2013年11月27日

お帰りなさい!

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担当:大重正人

今日は朝からうれしい再会がありました。藤田優人選手が、日立台に帰ってきました。11月2日のナビスコカップ決勝戦の前半早々に膝を強打し、その負傷した右ひざで渾身のアシストクロス。その代償はあまりに大きく「頭が真っ白になった」という全治8か月の靱帯損傷の大けがを負いました。11日に手術をおこない、3週間近い入院生活を終えて、日立台でのリハビリをスタートさせました。

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頭にタオルを巻いて、右足はしっかりとサポーターで保護。マシンバイクを慎重に漕ぐなど、トレーニングハウスからグラウンドの芝生を見ながら、ゆっくりと体を動かしました。「みんながサッカーしているところを見たら、やりたくなってしまいました。Jリーグも天皇杯も、ずっとテレビで見てました。病院ではあまりすることがなくて、ほかのチームの試合も全部見ましたよ。スカパーオンデマンド、すごいですね!」

さらに言葉は続き「グッチくんやテツロー、キムやアキノだったり。一緒に苦しんできたみんなのプレーを見て、こみあげてくるものがあった」。励ましを受ける立場なのに、逆に病床からチームメイトを励ますメールを送っていました。広報日記も楽しみに読んでいてくれていたそうです。厳しい現実に向き合いながらも、今日の表情は、とても明るく見えました。しっかり怪我を治して、またピッチに戻ってくる。連載「on the way」のタイトルにもなった「不屈」の姿で、気持ちを前向きに、リハビリを乗り越える。復帰の日まで、温かく見守っていただければと思います。

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ホーム最終戦のFC東京戦のマッチデープログラム、大谷キャプテンのインタビューです。「Jリーグで日本人のトップクラスの選手が11人揃っている」とFC東京の個の力をまずは警戒です。そして球際やセカンドボールなどの一つ一つの競り合いの重要さを改めて説きます。「この前の青山選手のゴールみたいに致し方ないシュートもあるけど、その失点に至るまでのところで、もっと突き詰めていかないと。そこを見逃しちゃいけない」。

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ここまでリーグ3番目の得点力、攻撃的なサッカーを標ぼうするFC東京に対し、やはり勢いづかせるような先制ゴールをなんとしても防ぎたいところです。「今年はホームの勝利が多くないし、お客さんを増やす、また日立台に来たいと思ってもらうには勝つことが一番。相手はいいチームだけど、ホーム最終戦を勝って終わりたい」。チケットはもう残りわずかです。リーグ開幕戦やACLアルシャバブ戦のように日立台を黄色に埋め尽くし、今季最後のホームゲームを後押ししてください!

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明日は非公開練習、そして明後日29日(金)のトレーニングは、午前9時スタートに変更になりましたので、合わせてご注意ください!