2017年8月18日

明日はアウェイガンバ戦

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担当:大重正人

7月の中断明けから、夏の正念場を闘っています。7月30日の仙台戦から8月26日の新潟戦までの6試合。ここでシーズン終盤まで優勝争いに加わっていけるかどうか、ここでの勝ち点、勝敗が大きな影響を与えるのは間違いありません。レイソルは7月上旬の鹿島、セレッソという上位対決で痛恨の連敗を喫したもの、中断明けからの4試合は2勝2分けと負けなし。仙台、鳥栖戦は獲れたはずの勝ち点3を逃したのも事実ですが、最大7ポイントまで開いた首位との差は、現在4ポイントに縮まっています。夏から秋にかけて、まずはなんとか4ポイント以内で食らいついていきたいところです。

ガンバとは、9月20日の天皇杯ラウンド16での対戦が決まり、1か月で2度もタフな相手と、しかもアウェイで戦わなければいけません。3月のホーム開幕戦では、小林祐介選手のリーグ戦初ゴール、すばらしいボレーシュートで同点に追いついたものの、その後2点を許し、1-3の敗戦。ガンバはACLで1-4と大敗した直後、連戦で厳しい状況でしたが、ここは絶対に負けられないという気迫が本当にすごく、レイソルも負けじと戦いましたが、「ガンバは本当に強かった」と認めざるを得ない戦いぶりでした。現在、ガンバは大阪ダービーを制した後、1分2敗。ただここぞというところでしっかり立て直し、高い実力を発揮できるチームです。

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下平監督は「最近結果は出ていないようだが、タレントがいて、やっているサッカーや試合の内容もけっして悪いわけではない。まったく油断のできない、本当に良いチーム。2節で戦った時は3バックと予想しないシステムでだったが、今回は3バックも4バックも想定して臨みたい。前線のファン ウィジョとアデミウソンという2人とも動き出しの良い選手。十分気をつけなければいけない」と気を引き締めます。

前節はオジェソク選手が出場停止、ファビオ選手や井手口選手を欠くなか、3バックで戦いましたが、今野選手というユーティリティープレイヤーがいて、また戦術理解の高い経験豊かな選手ばかり。遠藤選手も健在で、春の試合では2点を許した長身FW長沢選手、左サイドには快足の藤春選手、10番を背負う倉田選手、CBには日本代表入りした三浦選手、ゴールには東口選手が立ちはだかります。

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一方レイソルですが、前節はディエゴ、キムボギョンと核となる外国籍選手2人を出場停止で欠きながらも、出場のチャンスを得た武富選手とハモンロペス選手がともに得点に絡みました。「前節はソギョンもハモンも結果を残してくれた。だが外国籍は4人しか出られない。相手のことも考えながら、コンディションの良い選手から選びたい」。クリス、ディエゴ、ハモン、ボギョン、ソギョン。5人がいつでもピッチに立てる状況にあります。ここに日本人選手もからんで、競争は激化しています。この意識をいかに試合で、ピッチで表現して、チームとして勝利をもぎとれるか。息の抜けない連戦が続きます。

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明日19時キックオフ。通常のDAZNに加え、NHK-BS1での生中継もあります。吹田スタジアムでも昨年4月のようにすばらしい後押しで選手たちを支えてください。どうぞよろしくお願いいたします。
※日曜日のトレーニングマッチ、札幌戦は16時からスタジアムでおこないます。バックスタンドにてご観戦ください。また翌週のトレーニングは火曜10時、水曜10時、木曜15時、にておこないます(火曜は練習見学可・ファン対応有、水木は全体練習見学不可・ファン対応有)