2010年10月27日

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担当:河原 正明

 昨晩から今朝にかけて一気に季節が進みました。選手たちも急に来た寒さ対策に、インナーやスパッツなど防寒ウェアを着こんで練習をしていました。
 今日の練習ではシュート練習が加わり、FW陣は奮起してこのトレーニングに臨みました。現在、リーグ戦241分間無得点と今季最長のブランク。前節も21本のシュートを放つものの、残念ながら得点には至りませんでした。大分、熊本とどのチームも守備に重きを置く戦術を採用して、レイソル攻撃陣に対抗してきました。おそらく次節・水戸戦も相手はゴール前の守備を固めて守ってくることは想像に難くないでしょう。
 シュート練習ではネルシーニョ監督直々の指導も。いかにして引いた相手を崩すか。アイデアを高い技術で生かして、ゴールを奪う。繰り返し、繰り返し、何度も確認作業が行われていました。
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 ゴールを決めて欲しいのはFWの選手ですが、ボールの出し手にも精度が要求されます。少し乱れたラストパスには「パスにメッセージを込めて!」とすかさず布部コーチの声が響きます。言葉で伝えられるものと、言葉にしなくても伝わるもの。そのボールにメッセージは込められているか。チームスポーツでは当たり前のことですが、お互いがお互いを思う気持ちとコミュニケーションが大事なんだよと、改めて気づかされます。
 今季は幸運にも、何度も心躍るラストパスを見ることができています。初戦・大分戦で右サイドの村上選手からフランサ選手への弾丸パスに始まり、鳥栖戦でのレアンドロ選手の工藤選手への糸を引くようなスルーパス、アウェイ富山戦で逆転弾となった山?選手から大谷選手へのFK、アウェイ福岡戦での北嶋選手からレアンドロへ絶妙なタイミングで放たれたパス...思い返せばキリがありません。が、それは普段の練習から、意識を共有することを徹底しているからできているからだと思います。何組もの選手たちが、ピッチ上で相思相愛の関係となってチームを勝利に導いてくれています。残り6試合、あと何回ゴールシーンを見ることができるのかが非常に楽しみです。
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 さて、今日は先ほどまでイエローハウスが開催されていました。先月は台風のために急遽中止となりましたので、約2ヶ月ぶりです。平日の夜にもかかわらずご参加いただきました皆様には感謝申し上げます。今季もあと1ヶ月弱、残り少ないホームゲームや次年度以降について様々なご意見を賜りました。より良いクラブ運営の参考にさせていただきます。なお、議事録は近日中にアップされますので、ご確認ください。