2018年1月14日

指宿キャンプ4日目

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担当:大重正人

今日、指宿では「なのはなマラソン」というフルマラソン大会が開催されました。市役所の方が「人口が4万人ぐらいの街に、10000人以上の方が走りに来てくれるんですよ!」と個の街最大のイベントについて熱く教えてくださいました。近隣の宿泊施設はほとんど満室だそうです。今日は2部練習だったので観戦に行くことはできず夕方のニュースで見ましたが、レイソルと同じイエローの菜の花が咲き誇る街並みをランナーのみなさんが駆ける様子をひとめ見たかったなと。

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さあチームですが、キャンプ4日目は2部練習。日に日に戦術的な練習の要素が増していますが、今日は下平監督がピッチ上でボードを使ってレクチャー。アカデミー出身の選手が4人いるとはいえ、今日時点で10人の新加入選手がおり、このレイソルのトップチームがいかに攻撃し、またディフェンスするのか。その狙いやコンセプト、やり方をじっくりと説明し、ピッチのおよそ半面を使って、6対6+フリーマン+GKの形で、まずはビルドアップのやり方を何度も何度も繰り返しました。

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新加入選手たちですが、他クラブで主力を担ってきた選手ばかりですから、止めて蹴るという基本技術はやはりしっかりしているという印象を受けました。そのビルドアップに対し、プレスをかけるのが、クリスティアーノ選手や中川寛斗選手で、その寄せの速さはやはりレイソルのストロングポイントであり、それに倣うように江坂選手や山崎選手のアタックも鋭く、去年と同じベースでありながらも新加入選手がまた違う色を加えてくれるのではと楽しみでなりません。

午後の練習前には、レイソル後援会の皆さんが今年もチームを激励に訪問くださいました。誠にありがとうございます。エネルギーとパワーを蓄えるお肉の差し入れをいただき、そして今年は黄色にはためくフラッグを200本制作されて、いわさきホテルさんや指宿市役所さんのご協力により、グラウンドはもちろん、いわさきホテルの敷地内、さらに指宿市内にも多数掲げられています。このご支援、サポートにお応えできるように、チーム一丸となってまずはキャンプから取り組んでまいります。

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その後のトレーニングは「ヨーヨーテスト」。20メートル間を何回往復できるか、1本走れば10秒のインターバル、徐々に与えられる秒数が短くなり、時間に遅れた選手から終了していきます。筋肉や呼吸など体力の限界に挑み、息も絶え絶えになってひたすら往復。自分自身や隣を走っているチームメイトには負けたくないという根性も見え隠れします。脱落しそうになる選手に周りから飛ぶ声援が響いて、いい仲間だなあと思って毎年見守っています。選手たちは倒れるまで追い込んでいるところで、本当に申し訳ないのですが。。。

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特に走力が求められるポジションといえば、サイドバックです。最前線まで攻撃参加し、相手ボールになれば自陣の最終ラインまで戻らなければいけません。しかも全速力で。最後の2人に残ったのは、去年のナンバー1、ユンソギョン選手と、小池龍太選手でしたが、最後まで走りぬいたのはソギョン。今年もすばらしい走力、心肺機能は健在でした!!

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明日は、午後練習1本。午前中は静養につとめ、午後に備えます。