2016年3月15日

下平レイソル

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担当:大重正人

日曜日からスタートした下平隆宏新監督による新チーム。オフ明けの今日火曜日から全選手による本格的なトレーニングがスタートしています。アカデミー時代から取り組んできたサッカーを、再びいかにトップチームに浸透させていくか。週末の新潟戦まで時間は限られていますから、トレーニングとミーティングを繰り返しながらの取り組みになります。そして夕方発表しましたが、布部陽功U-18監督が、トップチームのヘッドコーチとして復帰し、さっそくトレーニングにも参加しています。またU-18は永井俊太監督が率います。

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外国籍選手など、このサッカーに初めて触れる選手もいますが、選手の大多数が昨年、またアカデミー時代に慣れ親しんできたやり方やトレーニングですから、選手たちが混乱するようなこともなく、スムーズに時間が過ぎていったように感じました。ボールをしっかりつないでいく。そこに、スピードやアグレッシブさを加えた新しいスタイルの融合。そしていかに「勝利」するか。何より勝利にこだわらなければいけません。

昨日、リオ五輪をめざすU-23日本代表のポルトガル遠征メンバーが発表され、レイソルからは3選手の名前が。クラブにとってもサポーターにとってもたいへん嬉しい出来事でした!手倉森監督は先日のジュビロ戦を視察に来られましたが、その構想にGK中村航輔選手、DF中谷進之介選手があり、1月の最終予選に不参加ながらも今季ここまでの出場やプレーにより、今回のチャンスを勝ち得ました。

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DF山中亮輔選手は、最終予選でも主力として活躍。それでも選手枠は18人と少なく、オーバーエイジ3人が加わる可能性もありますから、彼はレイソルでも常に緊張感のなかでプレーしていることでしょう。それがいい方向に積極的なプレーに表れているように映ります。「この大会でしっかり自分の良さを出して、左は大丈夫だと思われるように、世界を相手にしっかりプレーしたいです。いまは自分自身コンディションもいいですし、それをコンスタントに試合に出せていると感じています。今度はメキシコという強豪相手に自分がどれだけできるのかを図るためにも、今回の遠征は非常に大事だと思っています」

そしてユース時代の恩師と、ふたたびトップチームで師弟関係となります。「シモさんにはユースのころからとてもお世話になっていますし、やりたいサッカー、自分の特徴もすごく理解してくれていると思います。チームの状況はあまりよくないですが、少しでも自分がチームの力になれるように精一杯新潟戦に向けてコンディションを調整していきます」。ヤマ、コウスケ、シンの活躍を祈りつつ、3月23日の福岡戦、27日の仙台戦のナビスコカップにてチーム浮上の兆しとなるニューヒーローの台頭を期待したいと思います!

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