2007年5月22日

「4点差で勝つ!」

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担当:大重正人

今日も練習前にビデオミーティングが行われました。それについて石崎監督は「ウチも相手を研究するのは当たり前。でもそれは、相手に合わせた戦いをするためじゃなくて、自分達の長所が出るように、自分たちのサッカーを貫くために研究している」と話しました。先日のガンバの兵法は、レイソルのストロングポイントを消すものでした。しかしレイソルはそうではなく、レイソルは自分達のめざすサッカーをやるんだ!という監督の強い決意を感じた言葉でした。

「4点差で勝つ!」
石崎監督以下レイソルにとって、これが明日のナビスコカップ、マリノス戦へ向けての、勝利の合言葉です。たしかに状況は厳しい。エスパルスが勝利する必要もあります。それでも可能性が残っていて、そして明確な数字の目標も見えている。一心不乱にゴールを狙う意思統一の図りやすいゲーム。いつも以上にアグレッシブなアタッキングサッカーを見せてくれるはずです!!

昨日のニュースリリースで発表したように、ガンバ戦で負傷した近藤選手の診断は捻挫で、全治約3週間。もちろん走ることはできませんから、当然のように筋トレルームにその姿を見つけることができました。「写真撮っていい?」と聞くと、「えー」といいながらも「どの機械にしようかな…」とリクエストに応えたくれたのが、フォトギャラの一枚です。

当然のことながら無念の故障。それでも「ちょっと休憩ってことかな」と前向きさは変わりません。「歩いてもさすがにまだ痛いから、上半身を鍛えてます。早くチームに戻りたいね…」。上半身裸で黙々とウェイトマシーンと向き合う姿に、周りから「やっぱり白いねぇ」とからかわれながらも、これまでの活躍を支えてきた上半身の筋肉が、たくましく鍛えられていました。まさにアスリートの肉体とはこのこと。日頃の鍛錬があっての肉体でした。

27日の神戸戦を終えれば、短いながらも代表戦でのインターバルが入ります。近藤選手にもチームにとっても大きな大きな中断期間。故障者にとっては治療の期間、元気な選手にとっては鍛錬の期間。6月9日からの約20日間でリーグ戦5試合をこなす前半戦最後の山場に向けて、チーム全体の力が問われている今です。まずはマリノス戦。ホーム日立台で、アウェイ0-3完敗の雪辱戦です!!当日券もあります。次の日立台は6月20日までありませんよ。サラリーマンの皆さん、「同僚誘って観戦しナイト」のイベントもあります。さあ一緒になって戦いましょう!!