2015年4月28日

明日は

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担当:大重正人

Jリーグ、ACLと連戦が続いてきた4月、今月最後の7試合目はアウェイ川崎でのリーグ戦です。川崎は現在4勝2分1敗の勝ち点14、目下3位。レイソルは2勝2分3敗の勝ち点8、鹿島や名古屋と勝ち点で並び、12位となっています。川崎は現在リーグベストの16得点(2位はガンバの14得点)、噂通りの攻撃力が数字と結果となって表れています。

互いに攻撃的な姿勢で、ボールをしっかりつなぎ、相手ゴールへ向かって攻め込むスタイル。ここまで7試合のパス本数は、リーグ1位が川崎(1試合平均683.4)、2位がレイソル(604.3)、こちらもデータにはっきりと表れています。

吉田達磨監督の、前日取材取材でもパスについての言及がありました。
「パスを回す本数で言ったらフロンターレの方が多いですし、回し方もちょっと違うんですけど、(全北、鳥栖戦と違って)そんなにボールが飛び交わない試合にはなると思います。(パスでつないでくる川崎は)いきなり対戦相手としては真逆になるので、調整というか、イメージを切り替えるというのが一番大事。今日は練習をちょっと長めにやりましたけど、イメージを切り替えられるかどうか、というところがすごく大きなポイントになると思います」

川崎の警戒するポイント、また昨季とのDFラインの違いについてです。
「フロンターレは基本的には全ての選手がボールを持てますし、動かせます。ここを、どこかに警戒を置いてしまうと、どこからでもというのがあるので、それぞれの特徴のところで、ここは良いここはダメというのをはっきりさせながらやっていくことが大事になると思います

川崎のDFラインは一番変わったところだと思います。ディフェンスラインだけでなく、良い選手は入りましたけど、むしろディフェンスラインにはボールをさらに循環させられる選手が加わった。また前線の守備が変わりました。すごく良くなっていますし、立つ位置も変わっていますし、プレッシングに来る回数も変わっていますし、そこに大きな変化が見られています。結構、前が追いますし、追い方がいいなと思っています」

鳥栖戦では先発選手の入れ替えがあったように、連戦においての選手起用について
「ナビスコカップでメンバーを入れ替えながらというのが、うちの場合はできないですし、そこでかなりの重たいものというか、それは肉体の中にありますから、そこは選手の様子を見ながら。スタメンもまだ半分しか決めていない状況です。明日の体調を見なければいけないという状況は間違いないんですけど、それも含めて楽しんでやっているというか、それも含めて良い試合をしたいなというところです。疲れていると言う選手はいないし、スタッフも気にしていませんが、ただ怪我はさせられない。そこは難しいし、おもしろいところだと思います」

また今日は真夏のような日差し、柏ほか千葉県内の多くの各地で30度に迫ろうかという、今年最高気温をマークしました。暑さに対してのコンディションについては
「この時期、いろんな考えもあると思いますが、暑さに慣れさせるには暑い中ピッチにいるしかないところもあるので、今日、昨日は暑い中無理矢理ピッチにいて。毛穴を広げたりとか、そういう細かいところまで気を使いながらです。先日のACLで、言わば使い果たしたような試合を1試合やっています。そこからみんながだんだんエネルギーを回復してくる時間は、いずれは取れるが、そこまで総力戦というか、ベテランから一番下の10代の選手まで、良い状態でフレッシュでいければと思っています」

明日の川崎も20度を超え、上着のいらない絶好の陽気となりそうです。2日の清水戦も日中16時キックオフ、またそのあとには、ACLでベトナムへ。それ以上の酷暑が待ち受けていますから、チーム全体でのコンディション調整は非常に大切になってきます。その連戦のなかでもサッカーの質を落とすことなく、勝利をつかまねばなりません。メインスタンドの改修工事が完成した等々力競技場、アウェイへの参戦もよろしくお願いします!