2016年6月24日

明日は湘南戦

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担当:大重正人

明日の湘南戦で、リーグ戦は折り返し地点の17試合目。1stステージの最終節を迎えます。ここまで6勝5分5敗。勝ち点23で7位という成績は、ここ数年ACLに出場してきたレイソルにとっては「もっと勝ち点を伸ばさなければいけなかった」と悔いが残るものです。「柏レイソルがACLに優勝することが目標。そのために、まずはACLに出なければいけない」と就任時から話す下平監督。

「目標に掲げているACL優勝を果たすためには、きちんと積み上げていくことが大事。目先の結果はもちろん大切だが、基礎やベースとなるものを固めつつ、結果を出していかなければいけない。でないと、チームでやるべきことがきちんと固まっていないと、ACLに出た時に通用しないと思っています。レイソルとして積み上げてきているものをさらに積み上げていけるように、2ndステージに向けても、そういう意識をもってやっていこうと選手たちにも話した。明日は、その第一歩になる試合になる」

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湘南は、ここ3試合で2勝と上向き。敵地でのガンバ戦にも激しい打ち合いの末、3-3と引き分けています。攻守ともに走力を前面に押し出したアグレッシブな湘南スタイルは、夏の暑さで衰えるどころか、逆に持ち前が活き、相手を上回っています。レイソルのパスワークvsベルマーレのプレッシング。そんな試合の構図が予想されます。

下平監督もそのポイントを話します。「自分たちは湘南が前に出てくるところのプレッシャーをしっかり剥がすこと。相手を動かして、スペースを見つけて、的確に攻撃すること。前に出てくる相手の力を折りながら、自分たちがその裏へ出て行く作業になる」。

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武富選手と中川選手にとっては、2シーズン湘南に期限付き移籍し、古巣対戦となります。いまやレイソルに欠かせない2人の前線の運動量は、湘南時代に培われたものです。中川選手も「どの相手とやる時もやり方を変えない良いサッカーをしていますし、僕たちもリスペクトしながら入らなければいけません。ただ、決してリスペクトしすぎず、僕らのサッカーを全うすることで相手に『レイソルはやっぱり強い』と思わせることができますし、その中で僕が試合に出てベルマーレの人たちから『成長したな』と言われるのが一番ですね」と旧友との対戦を楽しみにし、そして自分の成長を曺監督に見せたいと気持ちを高めています。

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ニュースでお知らせしましたが、明日の湘南戦、7/2新潟戦にて「アルビレックス新潟 早川史哉選手への支援金募金」をおこないます。今季筑波大学からプロ入りした早川選手でしたが、急性白血病と診断され、闘病しています。同じ1994年生まれでU-17日本代表などで早川選手とチームメイトだった秋野央樹選手や中村航輔選手から「彼の力になりたい」と声があがりました。明日の開門から18時ごろまで、メンバー外選手が呼びかけをおこないますので、サポーターの皆さまの温かいご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014767.html