2016年6月 3日

日曜日は鳥栖で決戦

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担当:大重正人

あさっての6月5日日曜日、ナビスコカップのグループステージ最終節・サガン鳥栖戦に、ノックアウトステージ(決勝トーナメント)進出を懸けて戦います。レイソルはここまで2勝1分2敗で勝ち点7。現在7チーム中4位につけており、上位2位までに入ればグループ突破となります。

2012シーズンから、ナビスコカップの予選方式が7チームに分かれてのリーグ戦となり、ACL出場4クラブがシードされるようになりました。以降、レイソルは4年すべてで決勝トーナメントへ進んでおり、5年連続の準々決勝進出が懸かっています。2012、2013、2015はシード、2014年はグループリーグ最終戦で徳島を4-1と破り、勝ち抜けを決めました。

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レイソルが戦うBグループは大混戦。試合がなかった第6節の結果次第では、予選突破の可能性が非常に厳しくなるおそれもありましたが、他チームの3試合すべての結果がレイソルにとって追い風となりました。ここまでの順位を整理すると

1位:川崎(勝ち点8、得失+4)→全日程終了
2位:仙台(勝ち点8、得失+1)→仙台vs横浜
3位:横浜(勝ち点8、得失±0)→仙台vs横浜
4位:柏(勝ち点7、得失+1)→鳥栖vs柏
5位:新潟(勝ち点7、得失-4)→福岡vs新潟
6位:福岡(勝ち点6、得失±0)→福岡vs新潟
7位:鳥栖(勝ち点3、得失-2)→鳥栖vs柏

レイソルは、最終節勝利が絶対条件です。引き分けも許されません。勝ち点10に伸ばさなければいけません。
1位の川崎は全日程を終えており、勝ち点は8のまま。勝ち点8で並ぶ仙台と横浜が直接対決のため、どちらかのチームが必ず勝ち点9以下に終わります。5位の新潟は勝てば勝ち点10ですが、レイソルは得失点差で5点リードしており、優位な立場にあります。

というわけで、この最終節に勝利すれば、グループ突破濃厚の大きなチャンスが巡ってきました。「自分たちは、このナビスコカップにも高いモチベーションを持って戦ってきたし、その成果があってのチャンス。これを絶対に活かしたい」。2013年のファイナルでウィナーズカップリフトを果たした栗澤選手をはじめ、レイソルの選手たちはタイトル獲得へ常に執念を燃やし、戦っています。

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ここまでの戦いをゴールシーン中心に映像にまとめました。youtubeにもアップしていますので、ぜひご覧いただき、週末への気持ちを高めていきましょう!!

対するサガン鳥栖は、グループ突破の可能性がなくなり、また昨日2日にリーグ戦を戦っての中2日でのレイソル戦。メンバー構成をはじめどういった戦いを挑んでくるか。ただ鎌田選手は「相手どうこうではなく、予選を突破するために、自分たちがこの試合に勝つことだけを考えればいい」とシンプルな言葉で意気込みを表しました。一方で「自分たちが勝ち急がないことが大事。勝ち急いで、ミスをして、カウンターから失点というのは、やってはいけない。0-0でいければ、必ずチャンスが来るはずだから、焦らず落ち着いて戦いたい」。

仮に先行されても90分終えて、相手より1点でも多く獲っていること。準々決勝へとつながる「ラウンド16」、いや決勝戦の気持ちで一戦必勝をめざします。鳥栖のベアスタでのひとりひとりの応援、歌声が選手たちの力になります。明後日も力強いサポートをお願いします。

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