2007年6月23日

勝ち点3!

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

0623.jpg

5試合連続白星なし、3試合連続ノーゴール、フランサ&アルセウが出場停止。石崎監督が「乗り越えよう!!」と立ち向かった壁は決して楽に越えられるものではなかったと思います。でも「フランサがいないことで、みんな全員が動かないとという意識が強かった」という山根選手の言葉、そして速報でも書きましたが「ここは日立台か!?」と錯覚するようなサポーターの殺気にも似た気合い。今日は絶対勝たせるんだという思いを、選手たちも強く深く感じていたようです。

佐藤由紀彦選手
「サポーターに勝利を届けたいという一心でプレーしました。ここのところ勝てなくてうまくいかない時期が続いたにもかかわらず、変わらず熱い声援を送り続けてくれた」

菅沼選手
「今の成績はサポーターの熱い声援があってのことだし、彼らは間違いなく12人目の選手だとみんなで言い合っています」

チュンソン選手
「今日はアウェイなのにサポーターがいっぱいで、自分のコールが起こるたびに鳥肌が立って涙が出そうになった」

しかし勝利の味に酔うロッカールーム。2失点を喫してしまった守備について、石崎監督と古賀選手がさかんに意見をかわしていました。人数が少なくなってパワープレーに打って出た相手の攻撃に対するディフェンス。こうしようという二人の意見は合致していましたが、完璧には機能していなかったようです。勝利の味に柔和な表情を見せつつも、次戦へ向けての反省は怠りません。久々の勝利。勝ち点3。3点を獲るということがどれほど大変で、どれほど大きなものかを改めて感じました。

最後に、前半27分ごろに相手と衝突して途中退場した鈴木達也選手。そのまま担架で運び出されて、病院に搬送されました。診断は脳震盪と左頭部の裂傷。CTスキャンでも異常は見られず、試合後にはみずから歩いてスタジアムに帰ってきました。しかし、激しい激突を物語るように、目元などを腫らし、痛々しい表情ではありました。重傷ではないことが幸いでした。達也くんは練習しないと落ち着かないかもしれませんが、まずはゆっくり安静にしてください。

明日は、日立台でサテライトのジェフ戦です。15時キックオフ、暑さ対策は十分にお気をつけて日立台へどうぞお越しください!!