2006年2月25日

更新日:2/25 21:44

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本日の担当:種蔵里美

トップチームにとっては、開幕戦を前にした最後の練習試合。
午後2時より、日立柏サッカー場でモンテディオ山形との45分×3本の練習試合が行われました。
「昨日、わしと南でJリーグのプレスカンファレンスに出席してきた。新生レイソルの、サッカーの評判はいいんだな。守備とはボールを奪うこと、攻撃とはシュートを打つこと」と試合前のミーティングで選手たちにはっぱをかけ、あらためて方向性を示して送り出した石崎監督。
その言葉通り、45分×3本のうちの1本目は前線からのプレスなどやりたいことを形にできたレイソルでした。
コンビネーションや各選手の適性など、見極めが必要なことは山ほどあります。様々な試み、チャレンジを行うために、目まぐるしく選手やポジションが入れ替わった2本目は山形のボールを奪ってからのスピード、徹底した戦法に対応で遅れをとる場面も見られました。新生レイソルがスタートして1ヶ月。熟成度でいえば、山形と比べて当然差はあります。どの選手が出ても同じように力を発揮できるような基盤をつくっていくために、いろんなチャレンジが、トレーニングがまだまだ必要です。
とはいえ、それとは同時に、勝負には勝たなくてはいけません。今日もチャンスを作り出せていないわけではない。いい時間帯に点が取れなかったのは、ちばぎんでもあげられていた課題です。
「ベンチから見た判断だけじゃなしにビデオでも確認して、総合的に見てから選手たちには言うようにしている」という石崎監督。
今日の練習試合を撮影したビデオを視聴し、開幕戦に向けての現段階でのコンビネーションの見極めを行い、チームの課題、修正点をオフ明けの火曜日にはチームに伝えるのではないかと思います。
試合後のクラブハウスには、決められるときに決められなかった悔しさを見せる選手、新人として入ってまだプロ選手への対応に戸惑い反省しきりの選手、などいろんな表情が見られました。
それぞれが向上心をもって、全体でレベルアップするのも今年のチームの共通認識のひとつ。練習試合で見えた課題を練習でクリアして、次の練習試合に反映していけばいいのです。

さて話はかわりますが、明日はいよいよイヤーブックの先行発売日です。
表紙の空の色、ページをめくってすぐ目に飛び込んでくる太陽、「企画倒れになってないですか!大丈夫でしたか?」と石川選手も気にしていた石川直樹企画(大丈夫、企画倒れにはなってません)、そしてボリュームアップした選手名鑑ページ(アンケートも健在です)などなど。もちろん、インタビューページの監督、選手それぞれの言葉も必読です。
来週に高校の卒業式を控えている新人の長谷川悠選手からは、「とてもいい出来栄えだと思います」とのお言葉をいただきました。
午前10時からレイソリスタ、レイソルチームショップで発売を開始します。しつこくセールストークで申し訳ありませんが、家族である皆さんですから、お手にとっていただき、レイソルをもっと好きになっていただきたいのです。よろしくお願いします。