2015年5月13日

明日は湘南戦

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担当:大重正人

明日の湘南ベルマーレ戦。前節の山形戦と同じく、人の行き来が大変多い両クラブの対戦です。初対戦は1993年9月25日の第1回ナビスコカップ、3-2でレイソルが勝利しましたが、ハットトリックを決めた大倉智選手は、現在の湘南ベルマーレの社長に。曺貴裁監督と吉田達磨監督は1993年にともにレイソルに在籍し「ここで(現クラブハウス=旧選手寮)一緒に住んでたぐらいですから(吉田監督)」。現役の選手では、一昨年昨年と期限付き移籍していた武富孝介選手と中川寛斗選手、そして昨年レイソルに在籍した高山薫選手。互いに関係深く、いろんな思い入れのある両チームの対戦になります。

日曜日の山形戦は0-3と敗戦。メディアからは「その中でも、流れを持っていけるポイントがあったのでは?」という質問がありました。
「そのポイントは、いくつもあった感じです。苦労しなければいけないところの苦労は、クリアできたと試合中は見ていました。試合後にビデオを見返しても同じですし、分析班などいろんな班がありますけど、その意見も基本的には同じでした。ここは苦労するだろうといった後の精度というか、失い方などに問題はありましたし、セットプレーのところ、オーガナイズも含めて、問題というかちょっと違うところがありました。2失点目に関して言えば、時間もやり方も本当に幼いの一言ですし、それ以外の何物でもなく、1-0であれば、ということもありましたし、後半に行こうと思った矢先の2発目だったので、ああいう結果になったと思います」

ただ湘南も山形に似たようなスタイル、相手の勢いある戦いに対し、選手たちがどう整理をつけて、対抗していくのか。
「幸い、システムなど似たような相手が続くので、精神的な整理はとてもしやすいです。あとは意外とやれていたところを、選手が1回思い起こす必要はあるでしょうし、その0-3というスコアに隠れた悪すぎるイメージを払しょくしてほしいと思います」

山形と同じように、明日の相手の湘南も同じく「迷いのないチーム」では?
「それはもちろん、その年月が長いですよね。そのやっている期間が長い。山形さんとはまた違いますし、攻撃が多彩という印象です。守備もとてもタフだし、整理されています。シビアですし、隙がない」

体力とスピードが伴った「走力」、そして武富選手が体感してきた「勝負へのこだわり、集中」、局面や球際での争い。ベルマーレが得意とするところで負けず、そしてレイソルが取り組んできたスタイルで、どう相手より優るか。明日19時、日立台でキックオフです。