2016年12月30日

年納め

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担当:大重正人

柏レイソルは昨日12月29日にて、仕事納めとなり、1月4日までの年末年始休業に入らさせていただいております。本年2016シーズン、ファン・サポーターの皆様、ご支援いただいているレイソル後援会の皆様、スポンサー各社様、パートナー各社各団体の皆様、ホームタウンエリアの皆様をはじめ、レイソルに関わる皆様に改めまして、深く御礼を申し上げます。温かいご支援、サポートをいただきまして、誠にありがとうございました。

年末にかけて選手の移籍のお知らせをさせていただいております。今シーズン、そしてこれまでずっと共に戦ってきた選手たちを見送るのは、やはり寂しい気持ちがつのります。いろいろと考え、悩み、導き出されたそれぞれの決心、決断を尊重しなければならないことを分かってはいるのですが、でも複雑な思いが胸をよぎります。でも私たちレイソルは、チームを離れる彼らに負けないよう、そして「やっぱりレイソルは強い」と思わせるような結果を2017シーズンこそ残さなければいけません。

先日よりご応募いただいておりました「意見交換会」「新体制発表会」につきまして、当選のご連絡をさせていただいております。定員を超える大変多くのお申込をいただき、本当にありがとうございます。抽選の結果、当選されなかった皆様にはお詫びを申し上げるとともに、なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。
※新体制発表会の当落確認は本日30日の23時まで。またチケット引取りは1月13日(金)23:29までとなっておりますので、お忘れないようご注意ください。その方法については、下記ニュースよりご確認ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015228.html

そして来年1月からのチームスケジュールは、下記のとおりの予定となりましたので、お知らせいたします。
■1月14日(土):新体制発表会
■1月15日(日)~21日(土):トレーニング@日立台
■1月23日(月)~2月5日(日):鹿児島県指宿キャンプ(中間にオフが入る場合もあります)
■2月7日(火)~:トレーニング@日立台
■2月11日(土祝):ちばぎんカップ@日立台
■2月25日(土)or26日(日):J1リーグ開幕
※J1リーグの試合日程発表は、例年ですと1月中旬に開幕カード発表、1月下旬には1年間のスケジュールが発表されますが、また正式に発表日時が決まりましたら、お知らせいたします。

また2017シーズンからの、リーグ戦の中継がスカパー!からDAZNに変わることが発表されております。「どうやってレイソルの試合を見れば良いの?」というお問い合わせやご心配の声もいただいております。非常にシンプルに言いますと、ネット環境、メールアドレスによる登録、クレジットカードでのお支払い(月額1750円)。この3点のご用意をいただき、パソコン、タブレット、スマートフォン、スマートテレビ(インターネットにつながるテレビ、一部機種。またAmazon Fire TV、Fire TV Stick)、ゲーム機(Xbox One、PS3)にて、試合映像を見ることができます。こちらに主なQ&Aも掲載されています。
https://my.dazn.com/help/JP-ja/FAQ

ただ現時点で、12月15日発表のJリーグからの第一報ニュース(http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015224.html)のあと、それに続く詳しいご案内や情報などを待っているような状況ですので、また年明け以降、また皆様にお知らせできる内容がありましたら、すみやかにお伝えいたしますので、今しばらくお時間をいただければと思います。

それでは、年内の広報日記の更新も本日で最後とさせていただきます。いつもご覧をいただいて誠にありがとうございました。良いお年をお過ごしください!

2016年12月24日

各種イベント参加受付中です

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担当:大重正人

今日は本当なら、NACK5スタジアムで天皇杯準々決勝を戦っていなければいけないクリスマスイブの日でした。クリスマスを楽しむのではなく、サッカーにすべてを注ぎこむような、そういう厳しい年の瀬こそ、サッカークラブにふさわしい年末年始と言えます。来季こそタイトルを争う舞台に立てるよう、この悔しさを忘れることなく、来年2月の開幕までの時期を過ごしていかなければいけません。

チームからは来年1月に実施する各種イベントのお申し込みを受け付けています。
【2016、17ファンクラブ会員様へ】
■1月14日、21日に開催する「意見交換会」にはすでに定員に達するほどのお申し込みをいただいております。多数のご応募をありがとうございます。明日12月25日中が締め切となっておりますので、メールにてご応募ください。またご意見やご質問も引き続き受け付けておりますので、合わせてお待ちしております。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015227.html
応募先: fans@reysol.hitachi.co.jp

■1月14日夜の『新体制発表会』の受付も、明日12月25日までとなっております。ローソンチケットのお電話、またはインターネットでお申し込みください。
[1]電話受付 0570-084-624(ガイダンスに従い、操作してください)
[2]インターネット受付 http://l-tike.com/reysol-s/
23時までの受付となっておりますので、どうぞお早目にお申し込みください。

■来年4月に小学4年生になる選手を対象にした「U-10セレクション」の受付もスタートしました。こちらは来年1月8日中に、ローソンチケットの特設WEBサイトからのお申込みです。1次セレクションは1月22日(日)か25日(水)を選べます。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015223.html

■小学5年生の『ゴールキーパー』を対象とした「GKクリニック」を1月21日(土)の午後に開催します。こちらはなんと、レイソルトップチームの現役選手たちが指導いたします。日立台のゴールを守る選手たちのプレーや言葉から何かを感じ取り、これからの成長にぜひともつなげてほしいと思います。定員は50名、これは本当にまたとない機会です。参加無料、小学5年生のキーパーのみなさん、ぜひともご参加ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/015234.html

2016年12月14日

来年の新体制発表会につきまして

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担当:大重正人

先週末は、大変多くのサポーターの皆様が日立台にお越しくださいました。トレーニングマッチを観戦いただき、また最終練習日のミニゲームや写真撮影をお楽しみいただけたでしょうか。改めまして、今シーズンの応援、本当にありがとうございました。チームは全体活動を終え、来季に向けての準備を進める師走となっています。

その来季2017シーズンに向けてですが、例年開催しております「新体制発表会(スタートミーティング)」の準備にも入っております。2006年から毎年多くのサポーターの方々のご参加をいただき、皆様のご理解を頂戴いたしております。初回より二部構成の開催で、第一部では、クラブ運営の方針などについてのご説明や質疑応答をさせていただき、第二部では新加入選手やユニフォームなど新体制発表というスタイルで開催を重ねてまいりました。

ただ開催回数が10回、10年を超えたことから、ここを一区切りとし、模様替えをしてはどうだろうとの内外の声もあり、クラブ内で検討を重ね、新たな開催方法を模索してまいりました。

この結果、第一部「質疑応答」と、第二部「新体制発表」の場を分離し、それぞれ別個に実施することを計画しております。「新体制発表」については、これまで同様にホームタウン内の大きな会場で、来年1月中の開催を予定しております。新加入選手のご紹介、背番号の発表、また選手たちの意気込みや素顔が伝わる、さらにバージョンアップした催しとして、多くの皆様にご期待いただければと思います。

一方、「質疑応答」については、サポーターの皆様からの声にお答えする新しいスタイルとして「意見交換の場」を設けたいと考えております。新体制発表会に相前後する日取りでの開催を予定しております。数十名の方々にお集まりいただき、スタジアム内の諸室で、寺坂利之GMと、お一人お一人が「顔が見える形」で対話ができるような形を考えております。サポーターの方々からはご質問をお受けし、日頃からお考えのご意見を頂戴し、寺坂GMからはそれに対するご回答や、クラブ運営についての現状や今後の方針などをお伝えできればと考えています。これまでの新体制発表会での質疑応答は限られた時間でしたので、一つでも多くのご質問について、しっかりと言葉を交わすことができればと思います。この模様は議事録として報告させていただき、また参加希望が大変多い場合などは、複数回の開催も考えております。

これら2つのイベントの参加方法については、近日中に公式サイトなどでお知らせいたします。募集要項のなかでは、事前にメールにてご意見、ご質問を募集させていただきますので、できるだけ多くの方のお声を頂戴し、当日の進行にも反映できればと思っております。どうぞご理解ご参加を賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。

2016年12月 9日

最終週

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担当:大重正人

冬らしく風の強い日もあれば、温かな日差しが注ぐ日もある。そんな12月の上旬を過ごしてきましたが、チームの全体活動は、土曜日曜の2日間を残すのみとなりました。明日のトレーニングマッチ、水戸ホーリーホック戦を前にした前日練習には、工藤壮人選手が依然と変わりない元気な顔を見せてくれました。アメリカ・メジャーリーグサッカー、バンクーバーホワイトキャップスへ挑戦してのオフシーズン。旧知の方々と会う機会が多く、忙しい日本での生活を送っているそうです。テレビ出演の話もあるそうなので、ぜひお楽しみに。

再会したチームメイトやスタッフと談笑するクドー。その中、長く話し込んでいたのが布部陽功コーチでした。京都サンガF.C.の監督就任が決まった布部コーチ、クドーにとってはかけがえのない恩人のひとりです。2009年の夏、布部コーチがアビスパ福岡の中学生チームを率いて日立台に来たのが、今となっては個々それぞれに、そしてレイソルにとっても大きな転機となったのです。

その夏、レイソルの監督に就任したネルシーニョ監督は、ヴェルディ時代に布部選手を招き入れた恩師。その場は子供たちを含めてあいさつをかわしたぐらいだったそうですが、その再会があってか、オフシーズンにネルシーニョ監督から「一緒にやってみないか」とレイソルのコーチに誘われたのです。2010年の春、グアムキャンプ。紅白戦に出るのも難しいような状況だったクドーと練習に明け暮れました。闘志を燃やす2人の取り組みは、ライバルやチームメイトのいい競争を生み、チーム全体にも好影響を与え、そこからのレイソルの躍進が始まったと言っても過言ではないでしょう。

このたび、京都の監督となり、「J1昇格」という大きなミッションに挑みます。今年は、これまで同じチームで働かせていただいた監督たちと多くの対戦があり、試合後の記者会見で顔を合わせるのは、勝った時も負けた時もなんとも複雑な思いにかられるのですが、、、それでも、サッカーを通して、これからもまたお会いできるのは、長年広報をやらせていただき本当にありがたいことです。布部新監督、そして菅野孝憲選手と、今年プレーオフに進出した京都は、来季私たちにとって目が離せないクラブになります。布部新監督の成功を心からお祈りしています。

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最後に今後の予定をお知らせします。どうぞご確認ください。
■10日土曜日:トレーニングマッチ。13時から練習グラウンドで、40分×3本マッチ
■11日日曜日:チーム全体の最終練習となり、室内ミーティングのあと、10時過ぎから練習グラウンドでミニゲーム。※13時からはスタジアムでU-18プレミアリーグの最終戦です。
■12日月曜日:オフ
■13日火曜日:室内での短めの個人測定
■14日水曜日:測定は都合により見学不可
※ファンサービスをご希望の方は、今週末にお願いできればと思いますが、大変混雑する場合もあります。また水曜は非公開となります。大変申し訳ございませんが、合わせてご容赦ください。

※現在「第3回みんなが選ぶ高円宮杯プレミアリーグベストゴール賞」の投票受付中です。レイソルU-18からはDF宮本駿晃選手の第11節vs鹿島戦のミドルシュートがエントリーされています。ぜひご投票ください。

http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2016/premier_2016/bestgoal.html



※2分5秒から再生ください

2016年12月 2日

追悼

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担当:大重正人

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こんなに悲しく、胸の苦しい出来事は二度と起こってほしくありません。11月28日、コロンビアで事故に遭った航空機に、ブラジルのクラブ「シャペコエンセ」の選手やスタッフが搭乗していたという報道がありました。そのクラブには、2005年にレイソルの10番を背負ってプレーしたクレーベル選手が主将を務め、また神戸を率いたカイオ・ジュニオール監督、元セレッソや千葉のケンぺス選手、元川崎のアルトゥール マイア選手、元京都のチアゴ選手とJリーグ経験者たちが多く在籍していました。レイソルスタッフが現地へ問い合わせたり、マスコミの方々にもご協力をいただきながら情報確認を続けてまいりましたが、現地から伝わってくる内容は大変残念なものとなってしまいました。

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クレーベル選手が在籍していた2005年。当時から残る選手は大谷秀和選手だけでした。沈痛な表情から重い口をひらき、彼を偲びました。「信じられないというのが正直な思いです。これほど大きな事故が起こった時に、自分の知っている人が関わっているなんて想像もしなかったし、ここで一緒に戦い、プレーした選手が被害に遭ってしまったこと、向かっていた大会(コパ・スダメリカーナ)で優勝すれば、スルガ銀行チャンピオンシップで日本に来ていたかもしれないという大一番に臨むはずがこういう結果になってしまい、とても残念でなりません。

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2005年はJ2に降格してしまった苦しい年でしたが、彼の能力は本当に高かったし、本当にまじめで、いい奴という印象でした。なかなか勝てない状況で、国立で強かった浦和相手に勝ったり、自分がクレーベルにクロスを入れたこともすごく覚えています。飛行機に乗る前日には、自分のSNSに『いいね』をしてくれた。本当に今も信じられない。整理がつかないし、みんなが悲しんでいる。言葉にするのが難しいです。自分たちはこの場にいられて、サッカーができることに感謝して戦わないといけない。プレーしたくてもプレーできなかった人たちがいるということを頭に入れてやらなければいけない」

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またクリスティアーノ選手にとってシャペコエンセは、2009年に在籍していた古巣のクラブでした。悲しい知らせを受け、チームミーティングで黙とうをささげ、クリスは涙ながらに言葉を発したそうです。「この大惨事をいまだに信じられません。自分や自分の家族には、フェイスブックでつながっている友人知人がいて、起こった事実を受け入れがたい状況です。より状況が明らかになっていけば、今以上の悲しみ、つらい思いにつつまれる日が来るでしょう。今は搭乗していた方々が安らかに眠られることをただただ祈っています。

シャペコエンセは2009年、4部から3部に昇格したときに自分が在籍していました。それが今や1部まで上り詰めて、非常にオーガナイズされたクラブでした。その選手たちやクラブ関係者とはいまだに深い交流がありましたので、その彼らの家族のことを思うと、悔しい思いしかありません」

下平監督はブラジルで彼の存在に触れた思い出を話してくれました。「2005年当時は自分が強化部スタッフで、直接的なつながりはなかったのですが、2014年にブラジルのコパ・サンパウロにU-19チームとして参加したとき、サントスのクラブ食堂を利用させてもらったのですが、その壁にはクレーベルの本当に大きな写真が張られていました。あらためて凄い選手がレイソルに来てくれたんだなという思いでした」。

改めて、今回の事故により尊い命が失われてしまったことが本当に残念でなりません。このような悲劇が二度と起こらないようにお祈りし、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

チームは、明日のトレーニングマッチに向けて、今週一週間トレーニングを続けてきました。懐かしいというにはいささか早すぎですが、大島康樹選手が日立台に戻ってきました。育成型期限付き移籍で在籍していたカターレ富山の活動が11月末で終了したため、柏でのトレーニングに加わっています。「明日は点取ります!」と早稲田大学戦にも出場予定です。今回はスタジアムでの実施、バックスタンドを開放する予定です。土曜の午後、我々チームも観客の皆さんも、サッカーがここにあるということを噛みしめながら、この試合に加わっていければと思います。