2014年5月30日

盟友

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担当:河原 正明

 ヤマザキナビスコカップ予選グループも泣いても笑ってもあと1試合。最後はホーム・日立台開催ということを最大のアドバンテージにして挑むだけです。予想以上に暑かった今日の練習は、試合に向けてのコンディションを優先していつもよりも短めとなりました。

 今日5月30日は茨田選手23歳の、そしてレイくんの誕生日です!練習後にピッチでお祝い、という流れで段取りしいていたのですが、ケーキが届くよりも一足早く選手たちが上がってしまいました。そこで「食堂でお祝いしよう」と他の選手たちと待っていると「バラは帰ったかも?」という怪情報が。「え?」と焦るマネージャーが捜索。トレーナールームにいることが判明して一安心。少し珍しい場所でお祝いをしました。

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 23歳の抱負は「『結果』です。ボランチ選手が点を取ったり、ゴールをアシストすればチームはより勝利に近づくはず。今シーズンは、改めてチームの戦力として活躍する責任を持って臨んだ」。プロ5年目の23歳は大卒1年目の選手と同い年。「GW前くらいからようやく試合に絡めるようになってきた。今は個人でもチームでも結果を残せていると思う」と言葉にも表情にも自信をたたえています。

 茨田選手のプロ初ゴールは日曜日に対戦する徳島が相手でした。2010年シーズン、ルーキーながら開幕戦に出場するも、その後は途中出場が3試合となかなか出番が廻ってきませんでした。ようやく11試合ぶりに先発出場した徳島戦で2ゴール2アシストの大活躍、再びレギュラー争いで頭角を現すきっかけとなった試合でした。
 その徳島戦は「ゴロー(徳島GK 川浪 吾郎選手)が出られるかもしれませんよね!」。レイソルアカデミーから揃って昇格した同期との対戦を一番心待ちにしているそう。「(川浪選手が先発した)名古屋戦も見ました。いいセーブもしていた」とアカデミーでも世代別の代表でも一緒だった盟友の試合はチェックしているそう。「互いのことを理解し合っている」だけに「ゴローからゴールを取って勝ちたい!」。もちろん「その前に試合に出られるようにしないと」と付け加えることも忘れていませんでした。

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 4年前は敵味方同士でしたが、時を経て輪湖選手は日立台に古巣を迎える一戦になりますね。

 そしてこの試合に"BtoJシート"でご招待するのは柏市立富勢中学校。今をときめく元・柏レイソルでワールドカップ日本代表 酒井宏樹選手の母校です。学校には誇らしげに「祝・ワールドカップ出場!」と幕が張ってありました。

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 チケット寄贈に訪問したのは田中選手と鈴木選手。田中選手は「みんなの先輩でワールドカップに出る選手がいます。みんなも努力すれば出られるかもしれないです」と励ましの言葉をかけます。田中選手はレイソルで、鈴木選手もロンドン五輪など日本代表で酒井選手とチームメイトでした。
 このところ"BtoJシート"の寄贈に行った選手が活躍する流れも出来つつあります。徳島戦も両選手の活躍でスタンドのサポーター、そして富勢中サッカー部のみんなに勝利を届けましょう!

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 予選グループ最終戦 徳島戦のチケットは好評発売中です。最終戦の勝利が予選突破に必須な状況は変わりありません。また、試合前には恒例のナビスコキッズイレブンイベントも実施予定です。天候も晴れ予報です。ぜひ1ヶ月半の中断期間前最後の戦いはスタジアムで応援よろしくお願いします!