2006年3月21日

更新日:3/21 22:14

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本日の担当:種蔵里美

気温もほどよく、まさにサッカー日和の一日でした。
連勝して帰ってきたレイソルは何を見せてくれるんだろう…そんな期待感がコンコースから、スタンドから、ひしひしと伝わってきました。
試合前には新人5選手がNakamitsu BMW DAYのお手伝いを。BMW車が展示されているゲートでカタログの配布をせっせと行っていました。「ソウザ、ソウザ、ディエゴソウザ♪」と応援歌を歌いながら待合場所に登場した長谷川選手を含め、5選手ともに慣れないことにドキドキしながら向かっていきました。試合会場には普段どんな方々が観戦に来ているのか、試合前にはどんなイベントが行われているのか、どんなスタッフが試合運営を支えているのか、選手たち自身がどれほどいろんな人に愛されているか、外に出てみないと意外と気付けないこともあります。こういった体験を通じて、自らが置かれている立場など、あらたな発見をしてくれればと思っています。

午後2時から行われた試合は、勝てたことがすべて、でしょうか。
南選手がヒーローインタビューで「僕のところにボールが来なかった」と言っていたように危ないシーンはさほど作られていませんが、内容は満足いくものではありませんでした。
90分間、ボールも人も動いて、切り替えの早い、「見ていて楽しい」サッカーを追及しているレイソル。前線からのプレスなど、やりたいことが十分に出せなかった試合。試合後の室内練習場では、真っ先に石崎監督が集めたミーティングが行われ、室内は緊張感に包まれていました。本日2得点の谷澤選手も、「意識して取り組んでいるけど、ここ何試合か自分のミスが多い。なんとか改善していきたい」とストレッチをしながら反省しきりでした。

ただ、負けて課題を見つけて次につなげるよりも、勝って反省して次につなげるほうがいいに決まっています。
試合後の日立台のあの一体感をみんなで感じることができたのも、次に向かう大きなパワーになることは間違いありません。
ようやく見ることができた日立台での『奇妙な踊り』。「レッツゴー柏」の応援歌に乗せて、バックスタンドやメインスタンドの方々もぴょんぴょん跳ねてましたね。ヒーローインタビューも、ひとつひとつの言葉にあんなに反応があり、スタジアム全体で楽しんだことってあったでしょうか。次は試合内容でも皆さんをもっと楽しませたい、と強く思いました。
そしてあの勝利の踊り、次回はさらに多くの方々と踊りたいですね。巌選手は「俺ら、こう手を振ってあと跳ねてるだけだからさぁ、もっと振付をみんなで踊れるものにしたいよね。最後も本当は『ウーJ1!』で締めるはずだったんだけど、いつの間にかみんな『ウィー!!』って言ってるからね(笑)」と言っていましたので、振付がいつかバージョンアップされる、かもしれません。注目して見ていてください。
次節は中3日での水戸ホーリーホック戦です。3位につけている水戸。もちろんしっかり勝って、なおかつ今日の課題を克服していく試合にしなければいけません。明日は一日オフですので、しっかりと体を休めていい準備を積んでいきたいところです。(試合後、足を引きずっていた鈴木達也選手ですが、軽く足首を捻ったとのことです)次も勝っていきましょう!