2015年4月15日

明日は鹿島戦

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担当:大重正人

日曜の松本戦で連敗を抜け出し、ここからもう一度加速していきたいリーグ戦。今週は変則開催、明日木曜日に鹿島アントラーズを日立台に迎えてのホームゲームです。松本戦では3ゴールが生まれ、山東戦から引き続きゴールという結果をしっかり残してきました。工藤選手はこのように振り返り、鹿島戦へ意気込んでいます。

「チームとしても、ゴールの取り方や形ができてきているので、そういうのが自信になってくるし、誰でもゴールが取れるような状況を作り出せているので、調子は良いです。チームとしてもゴールが生まれる、良いイメージがあるので、それは上手くみんなの中に残っていると思うので、個人的にも気持ちよく試合に入れます。連戦ですけど、そんなにチームとしても疲労があるわけではないので、連戦が続いているなかでも、どういう戦い方をするのか、チームとして非常に手ごたえを掴んできているので、非常に試合がくるのが楽しみです」

前節、途中出場からのゴール、そして工藤選手が「見惚れるほどだった」という鮮やかなダイレクトシュートを放つなど、攻撃の流れを作り、決定的な仕事を果たした太田徹郎選手。「攻撃でやることは変わらないし、精度を高めていくだけなので、僕が松本戦で点を取った形のように、あのゾーンにうまく侵入していって、その後サポートして、ゴールまで持っていく形が何回も作れれば、得点チャンスも増えてくると思います」。

ただ一方で、吉田監督は松本戦からを振り返りながら、課題への対応を含めて、鹿島戦へまず、こうコメントしました。
「松本戦は勝ちましたけど、いくつかの改善しなければいけないというか、立ち返らなければいけない課題が出てきて、それを練習はもちろん時間はないんですけど、その中で映像を使ったり、選手と話したりして修正に向けて動いています。それがちょうど、この鹿島戦に生かされるんじゃないかというような、同じようなところが大事になってくるので。ちょうど良いタイミングというか、修正しなければいけないぞという意識付けは選手の中にできていると思いますし、感じています

修正というのはどうしても時間がかかるところがあるので、どういうふうに自分たちがオーガナイズをするのかというところを今一度振り返ったと。とにかくいろいろな相手、いろいろなシステム、移動がたくさんあって、ちょっと落ち着かない時間を過ごしていたので、やっと柏に帰ってきて、柏で試合をするということで、一旦修復しなければいけないところを修復しようというようなところです」

山東、松本とアウェイでの連戦。本拠ではない遠征先で100%十分なトレーニングを行うには制約もあります。そんななか、この我が家日立台へ戻っての3日間でした。ミーティングやトレーニングを重ねて、限られた時間ではありましたが、鹿島戦へむけてプランに沿ってメニューを消化してきました。

対するアントラーズについて、監督はこうコメントしています。
「勢いがあり、パワーがあり、伝統があり、したたかですよね。そんな勢いをどうかわすか、引き受けるか。受け止めちゃうとなかなか難しい試合になると思います。システムは2トップなのか、トップ下がいるのか分からないですけど、前線はスピードがあって、勢いがあって思い切りが良い。それでテクニックもありますので、そこにはとても警戒しています」

新加入の金崎選手をはじめ、土居選手、カイオ選手など、機動力、スピード、運動量など、動けるアタッカーが揃い、また遠藤選手や柴崎選手といったパサーから鋭いボールが出てくるでしょう。そこに両サイドバックも絡み、厚みのある攻撃を繰り出してきます。速攻遅攻も自在で、攻守ともに90分息の抜けない激戦が必至です。チケットの売れ行きも好調で、アウェイ側はほぼ完売です。レイソルも負けていられません。平日木曜ナイトゲームにもかかわらず、たくさんのチケットをお買い求めいただいています。ただ、まだ残席はあります。学校やお仕事帰りでお忙しいところでしょうが、ぜひ日立台でACL出場クラブ同士の熱戦に駆けつけてください!どうぞよろしくお願いいたします!!
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