2006年7月26日

更新日:7/26 23:55

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本日の担当:種蔵里美

うーん・・・。
通る選手たち一人一人からそんな声が聞こえてきそうなミックスゾーンでした。
昼間は太陽がこれでもかとばかりに照りつけ、非常に暑い一日となった今日。それでもキックオフの頃には風も出てきて、試合後に振り返った選手たちも「思っていたほど暑くはなかった」とコメントしていました。
「よくない癖。久しぶりのゲームで難しい部分もあったにせよ・・・。頭ではわかってはいるんですけど」と小林祐三選手が言ったように、立ち上がりのレイソルはどこかバランスが悪く、ミスも続く。前半15分にカウンターから失点してしまいます。
敵は己にあり。立ち上がりから自分たちのペースでしっかり試合を運ぼう、と気を付けて全員が意識していたはずだったのですが。こうした悪い部分が出てしまったこと、後半も逆転はしたけれど攻めているなかで点をとりきれなかったことが、試合後のなんともすっきりしない表情にあらわれていました。
次の試合は中2日。5月以来の連勝ができたことを大事にして、まずは次節・草津戦で課題を克服した戦いを見せましょう!第3クールの目標「勝ち点26」のために、ひとつひとつ、です。

実は今日の試合、佐藤由紀彦選手にとって、出場した試合での初勝利。試合後はホッとした表情を浮かべていました。出場せずに勝った試合でもいつもまぶしい笑顔でスタッフを労う由紀彦選手ですが、今日のホッとした笑顔はまた格別でした。

そして最後になりましたが、なんといっても今日は鈴木達也選手の復帰!
その献身的な動きで石崎サッカーの生命線とも言われる鈴木選手。「後ろ向きなプレーではなく、前へ前へ」と前線で走り回り、後半の逆転につながるリズムを作り出してくれました。
5月6日以来の出場となった今日は、途中からの出場。ウォーミングアップから体をつくって、そのまま試合に入るスタメンとは勝手が違い、また久しぶりのピッチだということもあって「今季は途中からの出場はあまりないし(実際は途中出場は今季初)、いっぱいいっぱい。ふらふらでした」と言いながらも、「それでもあれくらいのチャンスがあれば、ああいうところで決めないと」と得点がなかったことを少し悔んでいました。
「またチャンスをもらえたらやってやるぞ、という気持ちにさらになった」というひさしぶりの日立台。あの大きな鈴木達也コールが本人の気持ちをぐんぐんと上昇させてくれたのは言うまでもありません。次節以降、その「スーパー達也」ぶりを発揮してくれることをさらに期待しましょう。