2006年8月23日

更新日:8/23 3:14

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:種蔵里美

東京Vを相手に1?4の敗戦。
前半の立ち上がりはフランサ選手を中心にチャンスを作りいい流れだったものの、失点が重なるにつれてバランスを崩していくチーム、そして失点後に互いを鼓舞するのではなく思わず見合ってしまう場面も見られた選手たち。
3試合で9失点。今日に限っては「こういう試合もある」と言い切れる試合ではないと思います。悔しい。苦しい。レイソルはなかなか悪い流れを断ち切れずにいます。

国立から戻り、今季始動日である1月20日の広報日記を読み返していました。
レイソルの2006年がスタートした日、何が待ち受けているかわからず、ヒリヒリした想いで「J1昇格」に向けて気持ちをひとつにした1月20日。
いまはまさに踏ん張るときです。ここで踏ん張らなければ、みんなで乗り越えなければ、あの日のそれぞれの決意は無駄になってしまいます。みんなで乗り越えると決意したのですから。

試合後、ミックスゾーンを通る選手たちからは、「誰かに頼るんじゃなくて、全員でやらなきゃ」といった声が多く聞かれました。乗り越えるためには一体感が必要。選手たちも危機感を募らせています。

今日の試合、60分から途中出場した北嶋選手と鈴木達也選手のコンビは4月15日の神戸戦以来、実に4ヶ月ぶりでした。キャンプから互いの動きを確認しあい、開幕ダッシュの原動力ともなったツートップ。
交代のためにユニフォームに着替えてロッカーから出てきた北嶋選手が右手で左胸のエンブレムを何度も強く叩いていたその姿を見て、レイソルを、私たち家族を背負ってピッチに向かっていくその強い気持ちに胸が熱くなりました。
鈴木達也選手が試合後に強い口調で語った言葉からもまた強烈な悔しさと今後に向けての決意が感じられました。
「開幕からここまで、選手が変わったりしていることで、やり方が少しずつずれてきたのだと思う。いまのサッカーと開幕の頃のサッカーは違う。オフェンス、ディフェンス、というより一体となって全員で走って、みんなが足を動かさないと。開幕の頃には簡単には戻れないし、全員が変わらないといけない。そこまで飛びぬけた選手が11人いるわけではないのだから」
愛媛戦まで中3日。苦しいところを踏ん張って、原点に立ち返って、戦いましょう。

さて最後に、今週末の愛媛戦で発行するマッチデープログラム「サポーターズヴォイス」を募集します。締め切りは8月24日(木)の午前9時。これまでメッセージを送ったことのなかった方も、送っていただいている方も、ぜひみなさんの「声」で選手たちに力をください。そしてぜひスタジアムでともにこの苦境を乗り越えましょう。
よろしくお願いします。