽しめるサッカーアトラクション、また応援イベントとして日立グループおなじみのCMソング「この木なんの木」の合唱(18:45頃)、また「コレオグラフィー」ではメインスタンド・バックスタンド・柏熱地帯のホームエリア全体で柏レイソルのユニフォームデザインを表現します。選手入場の直前(18:55頃)に一斉にパネルを掲げ、選手たちを後押しする最高の日立台を創り出しましょう!お早めのご着席にてご協力をお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013718.html

2015年7月 4日

TM仙台大学戦

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担当:大重正人

先週6月27日にJ1-1stステージが終わり、2週間のインターバル。来週11日の2ndステージに向け、レイソルは今週トレーニングを行い、今日は仙台大学とトレーニングマッチに臨みました。前半は、この今季前半戦で多くの試合に出場してきた選手たちが先発。大学生相手ではありましたが、ボールをつなぎ、敵陣に相手を押し込む時間が長く続きました。輪湖、キムチャンスの両サイドバックも深く攻め入ります。

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ガンバ戦で待望の復帰を果たした近藤直也選手が、CKのチャンスからヘディングで2ゴールを決める活躍。その前に1本惜しいヘディングを決められなかっただけに、その直後にしっかり捕え、しかも2本も決めるというのは、さすがの仕事ぶり。復調の気配を見せてくれました。後半は多くの選手が入れ替わり、1点を返されましたが、太田選手が1点を取り返し、90分で3-1の勝利となりました。

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この前半戦の反省をどう改善していくか。その一つ、コミュニケーションや声出しについては、自然とできなければいけないところではありますが、鈴木選手や菅野選手の声が反対側のゴールサイドにいても聞こえてくるほど。「しゃべれ、しゃべれ!」という掛け声もありましたし、チーム全体としてという声を出し合おうという意識が強く変わったと感じました。前半途中には吉田監督からも、もっとテンポを上げろと相当に強い檄も飛び、チームとして全体的に強い要求や高いテンションで戦う姿勢が見られました。

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今週、アルディージャからレイソルへと移籍してきた今井智基選手も、さっそく後半から出場。右サイドバックとして45分間プレーしました。「ミーティングで言われたことを忠実にやろうと思っていました。裏へ出るタイミング、守備のポジショニングなど、基本的なところはしっかりできたと思います」。今日で合流3日目、レイソルのサッカーの中で周りとの連携に注意しながら、まずは守備を大事にしてプレーしているように見えましたが、時間が経てば持ち味である攻撃参加も見せ、得点のにおいを感じさせるクロスも何本か放ちましたが「得点にはつながらなかったので、まだですね」。持ち前の明るさでチームへの溶け込みは早そうですから、これからますまず自分を出して、レイソルに新しい風を吹かせてくれそうです。