新・鉄人
担当:河原 正明
今日も取材が多い一日でした。大重広報はモバイルレイソル限定企画「on the way」の取材で柏市内に、私はクラブハウスでファンクラブ会報誌「日立台通信」の取材に。
インタビューは近藤選手。昨年の春以来の登場です。今季はここまで、自身最長となる公式戦全試合(ちばぎんカップ、天皇杯含む)にフル出場、と鉄人ぶりを発揮しています。今季ここまでの自身のプレーについては「中断明けなど苦しかった時期もあったが、今の結果は上手くいきすぎとも言える。それでも、自分もチームメイトも監督の信頼を得られていると、強く感じて戦えていることが大きい」と、言葉から充実していることが伺えます。
その近藤選手、次節・栃木戦の翌日に27歳の誕生日を迎えるのですが、最近の大きな変化はやはり昨年結婚して、家庭ができたこと。自身はそんなには意識していないとはいうものの、「守らないといけないものがある責任感が増しました。それから、サッカーに集中できる環境にしてくれていることも大きい」と内助の功を上げ、奥様にも感謝の言葉を述べていました。栃木戦でもきっちりとゴール前を守ってもらいましょう!ちなみにクラブのリーグ戦連続フル出場記録は1997年の萩村滋則選手(当時)の32試合・2985分です。このまま出場を重ねて記録更新なるでしょうか?
さて、今日発表された"ザックJAPAN"の日本代表メンバーには残念ながらレイソルから、またJ2クラブからは誰も選出されませんでした。サポーターの方やマスコミの方からは「あるかもよ?」と言われていましたが、やはりトップカテゴリーで闘う選手が中心に選ばれるというのは、ある意味自然な結果だと思います。それでも「そこ(代表入り)を目標にしていかないと」と話したのは近藤選手。「同い年の勇蔵(栗原:横浜マ)や充(永田:新潟)が入っているからね。U-20代表の時は3人でDFラインを組んだし」そう話す彼の表情からは、この先にはJ1復帰、そして代表入りも視野に入っていることが伺えます。
しかし、まずはJ2リーグを勝ちあがることが必須。明後日の相手は栃木SC、第2節、アウェイで今季唯一のスコアレスドローを喫した相手です。果敢なプレスでなかなか決定機を作れず、少ないチャンスもポスト直撃など決め切れなかった印象が強いですが「あの頃とはチームが違う」と選手たちは皆一様に口にします。
今回は我々のホーム・日立台での闘いです。目の前の敵を倒し、その先の目標達成に向けて、皆さんも選手たちのサポートをよろしくお願いします。