2006年7月22日

更新日:7/22 22:56

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本日の担当:横井孝佳

一体梅雨はいつになったら明けるのでしょうか。そんな疑問が頭をよぎる曇り空の柏の葉。駒澤大学との練習試合を行いました。
試合前に主務の宮本タクちゃんから渡されたメンバー表を見て、何と言ってもうれしかったのは、フランサ選手と鈴木達也選手の復活。フランサ選手は6月21日の湘南戦以来、鈴木達也選手に至っては5月6日の草津戦以来ですから、ずいぶん久しぶりです。
布陣は、フランサ選手が1トップの4-2-3-1。鈴木達也選手は2列目の右に入り、トップ下には佐藤由紀彦選手が入っていました。石崎監督がモンテディオを率いていた頃、佐藤選手はトップ下でブレイクを果たしています。なかなか興味深い布陣でキックオフしました。

しかし、駒大は普通に強い。2トップは各クラブの注目を集める巻選手(ジェフの巻選手の弟さん)と原選手。15分過ぎ、右サイドからのクロスを原選手に、数分後にはコーナーキックから巻選手に、いずれもヘディングで決められて立て続けの2失点。レイソルはコンビネーションも今ひとつで、アグレッシブな駒大に押し込まれる場面が目立ちます。慣れない布陣を試したり、熟成を深めるのが練習試合の目的なので、仕方ないのですけど…。
指揮を取る高コーチの指示で、佐藤選手と鈴木選手のポジションを入れ替え。この変更により、フランサ選手が卓越したポストプレーでボールを捌き、鈴木選手がスピードを活かして縦に突破する場面が出てきました。途中、CBとしてプレーしていた落合選手が負傷交代(本人いわく、やれたけどベンチが気を遣ってくれた、とのこと)。前半終了間際には、相手のクリアボールを永井選手が左へ、平山選手の低空クロスに中央で佐藤選手がダイビングヘッド、これが決まって1点を返します。

後半は、足が止まってきた駒大に対しレイソルが押し込む場面も増えてきます。後半から出場した宇野沢選手が、持ち味の突破力でハーフウェーライン付近からペナルティアーク手前までドリブル、弾丸ミドルを放つ場面も。惜しくもポストに嫌われましたが、300名ほどのお客様が入ったスタンドが沸きました。
ドゥンビア選手が一発レッドで退場、しかし練習試合のため、相手ベンチに確認をとって、前半で退いていた鈴木達也選手が再び入りプレー。終了間際はレイソルが押せ押せ。どうしてもゴールをこじ開けることができず、このまま敗戦かと思われたロスタイムに、鈴木達也選手がドリブル突破、見事な切り返しでDFをかわしシュート、これが決まって、同点で試合を終えました。

ちなみにレイソルのGKは桐畑選手が90分間プレー。終了間際のレイソルが押していた時間帯に、カウンターから決定機を与えてしまいましたが、桐畑選手が横っ飛びセーブ。ビッグセーブでした。本人に水を向けると「いや、全然駄目っす」と謙遜していましたが。鈴木GKコーチも「もちろん課題もあったけど、(それも含めた今日のプレーに対して)オレは納得してる」とまずまずの評価を与えていました。
なお、この試合で先制点を決めた駒大の原一樹選手が、明日から火曜日までの3日間、レイソルの練習に参加します。明日練習見学にお越しになる予定の方はご承知置きください。

さて、話はまったく変わりますが、大勢の方からメールにお問い合わせをいただいているので、この場を借りてご回答申し上げます。8日の「七夕デー」で、選手が書いた短冊をアップしてほしい、というお願いについて。
じつは、七夕飾りの笹を回収したところ、ほとんどの選手の短冊がなくなっていたのです。たぶん、天の川へ飛んで行ったのではないかと。きっと願いも叶うことでしょう。
笹に飾りつける前に写真を撮っておかなかった私のミスです。皆様、大変申し訳ございません。