2014年4月17日

執着

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担当:大重正人

水曜の大宮戦から、土曜のマリノス戦へ。中2日での試合は今季初めてです。今日はリカバー、明日はもう試合前日。戦術的なトレーニングよりも、いかに回復して、土曜の15時に合わせていくかという2日間となります。「負けていないから良い、という選手は誰もいない」。大谷選手や工藤選手から、なんとかこの状況、殻を打ち破りたいという思いが言葉と表情に表れていました。守備のやり方をさらに整え、いかに攻撃へつなげていくか。

「ジュンヤやクドーだったりをできるだけ攻撃に専念させたい。攻めにいく力を蓄えさせたい」(大谷選手)。
「勝ちにもっと執着しないと。きれいな形にこだわらず、もっと強引にゴールを狙っていい」(工藤選手)。
攻撃と守備の中心である2人の言葉を、チームとしてどのようにピッチ上でシンクロさせられるか。ピッチの中でも外でもいろんな会話、要求をし合っていることでしょう。ここで迎えるマリノス戦。実力あふれる強敵を相手にするたびに、レイソルは100%かそれ以上の力を発揮してきました。

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「いい内容だけど引き分けていることが多い。でも今は、内容が悪くても勝ちが求められている状況だと思います。自分たちは結果を残してきたチームだから、負けていないでは許されない」。ぐるっと千葉(5月21日発売予定)のスポーツコーナー、増嶋選手がインタビューを受けました。今季、自身はなかなかピッチに立つ機会をつかめていませんが、それでも「また自分の場所へ戻って、先頭に立って、チームをいい方向へ持っていきたい」。その言葉を実現する為にも、全体練習後には「取材、筋トレしてきてからでいいですか」と自己の鍛練に汗を流しています。リーグ優勝を知っているメンバーとして、チームを牽引しなければというマスの気持ちは、タニやクドーをはじめ、スゲやクリといった他のメンバーも変わりないでしょう。マリノス戦で実ることを祈るばかりです。

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そのマスのインタビューは、ファンクラブ会報誌「日立台通信」の2014年第1号にも掲載れています。単独インタビューでは、今季から私服やオフザピッチの一面を紹介。マスのスポーティーなファッションもお楽しみに?。そのほかには「太田&輪湖対談」「栗澤選手メモリアルゲーム回顧」が収録されています。今月28日からの発送となりますので、お手元に届き次第、ぜひご一読いただければと思います。