2006年6月22日

更新日:6/22 0:13

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本日の担当:横井孝佳

タフな試合でした…。本当に勝ててよかった。今日の試合を落とす(たとえ引き分けでも)のと勝つのでは、キタジの言うとおり全く状況が異なってきますから。今日の試合に臨む選手たちからは、絶対に勝つ、第1クールと同じ轍は踏まないという強い意欲が感じられ、頼もしく見えました。
湘南の、連敗を阻止しようという意気込みも相当なものでした。ピッチ上では双方の意地と意地がぶつかり合い、キックオフ直後から激しい展開に。スタジアムの喧騒(メインスタンドには多数の学生さんがいらっしゃっており、声量がすごかったのです)と相まって、心臓の鼓動が通常の倍くらい早くなったように感じられました。

結果的には、先制したものの追いつかれ、李忠成選手のゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切ったかたちになりましたが、最後まで息もつかせぬゲーム。それだけに、勝てたときの喜びと安堵は大きかった。ロスタイムの5分間は、ほとんど無呼吸だったような気すらします。
ロッカールームから出てきたチュンソン選手は、いつにも増して饒舌でした。じつは、先日の徳島戦の折、コメントを求める際に写真もお願いしたのです。いったんはOKしてくれたのですが、「いや、やっぱり今日は写真は勘弁してください」と断られてしまった。「何も出来なかった」と悔やむ表情を見せたくなかったのでしょう。「今日は写真いけるでしょ!」と声を掛けたら、最高の笑顔で頷いてくれました。あとでフォトギャラをアップしておきます。
チュンソン選手は、サポーターの皆さんへの感謝をことのほか強調していました。「平日なのに、アウェーゲームにこれほどの(人数の)サポーターが来てくれた。試合前から、選手同士でも話してたんですよ。『サポーターのためにも、今日は絶対に勝とう』って」まさに、選手とサポーターが一心同体になって戦い、掴んだ勝利ですね。バックスタンドの半分を黄色に染め上げた様は、メインスタンドから見ていても壮観でした。
なお、石さんが監督会見でコメントしていたように、リカルジーニョ選手が足の痛みを感じて交代となりました。バスに乗り込む前に声を掛けたら、腿裏をアイシングしていました。今晩は患部を冷やし、明日様子を見ることになります。大事にならないことを願っています。

なお、トップページでもお知らせしたとおり、明日の練習開始時刻が午後に変更となりました。突然の変更でご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。練習見学を予定されている方はご注意ください。