2014年4月29日

第二関門突破

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担当:河原 正明

 雨降りやまぬ大阪での、2013年元日以来のガンバ大阪戦は2-1で二試合連続の逆転勝利となりました!雨の万博での試合は、前回2012シーズンに対戦も澤選手がハットトリックを決めた記憶も新しい一戦。立ち上がりからリズム良くゲームを支配するもしかし、一瞬のスキに「驚いた失点」(ネルシーニョ監督)で先制されます。

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 それでも「大崩れしなかった」(大谷選手)チームは慌てずに盛り返していきます。同点ゴールは31分、田中選手が工藤選手に鋭い縦パス、リターンを受けるべき動き出しで駆け引きをします。「相手DFが引いてきた」のを見て瞬時に深く入らずにマイナスのクロスを呼び込むと「ナイスボールがきた。工藤と2人で崩したゴール」を叩き込み同点に追いつきます。

 そして前半アディショナルタイム、相手PA近くでのフリーキックのチャンス。キッカーはもちろん田中選手。「相手の壁の作りかたが甘かった」と見抜き振り抜いた左足がキレイな放物線を描き見事な鮮やかな逆転ゴールとなります。
 「あれは決めないとジョルジに怒られます(笑)」。今季は昨季で退団したジョルジワグネル選手に代わりフリーキックのキッカーを務めます。実はうれしいJリーグで自身初のフリーキックでの得点でした。ここでも駆け引きが。「左側が空いていて壁の作り方も甘かった。主審の笛が鳴ってからも少し間を置いて相手を焦らして自分の間合いで蹴りました」。先制されるも理想的な形で前半を折り返しました。

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 後半は一進一退、レイソルは何度かチャンスを作るも決めきれず。ガンバも宇佐美選手らフレッシュな選手を投入して打開を図ります。4月は後半に追いつかれてドローという試合が続きましたが、「割り切って守り抜いた」(高山選手)最後まで集中力を切らさない戦いで貴重な勝ち点3を手に入れました。

 今季リーグ戦初の2連勝、次は首位の鹿島アントラーズ戦です。「直接対決は勝ち点3以上の価値がある」(近藤選手)首位を叩いて勝ち点を積み上げるにはまたとない相手です。ゴールデンウイークのホームゲームはぜひスタジアムで応援いただければと思います。

 最後に今日も雨の中大阪で応援いただきましたサポーター、そして地元で声援いただいた皆様に御礼申し上げます。
 明日はガンバ戦先発組は10時からリカバリー、それ以外の選手は9時30分からの練習となります。また5月1日は非公開練習となりますのでご了承ください。

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