2018年6月 5日

明日は天皇杯2回戦

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

まず今日は嬉しいニュースが飛び込んできました。伊東純也選手がJリーグの5月月間ベストゴールを受賞しました。5月12日、三協F柏での川崎戦、前半32分のゴールでした。右サイドのDF小池選手へボールが渡ると、相手DFとの駆け引きでサイドではなくゴールへ直線的に走り出すと、そこへすばらしいスルーパスが入ります。「縦を切られていたんで、相手の間で受けようと。リュウとはいつも練習していました」という息の合った狙い通りのプレー。

それだけでなく、ターンしながらのトラップが何よりも素晴らしく、相手DFの背後を取りGKのポジションもしっかり視野にとらえながら、左隅へ流し込みました。Jが単に速いだけの選手ではないということを改めて示したファインゴールでした。ただこの受賞を伝えたところ「うーん、でも勝ってないですからね。。。」とちょっと苦い表情。やっぱり喜び全開というわけではありませんでした。何より勝ってこそのゴール、勝利が一番というのは選手自身も強く思っていることです。神戸戦のように素晴らしいゴールを最高の勝利に。これからもレイソルサポーターの期待を一身に受けて、もっともっと活躍を待っています。おめでとう!!

さて、明日、約2週間ぶりの公式戦を戦います。天皇杯の2回戦、千葉県代表のVONDS市原FCをホーム日立台で迎え撃ちます。VONDSは現在関東リーグに所属するクラブチームで、古河電工の千葉事業所のサッカー部を母体としています。近年は関東リーグの上位を常に争い、JFL昇格までもうすぐ手の届くところという力のあるチームです。実際に、天皇杯1回戦では2つ上のカテゴリー、J3のブラウブリッツ秋田を1-0で破り、2回戦へと駒を進めました。

元川崎のレナチーニョ選手、千葉や広島などで長年活躍を続ける山岸智選手、またレイソルアカデミー出身の3選手がいます。24歳のMF峯勇斗選手、さらに今春卒業したばかりのDF森大輝選手、MF落合陸選手が所属。森選手と落合選手は1回戦も途中出場し、勝利にも貢献しており、日立台凱旋なるかという大きな楽しみもありますね。

ただ我々はJ1クラブとして、このラウンドで敗れるようなことは許されません。加藤望監督体制となっての2戦目、5月20日の名古屋戦は3-2と苦しみながら初陣を飾ることができましたが、勝利はもちろんのこと、前回からの変化や向上、積み上げなど、内容面での巻き返しへの兆しを少しでも多く感じたいところです。加藤監督は試合前の取材対応でこの試合に向けてコメントしました。

「まだまだ入口の部分、土台を作るうえでの考え方をみんなに理解してもらうようなところ。ただ、誰が出ても役割が変わらず、最低限のベースはやりながら、その上で個人がプラスアルファ、特徴を出せるか、という考えの下で取り組んでいます。VONDS戦ですが、相手は働きながら、というような環境で、あれだけサッカーに打ち込んでいる。サッカーに対する姿勢は逆に相手から学ぶべきものがあるのではと思っています。

今の柏の選手たちが、相手のような境遇だとして、しっかりと自分の力を発揮できるメンタリティがあるかどうか。レイソルには上回っている選手ももちろんいるが、ひたむきさやサッカーに対する強い思いを持って、自分の人生を懸け、先が見えづらい環境でも懸命にやっている選手たちと、どれだけ対等に戦えるか。試合はいつも上手い選手が勝つわけではないし、時々の運で結果が左右されることもあるけど、その運を持ってこれるかどうかのちょっとした差をどれだけ理解できているか。そこが一番大事なところで、伸びていく選手やチームであるかどうかの差は、まずそこだと思っています

ACLにつながる大会ではありますが、まず目のための一戦を成長していくためのステップにしなければいけない。ACLを経験させてもらって、結局日本で一番にならないといけないんだと感じました。あの舞台で勝つチームはやはり各国で1位になったチームで、特に香港に行ったときにそれを痛感しました。傑志が香港で1位になったというのは必ず理由があって、最後にああいったパワーを出せたりというのもそうだし、やはりその国で1位にならないと戦えない場所だと痛感した。まず自分たちの立ち位置はいまリーグ9位で、上ばかりを見るよりも、そこから一歩一歩、足元を固めて、一つ一つ上に上がっていって、1位になって初めて勝負に打って出られるところ。自分たちの力を見つめないといけない。決してあきらめているわけでなく、しっかり通過点を通って、自分たちを見失わないようにやっていきたい」

監督はこうした思いを、日々の練習や言葉をとおして、選手たちに感じ取ってもらい、成長できる毎日にしてしなければいけない、そう伝えようとしていると思います。もちろん勝負、勝利へのこだわりも強く求めています。いかに試合で発揮できるか。19時キックオフ、雨天のタフな試合が予想されますが、加藤レイソルのホーム初陣、選手たちが懸命になって戦うところを応援、サポートいただければと思います。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.reysol.co.jp/MT/mt-tb.cgi/15224