2016年5月 5日

甲府戦

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担当:大重正人

ディエゴ選手の2ゴール、守っても90分無失点でしのぎ切って、これでリーグ戦5連勝。勝ち点を18に伸ばし、首位浦和の22点(1試合未消化)、川崎の21点、鹿島の20点に続く4位の座を守り、上位にまた接近しました。そしてこれで5試合連続完封、これはJ1制覇した2011年の4試合連続を上回る、クラブ新記録となりました。

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前半の早い時間に先制。後半に追加点を挙げ、その2点を守り切る。「いいゲーム運びができた」と下平監督が振り返る通り、理想的な展開ではありました。しかし立ち上がり、甲府の激しいディフェンスから押し込まれ、そしてペナルティエリア付近でファウル。嫌な位置だと誰もが思ったことでしょう。甲府のキッカーはクリスティアーノ選手でしたから。GK中村選手の指示で壁を作り、なんとかゴールを阻もうとジャンプ。大きく曲がり落ちるシュートは枠に当たり、ボールは弾かれ、レイソルは救われました。

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そして12分。自陣のビルドアップからDF中山選手のくさびのパス。ディエゴ→山中→田中とダイレクトでつながると、左サイドから田中選手がクロス。武富選手のヘディングシュートをGKが弾いたところ、ディエゴ選手が難なくプッシュして先制点を奪います。ただしリードは奪ったものの、その後も一進一退の攻防が続きます。

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ハーフタイムには監督から「いつもよりも守備のブロックが甘い」とゲキと修正を与えられた選手たち。あらためて自分たちのやるべきことを整理し、いい守備からいい攻撃へとつなげていきます。2点目も最終ラインからの縦パスが起点となりました。鎌田選手からのスルーパスを受けた伊東選手が得意のドリブルでしかけます。

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「松橋さんの守備、田中さんがマンツーマンでついてきたり、自分が知られている分、やりにくいところもありました」という厳しい状況ではありました。それでも「相手が3人自分の所に来たので、ディエゴがフリーなのはわかっていた」「自分がマンツーで付かれた分、タケくんがフリーになっていた」と冷静に周囲の状況を把握し、最善のプレーを的確にこなして、ディエゴ選手の2点目へとつなげました。

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甲府には1200人以上のレイソルサポーターが詰めかけ、ビジタースタンドは今日も黄色一色でした。大きな声援の後押しを受けて、今日も選手たちは90分走り続け、勝ち点3を手にすることができました。来たる日曜日は、川崎フロンターレ戦です。週末も日立台へお集まりいただいて、最高の雰囲気のなか、目下2位の強敵フロンターレを迎え撃ちましょう。今日もご声援ありがとうございました。

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