2005年5月29日

更新日:5/29 19:24

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本日の担当:飯田正吾

今日は、昨日のナビスコ大敗後の試合(サテライト)ということもあり、会社の中も重苦しい雰囲気であったが、若い選手達の活躍、勝利によってひとときの喜びを味わいました。トップの試合内容が改善した訳ではないが、今はどんな試合でも勝利することによって本当に幸せを感じてしまいます。そんな中、今日の試合では、ユース選手7人がエントリーされ、6人が出場しました。ディフェンスライン(4バック)では石川直樹選手以外、ユース選手で守り、危ない場面もありましたが、最後まで体を張って、必死にゴールを守りきりました。また、中盤でも福地選手(ユース)がキーパーとの競り合いで逃げず、ヘディングゴールするなど、トップ選手に見せたくなる、ひたむきな姿に胸を熱くさせられました。特に福地選手のゴールには、いろいろとこみ上げてくるものが。福地選手はレイソルのジュニア(小学生)から在籍しており、現在、トップの練習にも参加しているユースの柳沢選手や船山選手と同期で、共にジュニアから中心選手として活躍。現在、ユースではレギュラーを獲得していないが、トップ昇格へ向けて毎日がアピールの場となっています。柳沢選手や船山選手のように、スピードや技術はないが、3人の中で一番ハートの強い選手です。中学生の時には、クラブユース選手権大会決勝で、試合後の挨拶で、体力の限界を超えていたため、気を失ってその場で倒れ、そのまま入院したエピソードも。プロになる為には、スピードや技術はもちろんですが、人より強いハートを持っていることも重要な評価ではないかと。頑張れ福地。