2016年11月26日

ユウタ取材&ワコ誕生日

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担当:大重正人

https://www.instagram.com/kashiwareysol_official/
オフィシャルインスタグラムでもご紹介しましたが、24日の木曜日、日立台が真っ白になりました。秋を通り越して、一気に冬がやってきたような降雪の日となり、みなさんも大変驚かれたことでしょう。当日の練習は午後に時間を移しましたが、それでもまだ雪降りやまず、雪の上でボールを蹴りあう本当にめずらしいトレーニングになりました。選手たちはその状況を逆に楽しむかのように元気よく活発にゴールをめざしました。

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その当日、中山雄太選手の「U-19日本代表 アルゼンチン遠征メンバー」入りの報が届きました。10月のアジア選手権をチームの大黒柱として制し、5大会ぶりのU-20ワールドカップ出場、世界への扉を開きました。華々しい脚光はゴールを決めたアタッカーたちに譲ったようなところもありますが、一方でメディアの方からは高い評価を受け、また注目をいただいていて、実際に今いちばん取材を受けているのがユウタです。

24日木曜発売のサッカーマガジンには、代表のチームメイトと並んでのインタビューがすでに掲載されました。30日の代表合流までに、テレビやWEBサイトのインタビューを受ける予定です。公開日時が決まりましたら、随時お知らせいたします。

そして12月2日(金)の23時から、NHK-BSで放送される「ぼくらはマンガで強くなった」という番組にもユウタが登場しました。大きな人気を集める名作マンガをとりあげ、その作品が大好きだったり影響を受けたりした著名人が愛する作品について語る番組。レイソルサポーターにはおなじみ、日立台がモデルとなった「ジャイアントキリング」の特集回です。
http://www4.nhk.or.jp/boku-man/

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サッカーキングのN3インタビューで「試合前にジャイキリを読んで、気持ちを高めてから試合に向かいます」というコメントがあったので、すぐにユウタに取材を頼みました。「2つ必ず読む、大好きな場面があります」というページを紹介し、その思いを話しました。さらに監督が主人公ということで下平監督も取材を受け、コメントも紹介されます。また10月のファン感謝デーの「ジャイキリスタジアムツアー」や「ジャイキリカレーパーティー」に参加された方はお気づきかもしれませんが、その模様も撮影いただき、ご紹介されると思います。12月2日、また7日の19時から再放送もありますので、ぜひご覧ください!

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チームは、明日14時から明治大学とのトレーニングマッチ、練習グラウンドでおこないます。つづく翌週翌々週にもトレーニングマッチの予定がありますし、U-18プレミアリーグのラスト2試合、12月4日15時の市立船橋戦、12月11日13時から、ともにスタジアム開催です。寒さが増してくる時期ではありますが、ぜひ日立台までお越しいただき、サッカーに触れていただければと思います。

最後に、今日11月26日は、輪湖直樹選手27歳の誕生日でした。バースデーケーキ、クリスによる手荒いバケツシャワー、そして多く詰めかけたサポーターの皆さんからのプレゼントでお祝いをいただきました。おめでとう、ワコ!!

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2016年11月19日

今週は

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担当:大重正人

昨日、2つ大きなお知らせがありました。まず山中亮輔選手の横浜F・マリノスへの移籍が決定しました。柏第五小、柏第二中、柏南高の出身と、生粋の柏っ子。日立台にほど近いエリアで成長し、小学4年生からレイソルU-12に加入。以来U-15、U-18と着実にキャリアアップしてきました。高校1年生時には当時のネルシーニョ監督の抜擢を受け、早くもトップチーム登録され、2011年のJ1優勝やクラブワールドカップを経験したメンバーの一人でもあります。

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プロ2年目にはリーグ戦10試合に出場。ナビスコと合わせた5月から6月にあった広島3連戦。当時のチャンピオンチーム屈指のウイング、ミキッチ選手と互角以上に渡りあい、果敢に1対1を仕掛け続けた戦いは、ヤマのキャリアにおけるハイライトのひとつでしょう。ジェフへの期限付き移籍を経験し、また年代別代表の常連として、この夏のリオ五輪出場は彼の悲願でもありました。

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今年1月のアジア予選でも不動の左サイドバックとして本選出場にも大きく貢献。さあ今年こそレイソルで!というところで故障があり、何とか調子を上げてきた4月30日の神戸戦で待望のレイソル初ゴール。試合出場を重ね、さあここからというところでしたが、5月8日の川崎戦の終盤に筋肉を痛め、涙ながらに担架で運び出される光景が目に焼き付いて離れません。必死のリハビリも叶わず、仲間たちをリオへ送りだす立場に。またアカデミーの後輩、自分より若い選手たちがピッチで躍動する中、焦りもあったことでしょう。このままではいけない。今回スクール時代から約13年を過ごした日立台を離れるという大きな決断をしました。レイソルを離れるからには、その覚悟をぜひともピッチで見せてほしい。そして少しでもケガのないように。そう願って送りだしたいと思います。

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そしてJリーグから、今年の優秀選手賞33名が発表されました。レイソルからはクリスティアーノ選手が2度目の、そして中村航輔選手と中谷進之介選手は初の受賞となりました。この賞は18クラブの監督や選手の投票をもとに選ばれるもので、実際に対戦した相手から認められて選出されたということは彼らにとって大変誇らしいことでしょう。

これに合わせて、ホームページの「記録ページ」を更新しました。
/club/history/record/
彼ら3人の活躍以外にも、クラブの歴史を塗り替える出来事がありました。まず4月から5月上旬にかけて続いた無失点試合。「5試合連続完封」というのは、2011年に作った4試合連続以来のこと。また「526分連続無失点」というのもクラブ新記録となりました。優秀選手の2人に中山選手を加えた若手選手、また輪湖選手や増嶋選手、鎌田選手という中堅以上の選手たちも加わっての堅い守備があって、苦しかった序盤戦を勝ち進むことができました。

そして、大谷秀和選手が今季J1で20試合に出場し、出場数は通算294試合に。これは、それまでの渡辺毅選手の281試合を超えるクラブ歴代1位となりました。7月23日のガンバ戦では、J1通算1000得点のメモリアルゴールが、クリスの豪脚から生まれました。さらにこの試合でハットトリックを達成し、昨年に続く2度目の快挙に。また8月27日の川崎戦ではディエゴオリヴェイラ選手もハットトリック。リーグ屈指の強敵相手に成し遂げたことだけに、2人の記録の価値はさらに高まったのではないでしょうか。

今年のJリーグアウォーズは、12月20日(火)横浜アリーナで開催されます。現在Jリーグ公式サイトでファンサポーター皆様の観覧募集中です。締め切りは来週25日金曜日となっておりますので、お早目に下記サイトからエントリーください!
http://www.jleague.jp/awards/2016/entry.html

また来季の年間シート、ファンクラブ会員の継続または新規の受付をスタートしています。こちらのページからお申込方法や特典などをご案内しておりますので、ぜひともお手続きをよろしくお願いいたします。
/fan/supporters/

2016年11月15日

ヨネックス新ユニフォーム発表

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担当:大重正人

今日、ユニフォームサプライヤー契約締結のお知らせをお届けしました。これまで2011シーズンからサポートをいただいておりますヨネックス株式会社様と、さらに5年間の契約延長することになり、さらに2021シーズンまでご支援いただくことになりました。

ヨネックスの林田草樹社長からは「弊社は『独創の技術と最高の製品で世界に貢献する』の経営理念に基づき、様々なスポーツ製品の開発に取り組んでおります。『柏から世界へ』をクラブスローガンとしている株式会社日立柏レイソル様と5年間という期間を引き続き共に戦っていけることは弊社にとって大変喜ばしいことであり、信頼関係の証しでもあります。弊社ではユニフォームのサプライを通じて、若々しい魅力的なチームがパフォーマンスを最大限に発揮できるよう全力でサポートしてまいるとともに、柏レイソルの選手、スタッフ、サポーターの皆様とともに、競技の普及・発展および地域振興に寄与してまいりたいと考えております」と温かく熱いご支援のメッセージをいただきました。

また弊社、瀧川社長からも「ヨネックス株式会社様には2011年からユニフォームをご提供いただいておりますが、今回新たに5年もの長期契約をいただくことになりました。トップチームからアカデミーまで幅広くサポート賜り、一定以上のパフォーマンスを発揮できているのもご支援の賜物と感謝しております。今後もヨネックス株式会社様とともに、ファン・サポーターの皆様と喜び合えるよう一層精進してまいります」とさらなるパートナーシップへの感謝の言葉がありました。

さて皆様にご期待と注目をいただいているでしょう、新しいユニフォームデザインですが、1stユニフォームは、今季同様、上・下・ソックスが「黄・黄・黄」とレイソルイエローで統一されたデザインです。特徴や変化といえば、もう一つのクラブカラーであるブラックを増やし、肩口などサイドの部分やソックスがシャープな印象を与えるデザインになっています。

そして2ndは、大きくリニューアルします。上から「ネイビー・ネイビー・ネイビー」、濃紺で統一されたデザインとなりました。そこに背番号や選手名、サイドの部分は黄色を用い、イエローが鮮やかに映えるものになりました。

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ヨネックス独自の機能も搭載。素材は選手から高評価を得ている「ベリークールストレッチマイクロメッシュ」を採用し、キシリトールの優れた涼感効果、高いUVカットによる疲労軽減などの機能を備えたハイパフォーマンスウェアに。また選手たちの意見・要望を取り入れていただき開発された新シルエット「プロスタイル」は、ウェアの無駄なバタつきを無くし、動き易さはそのままに、肩周り、腕周りがよりタイトなシルエットとなる新形状となりました。

レプリカの販売については、今後決定次第お知らせいたしますが、これまでのモデルよりも一回りはタイトなデザインになっていますので、サイズなどご確認の上、ご注文をいただければと思います。サポーターの皆さんには、来年1月には選手たちが実際に着用した姿をお披露目できるかと思いますので、どうぞお楽しみにしてください!

また年間シートご購入の方への特典として、準備しているのが「ユニフォーム型トートバッグ」です。横39cm×縦34.5cmのサイズで、1stのイエローと2ndのネイビーのツートンカラーでデザインされています。中山選手にモデルになってもらいましたが、こちらはイエローで、逆サイドはネイビーとなっています。

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2017年間シートのお申込も先週からスタートしていますのでご継続の方は引き続きのサポートを、年間シートをお持ちでない方はこの機会にぜひ日立台20試合フル参戦できるよう、ぜひお買い求めいただければと思います!お申込方法、特典などの詳細はこちらからご確認ください。
/fan/supporters/associates-big.php

2016年11月12日

終戦

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担当:大重正人

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今日で、今シーズンのすべての大会を終えてしまうことになり、本当に申し訳ありません。1-3の逆転負け。何よりホームのサポーターの皆さんに勝利を届けなければいけない日立台での3連敗。今年、何度もすばらしい試合や勝利を見せてきてくれましたし、輪湖選手の右足からのゴールは非常にきれいでしたが、今日は本当に残念な試合になってしまいました。

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今日の試合について、選手の口から発せられた言葉は『運動量』。両監督からは『モチベーション』という言葉がありました。今週、秋を通り越して冬になったかのような気温が一変して、小春日和というにはちょっと暑すぎる24.6度という気温。ベルマーレの持ち味であるハイプレスやカウンター、攻守の切り替えに対し、レイソルも自分たちのベースである前線からの守備やスピードで対抗しました。ただレイソルの選手たちは「後半途中から足が止まった。運動量が落ちた」と悔やみ、曺監督は試合後の会見で自分たちの運動量や走りへのこだわりやプレースタイルを語りました。その点で、今日ははっきりと相手の方が何枚も上手で、スコアにも現れました。

そして両監督とも話していたのが「モチベーション」。この時期、この大会に向けて、いかにモチベーションを維持し、高めていくかというところの難しさは、どんなクラブにもあるでしょう。レイソルには天皇杯のタイトル、その先にあるACL出場という目標があり、一方でJ2降格が決まっているベルマーレの方が難しい状況だったという見方もあるでしょう。曺監督は「人間はモチベーションが落ちた時、辛い時に何をするかが大事なんだと選手たちに話してきました。今日は仲間、グループとしてそれを見せられたと思う」と自分の選手たちを称えました。

レイソルの選手たちにも大きなモチベーションがあったはずですが、湘南の選手たちはそれを上回るものを自分たちの中に見出して、この日立台で躍動しました。曺監督からサッカーのスタイルについての話があり、相手より走らないと勝てないという信念やスタイルというところで結果が出なかったこともあるが、Jリーグや日本のサッカーが少しでも世界に追いつくためにそれが必要だと信じていて、今日は1cmというか1mmぐらいは近づけたと言えるような、そんな試合ができたと思う。そんな話がありました。

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「これをやれば勝てる」というほどサッカーは簡単ではありませんし、技術戦術体力や精神力、11人の連携、采配をはじめ、いろんな要素があってこそのスポーツ。ただその中で、ここだけは相手に負けない、この部分で相手を上回って試合に勝つ。そんなスタイルやこだわりがベースにはなければいけないでしょう。今日の湘南はその部分やそれ以外の部分でもレイソルを上回っていましたし、レイソルだったら相手のプレスをいなして、ボールを動かし、ゴールを奪うという本来のスタイルが出せなかった。どの部分で自分たちが上回っていくのかというところで足りていなかった。

今日、どちらのサッカースタイルがより明確に観戦いただいた方に伝わったか。攻撃で上回るのか、相手の長所を封じるのか、相手より走るのか。いろんな方法論があると思いますが、ACLやタイトルをめざしていくためには、今以上にスタイルを確立し、いかに自分たちのサッカーを出し切るということにこだわらないといけないのかもしれません。

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今季でチームを離れる稲田康志選手にとっても、今日で公式戦を終えるということはイナにとっても、私たちにとっても、受け入れがたいことでした。試合後、スタンドのサポーターの皆さんへこれまでの応援への感謝を伝えるあいさつがありました。これだけレイソルの成功を祈ってくれるイナのためにも、我々は省みて、強い思いを持って新しい一歩を踏み出さなければいけません。チームはこのあと22日までオフとなり、その後12月途中まで来シーズンに向けてのトレーニングを続けます。

「数字(勝ち点)をもたらすことはあまりできませんでした。
いつも応援してくれるサポーターの方々が下を向きそうな時も僕を支えてくれました。

僕の夢は、ここで試合をすることです。
新天地に行っても少しだけ自分のことを思っていてくれればうれしいです。

来年は行けませんが、みんなの力で(ACLの出場権を)獲らせてください。
本当に柏レイソルが大好きです。

ありがとうございました」

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2016年11月11日

明日は天皇杯ラウンド16

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担当:大重正人

あす11月12日、13時からホーム日立台で天皇杯ラウンド16、湘南ベルマーレ戦です。今季はリーグ戦2試合を戦い、2引き分け。6月のホームゲームはセットプレーの流れから先制を許すも、90+5分に輪湖選手の起死回生のミドルが突き刺さり、1-1のドロー。10月のアウェイ戦では、前後半合わせて23本ものシュートを浴びせながら、0-0のスコアレスドロー。ステージ優勝をめざしていたレイソルにとっては痛恨の結果に終わりました。

あれから1か月ほどが経過し、湘南はJ2降格が決まったものの、リーグ戦は連勝フィニッシュ。前節の名古屋戦では山田直輝選手がすばらしいミドルシュートなど2ゴールの活躍もあり、湘南らしい攻守に勢いのあるサッカーが戻ってきています。また1点を争う厳しい展開を覚悟しながら、集中を切らさず試合を闘わなければいけません。

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前回の対戦を振り返りながら大谷選手は「この前は後半あれだけ押し込むことができたが、フィニッシュで課題があった。福岡戦では4点取ることができたが、もっと取れたかもしれないし、こだわらないといけない。一発勝負のなかでチャンスが少ないかもしれないし、勝ち上がるには一発獲れればというところもあるし。ラストパスを出す選手、フィニッシュを狙う選手、みんなが責任をもって、その一本に懸けるという責任感が大事になる」といかにチャンスを仕留めるか、またはピンチを防げるか、局面のプレーへの集中や大切さを説きます。

下平監督は「10月の時とは別の大会になるし、湘南はよりアグレッシブに、湘南らしいサッカーをしてくると思う。最近はシステムを使い分けたりしているが、いずれにしても相手の売りはハイプレス。その勢いを削いでいかなければいけない」と試合を見越し、「ACL出場という目標のためにあと4つ勝つ」と今週は月曜日から5日間トレーニングを積んできました。

昨日ですが、稲田康志選手が今季限りでレイソルを離れるというお知らせをしました。2010年の7月。吉原選手の引退を受けての急なオファーにもかかわらず新しい挑戦を決断し、柏に来てくれました。菅野選手、桐畑選手、中村選手といったチームメイトでありライバルでもある選手たちに負けじと努力を欠かす日はありませんでした。誰よりも朝早くクラブハウスに現れ、練習終わりはいつも最後にクラブハウスに揚がってくる。

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試合出場のチャンスは決して多くはなくとも、いつ出番が来てもいいようにコンディションを整え、そして急な出番にもしっかりしたパフォーマンスを発揮できる精神の強さも見せてきました。
菅野選手のアクシデントで急きょ起用された、2012年4月28日の鳥栖戦がレイソルでの初出場。5月1日のACLブリーラム戦は1-0で完封勝利。翌2013年5月のマリノス戦は試合途中から負傷の菅野選手に代わってゴールを守り切り勝利に貢献。
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/game/results/2013/130506.php

昨年5月のACLビンズオン戦。グループ突破を決めた6戦目でしたが「自分にとっては1年半のブランクがあって、今日は本当に人生を懸けて戦った。その結果勝てなかったということが、すごく悔しい」。その取り組み、真摯さ、持ち前の明るさ、常に前向きな姿勢でチームメイトからも厚い信頼を集めてきました。
/game/results/2015/150506acl.php

先日日立台通信のインタビューで、ルーキー滝本晴彦選手はこう感謝の気持ちを話してくれました。「今年、自分にとって本当に大きかったのが、キャンプでイナさんと同部屋になれたことです。自分がうまくプレーできなかった時に気落ちしたところを出してしまって。それをイナさんが察して『キーパーはそういうのを絶対に見せちゃいけないんだ』と言ってくれて。ほかにもいろんな話を自分のためにしてくれました」。

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イナがサポーターのみなさんに贈る言葉です。
「2016シーズンをもってチームを離れることになりました。柏レイソルに関わる全ての方々には、本当に感謝しかありません。この日立台のピッチで試合をした、あの雰囲気、あの景色の中で勝利した日の喜びを忘れることはありません。今も、そしてこれからも柏レイソルが大好きです。本当にありがとうございました。新しい場所に行っても応援して頂けたら嬉しく思います。柏から世界へ!! 必ず『アジア』を獲ってもらいたいです。そのためにも、まずは12日の天皇杯を全員で頑張りましょう!」

おそらく今年ラストの日立台でのゲームになります。今シーズン、このメンバーで戦ってきたチームにとって、ACLという大目標へ向けて、この試合を最後に終わらせることは絶対にできません。一人でも多くの声援、拍手が選手への力になります。明日の日中は太陽が差して、気持ちよい土曜日になりそうです。NHK-BS1での生放送もありますが、どうか日立台でともに戦ってください。チケットのお知らせはこちらからご確認ください。
/ticket/next/#1112

2016年11月 9日

天皇杯ラウンド16まであと3日

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担当:大重正人

リーグ戦を終え、レイソルに残されたチャンスは天皇杯だけとなりました。来たる土曜日、11月12日にホーム日立台で、湘南ベルマーレとのラウンド16を戦います。ACL出場という大目標を掲げているレイソルにとって、リーグ戦の終盤戦は、本当に悔しい悔しい思いが募るものでした。ただ11月3日、アウェイでの福岡戦は複数得点に無失点と、今後につながる勝利をおさめ、天皇杯へ向かうことができました。

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「天皇杯は負けたら、すぐ終わりの大会。これまで以上にキックオフの最初から高い集中力で、それを90分最後まで続けないといけない(ディエゴ選手)」「湘南とは今年2戦して、2試合とも引き分け。今度は天皇杯だから、はっきり決着をつけなければ(中村選手)」と、選手たちはこの試合の重みを感じ、試合に向けての準備を進めてきました。

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今日行われた試合「大宮vs横浜FC」は、試合終了間際の後半44分、家長選手が勝負を決めるゴールを奪い、12月24日の準々決勝へ先に勝ち進んでいます。レイソルも来たる土曜日、それに続き、そして10月29日の雪辱を、優勝した2012年の再現を果たさなければいけません。

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昨日からファンクラブ「アソシエイツ」一般会員の皆様、年間シート会員の皆様へ来季2017シーズンのご継続の案内を順次発送させていただいております。これまでもレイソルへの温かいサポートをいただき、誠にありがとうございます。今季はまだ天皇杯が残っていますが、来シーズンも引き続き、この日立台で黄色くなって、ご家族や友人、仲間と一緒になって選手たちを後押しくださいますようにお願いいたします。また一人でも多くレイソルの一員が増えますよう我々クラブも取り組んでまいりたいと思います。

【2017シーズン】『柏レイソル年間シート(BIGアソシエイツ)販売』のお知らせ
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015139.html

【2017シーズン】オフィシャルファンクラブ『アソシエイツ』新規会員募集のお知らせ
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015140.html

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2016年11月 3日

福岡戦

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担当:大重正人

リーグ戦の今季34試合目、最終戦は4-0、アウェイ福岡でアビスパを破り、勝利で締め括ることができました。ここ2試合、鳥栖と大宮に対して先手をとられて不本意な試合が続いていただけに、大量得点&完封勝利と会心の試合を見せることができました。

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アビスパは鳥栖のようにロングボールを多用し、そこにラッシュを懸けてくるような戦いでしたが、鳥栖戦のように二の足を踏むことなく、中谷選手、増嶋選手、鎌田選手とセンターバックタイプの選手がしっかり競りかけ、セカンドボールの争いにも、大谷&小林のボランチコンビを中心に、球際激しく、相手を上回るファイトを繰り広げ、ペースを握りました。下平監督も「ウェリントン選手へのロングボール、そのあとのセカンドボールへの対応という、我々が課題としてやらなければいけなかったところをしっかり選手たちが理解し、取り組んでくれた」と評価する戦いぶりでした。

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先制点は前半7分、最初の決定機をしっかりとものにしました。右サイドを起点にパスをつなぎ、増嶋選手からのくさびがスイッチに。「J(伊東)が相手を1人2人と引き付けてくれるので、この前の試合と同じように、中に入って縦パスを狙えた」とクリスへのパスが通ると、そこから裏へ動き出した田中選手を見逃さず、相手のスライディングがぎりぎり届かないところへの絶妙なスルーパス。「ずっとやり続けてきた動きに対して抜群のボールがきた」と決定機を逃さず、ワンタッチでゴールへと流し込んでの先制ゴールでした。

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その次の2点目。ここで獲るか、逆に追いつかれるか。ここは本当に勝負の大きな分かれ目でした。後半18分、右サイドからの攻撃、クリスティアーノ選手、武富選手とつないだ浮き球のラストパス。最後は伊東選手がボレーでしっかりゴールへ沈めて2点目。36分にはこの日J1通算100試合出場を自ら祝うクリスらしい豪快なミドルが突き刺さり、アディショナルタイムには田中選手のクリックリスタートから独走した伊東選手がGKとの1対1から落ち着いて仕留めました。

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下平監督が試合を振り返ります。「リーグ戦最終節に際し、今シーズン戦ってきて良かったところを出し、また課題を修正して臨みたいと思っていた。まず前半に失点しないこと、そして得点できればという思いだった。前半に先制できて、後半は少し攻撃が緩むようなところもあったが、立て続けに得点できて4-0という結果で終われたことは満足しています。また、ウェリントン選手へのロングボール、そのあとのセカンドボールへの対応という、我々が課題としてやらなければいけなかったところをしっかり選手たちが理解し、取り組んでくれた」

さらに今シーズン、3月下旬から急遽の就任となった中、ここまでのリーグ戦を回顧しました。「苦しい時期から監督としてのスタートを切り、チーム作りをしていく中で、まず若手たちがすごく伸びてくれたこと、またベテラン選手も新しく監督となった自分についてきてくれて、チームのやるべき方向性を選手たちが理解してくれた。欲を言えばもっといい成績、ACL出場権が狙えるところまで行けたという思いもある。まだまだ若い選手の多いチームで、未熟さで落としてしまった試合もあったが、そこを反省してもっともっと勝ちきっていけるチームにしていきたい」

これは結果論でしかありませんが。残り3節の時点でレイソルは「3連勝すれば」とACL出場権への目標を設定しました。リーグ戦でACLへの道を勝ち取るためには、チャンピオンシップ出場が必須。そのためには年間勝点3位以内が目標でした(もしくはステージ優勝)。残り3節の時点で、年間勝点3位の鹿島が勝ち点59。レイソルは同51でした。鹿島が3連敗して、レイソルが3連勝すればという、最も可能性の厳しい状況でした。

ところが結果的に鹿島はそこから黒星を3つ重ね、全日程を終えて59点のまま。レイソルは1勝しかできず、勝ち点54点。ここでもしレイソルが3連勝していれば、年間勝ち点は60点となり、年間勝点3位→来たる6日土曜にチャンピオンシップ1回戦という、今とまったく異なる奇跡的な希望叶うシナリオが待っていたのです。改めて結果論でしかありませんが、ACLをめざす我々にとって、これは本当に心から深く悔いなければならない結果なのです。手が届きかけていた大きな大きなチャンスを逃したのです。残念です。本当にもったいないことです。チームとして、どんな可能性が小さくとも、それを信じて戦い続けれられるか。信じることで初めて道はひらけます。この大きな悔いを、一戦一戦に懸ける執念を、信じて応援してくれるサポーターの皆さんに天皇杯で見せなければいけません。

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2016年11月 2日

明日はリーグ最終戦

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担当:大重正人

まず10月31日の深夜、U-19日本代表としてアジア選手権を初優勝した中山雄太選手とU-18の中村駿太選手が凱旋帰国を果たしました。中山選手はグループリーグ3試合と決勝トーナメント2試合、出場した5試合すべてを無失点に抑える盤石の守備。また決勝戦はPK戦の4人目として落ち着きはらったゴールを決め、まさに優勝の立役者に。中村選手も準決勝で2ゴールを挙げるなど、1世代下の17歳ながら堂々のプレーで優勝に貢献しました。

中山選手は、昨日11月1日からさっそくレイソルに合流。日立台のトレーニングハウスで交代浴などで身体をしっかりケアし、マシンバイクなどで軽くトレーニングをおこないました。「優勝したから言えることですし、対戦相手の運不運もあったと思いますが、そこまで苦しむことなく最後まで戦えました。常に落ち着いてプレーできましたし、焦るようなことはほとんどなかった。自分が一番J1で出場していましたし、やらなければいけないというプレッシャーも正直ありました。

日本代表として10年ぶりにU-20ワールドカップ出場を決めた準々決勝は、言葉にならないほどうれしかったし、監督の顔を見たら、感極まるものがありました。『自分たちが歴史を変えよう!』とみんなで話し合っていましたし、プレッシャーよりもワクワク感が強かったです。Jリーグでプレーしてきたことで自分の成長につながっていますし、レイソルでより向上心を持ってやっていきたい」。

試合間隔も短く、長期の中東遠征、飛行機での長旅と当然ながら疲労もあると思いますが「やっぱり優勝できたんで、気持ちが違います!」とユウタらしい元気な笑顔を見せてくれました。下平監督も「元気そうな様子で良かったです。相変わらず落ち着いてプレーしていたし、本人の大きな自信になったと思いますし、これからチームに還元してもらえれば」と迎えました。

あす11月3日。木曜日ですが祝日の文化の日に、今季のリーグ最終戦がおこなわれます。アウェイ福岡でのアビスパ戦です。レイソルは年間勝点4位をめざし、リーグ最終盤を戦ってきましたが、鳥栖、大宮を相手に痛い連敗を喫し、目標到達がなくなりました。大谷選手は「この福岡戦を落とせば、10位ぐらいまで落ちかねないし、去年と同じような結果に終わてしまう。一つでもいい順位で終われるようにしないといけないし、ここで勝って天皇杯の湘南戦に臨めるような形をみんなで作らなければいけない」とチームを引き締め、この試合に対する思いを強く持って意気込んでいます。

下平監督はこの2試合を振り返り「1失点した後の落ち込みがあったと思うが、1点取られてもまた返せるという精神的な強さも身に着けなければいけない。今季、自分は後半盛り返したことも多くあったし、その部分も教訓にして修正しないといけない。あしたは鳥栖戦と同じような攻撃を受けることになるだろうし、その課題をどう修正できるか、しっかり対応していきたい」と言葉を残し、福岡へ向かいました。

今季、まだ3連敗はありません。上位を常に争うチームは、一つの敗戦を喫しても、気持ちを入れ替え、しっかり立て直すことで、また白星を重ねていきます。11月12日の天皇杯ラウンド16へつなげていくためにも、ここでしっかり勝ちきれなければなりません。

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明日クラブスポンサーの「HUB 柏西口店」では、12時から17時まで、9回目となる柏レイソルサポーター感謝祭が開催されます。ビンゴゲームなど様々な企画もお楽しみ頂けます。またレイくんが1日店長を務めますので、福岡に行けないサポーターの皆さんはぜひお誘い合せの上、ご来店ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015091.html