2016年4月 5日

明日は三ツ沢へ!

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担当:大重正人

今週は明日水曜日、ミッドウィークにナビスコカップを戦います。グループステージの第3節、アウェイでの横浜F・マリノス戦です。3月23日の福岡戦は2-2の引き分け、3月27日の仙台戦は0-1で敗れ、1分1敗の勝ち点1でグループBの5位。仙台6、福岡4、新潟3、横浜1※、柏1、川崎1、鳥栖0※(※は1試合未消化)。タイトル獲得へのグループ突破の道筋を考えると、ここで勝ち点3が獲れなければ、突破の可能性が非常に低くなる瀬戸際です。

そして、それ以上にチームとして、今季公式戦7試合で未勝利と厳しい状況。リーグ戦カップ戦を問わず、何よりも勝利をつかんで、今後への足がかりやきっかけをつかまねばなりません。これまでビハインドとなった後半に追い込む試合が続いていますが、その勢いやパワーを何とか前半から出していければと、という思いはプレーしている選手やチームの中でも当然共有され、意識を強めています。

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試合を外から見てきた栗澤選手は、「前半はきれいなことをしようとか、相手の出方を見ていこうとか、ちょっと受け身な形が多かったように思う。自分たちから行くんだ!とか、こいつからボールを奪ってやる!という気持ちや意識を全員が持たないといけない」。鎌田選手も「勝っていないことで前半は少し堅くなっているかもしれない。相手が嫌がるのは、仕掛けること、クロスを入れること、シュートを打っていくこと。それを前半から少しでも見せていかないと相手は崩れない」と話します。また先発出場を続ける輪湖選手も「前半からアグレッシブに、ボールを失うことを恐れず、点を獲りにいこうという姿勢が、逆に無失点につながることもある。攻撃は最大の防御という言葉もあります」と強い意欲を口にします。

下平監督も「前半から大きなリスクを負うのはゲームの戦略とは違ってきますし、多少慎重になる部分はありますが、後半にあれだけのパワーを出せているのだから、それを前半から出していくというのは、ミーティングでも話しましたし、選手の頭にあると思います。攻撃のギアはもう少し早めに入れていこうと」。

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ただ闇雲に、玉砕的に戦うこととは異なります。自分たちが取り組んできたサッカーのスタイルの中で、攻撃での勢いやパワーを出し、守備や球際はこれまで以上にハードに戦い、そして粘り続ける。前半から勢いよく戦うことが目的ではなく、自分たちのミッションは90分の試合で勝利すること。相手より1点でも多く獲り、1点でも少なく守ることです。

「試合に出る資格があっても、これまでなかなか出番がなかった選手もいる。それでも頑張ってきた選手が明日の試合に出る可能性もある。そういう選手がピッチで躍動してくれることを期待しています。当然結果は求められるし、誰が出てもベースとなる部分は変わらないので、そのベースに積み上げて、出場した選手がプラスアルファを出してほしい。そしてチームの全体の底上げ、チーム全体でレベルアップしていきたい」(下平監督)

明日は、通常より30分遅い「19時30分」のキックオフです。明日あたりから新年度がスタートする学生さんもいらっしゃることと思います。その学校帰りや、また仕事を終えた方々も、夜遅いお帰りにはなりますが、三ツ沢へのご来場、応援をよろしくお願いいたします。
http://www.f-marinos.com/ticket/awaysupporter#attention

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