2017年9月19日

明日は天皇杯ガンバ戦

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担当:大重正人

まず初めに、本日のニュースで、10月1日付での強化体制の変更と、渡辺光輝シニアチームコーディネーター(STC)就任のお伝えしました。これまでは、強化部という名称が使われることが多かったトップチームの編成を担う部門と、育成普及部という小学生から高校生までの選手育成を担当する部門がそれぞれありました。柏レイソルはご存知の通り、レイソルアカデミー=育成組織による選手育成に力を注いてきた歴史があり、現在のトップチームに登録されている29人中16人がアカデミー出身で、先日発表した来季加入の4人もアカデミー出身です。

これまでも同じ社内組織のなかで同じ目的をもって選手育成の理念や活動は取り組んできました。もちろんこれからも継続しながらも、トップチームとアカデミーがより深く連携し、トップチームからアカデミーへの戦術の落としこみであったり、アカデミーで育成している選手の情報の共有など「いかにトップチームや世界で通用する選手を育成していくか」という柏レイソルの根幹のひとつである部分をより強めていこうというものです。

これを、渡辺STCを中心として、トップチームのスタッフ、アカデミーのコーチを始め、ひとつになって、チーム強化、選手育成に取り組んでまいります。渡辺STCはレイソルのトップチームで長年プレーし、引退後は主に強化担当としてチームに関わってきました。先日の意見交換会でも言及がありましたが、下平監督とは現役時代にチームメイトでもありましたし、これまで同様に対話しながら、今後のチーム強化を進めてまいります。

そして試合の話題です。今週はミッドウィークにも試合があります。天皇杯のラウンド16、ガンバ大阪戦です。まず先にお伝えしなければならないのは、登録期限の関係により、キムボギョン選手が今回出場できないということです。夏の移籍ウインドーで加入した選手は、第1回(~ラウンド16まで)の天皇杯登録に間に合わず、準々決勝から出場可能となります。ガンバで言えば同じくファンウィジョ選手も明日出場できません。

ボギョンは前節トップ下で先発し、後半はボランチへ。チームの中央、心臓部で大きな存在感を見せていました。ただ、今回の天皇杯に出られないことは分かっていたことですし、チームスタッフはこの日のために準備し、また出場のチャンスとなる選手はモチベーションを高めていることでしょう。「ここは連戦になるが、ACLを見据えると、リーグ戦はもちろん、天皇杯もそこに関わってくる。両方大事な大会という認識で、メンバー構成を考えて臨みたい。先月、自分たちが吹田で勝ったが、今回もホームの相手にとってはリベンジを懸けて必死に闘ってくるだろうし、簡単ではない相手に変わりありません」と下平監督と普段通りの変わらぬ姿勢で大阪へ向かいました。今回はスカパー!で生中継があります。平日アウェイのナイトゲームですが「柏から世界へ」、ご声援をよろしくお願いします。大谷選手の天皇杯、ガンバ戦への意気込みムービーもぜひご覧ください。

そして明日20日水曜ですが、14時からレイソルU-18が日立台の人工芝グラウンドで国際親善試合をおこないます。対するはドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフU-17です。レイソルのメインスポンサーである日立製作所がサポートしているドイツのクラブで、現在トップチームには宇佐美貴史選手(ガンバ出身)が在籍しています。この連休中に行われた「2017 Jリーグ U-17チャレンジカップ」出場により来日中のため実現したマッチメイクです。海外遠征経験のあるU-18の選手たちですが、この日立台で海外クラブとの対戦を見られるのはサポーターの皆さんにとっても貴重な機会です。もしお時間がありましたら、この試合もぜひご観戦ください。