2006年8月27日

更新日:8/27 2:38

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本日の担当:横井孝佳

日記が遅くなって申し訳ありません。
今日の試合を何と表現してよいものやら、考えていたら1行も書けないまま数時間が経過してしまいました。こう見えても結構頭使って考えながら書いてるんですよ・・・。署名原稿とはいえ、クラブの公式サイトに掲載する以上、公式見解となり得ますから。

とりあえず勝ち点3を確保できたこと、また2点差を付けられたことは、得失点差を考慮しても評価できると思います。
レイソルは開幕とまったく同じメンバーに回帰し、前半からプレッシングサッカーを展開しました。コンビネーションが合わない場面も多々ありましたが、時間が経過するにつれて徐々に思い出したか、息も合ってきたような。前半30分過ぎ、スローインを落としたボールを後方から走ってきた大谷選手がかっさらってドリブルで攻め込んだシーンなど、第2節の草津戦、フランサ選手が出したボールを宇野沢選手が受けて攻めあがったシーンを彷彿とさせました。
もちろん、守備面の連携など、課題は山積しています。19本もシュートを打たれたとあっては・・。石さんが指摘したように、DFラインがズルズルと下がってしまい、山根選手の左右のスペースをいいように使われていました。

なぜ開幕当初のようなサッカーができないのか。一つには、選手にかなりの疲労が蓄積していること。皆、満身創痍なのです。毎日のトレーニング後の治療時間も、以前よりずっと長くなっています。
今日のふれあいタイムをお願いした鈴木将太選手。左膝を傷めていると瀬戸選手から聞いていたので、テニスコートに向かう道すがら「大丈夫?」と気遣うと、「どこも痛くない選手なんて1人もいませんよ」と返されました。開幕から試合に出続けている選手は尚更です。
もう一つは、リーグ戦も3分の2を過ぎて首位をキープしている今、口では「順位など関係ない、目前の試合に勝利するのみ」と言いながらも、その実プレッシャーでガチガチになっていること。「勝とう!」の前に「負けられない」という意識が働いてしまう。われわれスタッフですら、試合前には心拍数が上がっているというのに、ピッチで戦う選手にとってはいかばかりか。
だからこそサポーターの皆さん、皆さんの応援で選手に勇気を、パワーを与えてやってください。選手をサポートしてやってください。すっきり快勝!で溜飲の下がるゲームをお見せできないのは心苦しいのですが、引き続き温かいご声援を送っていただきたいのです。やる気のない選手など誰一人いませんから・・。

それにしても、過去2回の対戦でも感じたことですが、愛媛はいいチームですね。皆がよく走り、連動性もあり、はつらつとしている。清々しさすら覚えました。ウォーミングアップの前に相手サポーターに頭を下げるチームなんて初めて見ましたよ。
試合後、現強化担当の飯田元広報に、「なんで愛媛ってこんなサッカーができるんでしょうかね」と聞くと、「J2に降格制度があったら、このサッカーは出来ないだろうね」と答えられ、ハッとしました。愛媛には失うものがないのです。だからこそ、あんなに攻め込んでくる。結果的には前掛りになったところをカウンターで突かれて2点を失ったわけで、降格の危機に瀕していたら、守りを固め、勝ち点1の確保を狙うはず。なるほど、と感じ入った次第です。

ところで今日の試合前、愛媛のチームバスが到着するとすぐに、菅沼実選手が事務所に挨拶に訪れてくれました。「調子いいみたいだね」と振ると「どうっすかね?」と笑っていましたが、その表情には、チームの主力として出場し続けている自信がみなぎっていました。なんと言いますか、いい男の顔でした。こちらもうれしくなりますね。