2016年11月 2日

明日はリーグ最終戦

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担当:大重正人

まず10月31日の深夜、U-19日本代表としてアジア選手権を初優勝した中山雄太選手とU-18の中村駿太選手が凱旋帰国を果たしました。中山選手はグループリーグ3試合と決勝トーナメント2試合、出場した5試合すべてを無失点に抑える盤石の守備。また決勝戦はPK戦の4人目として落ち着きはらったゴールを決め、まさに優勝の立役者に。中村選手も準決勝で2ゴールを挙げるなど、1世代下の17歳ながら堂々のプレーで優勝に貢献しました。

中山選手は、昨日11月1日からさっそくレイソルに合流。日立台のトレーニングハウスで交代浴などで身体をしっかりケアし、マシンバイクなどで軽くトレーニングをおこないました。「優勝したから言えることですし、対戦相手の運不運もあったと思いますが、そこまで苦しむことなく最後まで戦えました。常に落ち着いてプレーできましたし、焦るようなことはほとんどなかった。自分が一番J1で出場していましたし、やらなければいけないというプレッシャーも正直ありました。

日本代表として10年ぶりにU-20ワールドカップ出場を決めた準々決勝は、言葉にならないほどうれしかったし、監督の顔を見たら、感極まるものがありました。『自分たちが歴史を変えよう!』とみんなで話し合っていましたし、プレッシャーよりもワクワク感が強かったです。Jリーグでプレーしてきたことで自分の成長につながっていますし、レイソルでより向上心を持ってやっていきたい」。

試合間隔も短く、長期の中東遠征、飛行機での長旅と当然ながら疲労もあると思いますが「やっぱり優勝できたんで、気持ちが違います!」とユウタらしい元気な笑顔を見せてくれました。下平監督も「元気そうな様子で良かったです。相変わらず落ち着いてプレーしていたし、本人の大きな自信になったと思いますし、これからチームに還元してもらえれば」と迎えました。

あす11月3日。木曜日ですが祝日の文化の日に、今季のリーグ最終戦がおこなわれます。アウェイ福岡でのアビスパ戦です。レイソルは年間勝点4位をめざし、リーグ最終盤を戦ってきましたが、鳥栖、大宮を相手に痛い連敗を喫し、目標到達がなくなりました。大谷選手は「この福岡戦を落とせば、10位ぐらいまで落ちかねないし、去年と同じような結果に終わてしまう。一つでもいい順位で終われるようにしないといけないし、ここで勝って天皇杯の湘南戦に臨めるような形をみんなで作らなければいけない」とチームを引き締め、この試合に対する思いを強く持って意気込んでいます。

下平監督はこの2試合を振り返り「1失点した後の落ち込みがあったと思うが、1点取られてもまた返せるという精神的な強さも身に着けなければいけない。今季、自分は後半盛り返したことも多くあったし、その部分も教訓にして修正しないといけない。あしたは鳥栖戦と同じような攻撃を受けることになるだろうし、その課題をどう修正できるか、しっかり対応していきたい」と言葉を残し、福岡へ向かいました。

今季、まだ3連敗はありません。上位を常に争うチームは、一つの敗戦を喫しても、気持ちを入れ替え、しっかり立て直すことで、また白星を重ねていきます。11月12日の天皇杯ラウンド16へつなげていくためにも、ここでしっかり勝ちきれなければなりません。

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明日クラブスポンサーの「HUB 柏西口店」では、12時から17時まで、9回目となる柏レイソルサポーター感謝祭が開催されます。ビンゴゲームなど様々な企画もお楽しみ頂けます。またレイくんが1日店長を務めますので、福岡に行けないサポーターの皆さんはぜひお誘い合せの上、ご来店ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015091.html