2017年6月26日

札幌戦

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担当:大重正人

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これぞディエゴという大きな切り返しからの、左足シュート。巻き込むように放たれた美しい弾道がゴールに突き刺さり、その揺れが柏熱地帯の黄色へ一瞬に広がっていきます。ディエゴのもとへ抱き着く選手たち、そこにリザーブの選手も思わず駆け寄ります。2011年11月、アウェイ日本平でのエスパルス戦を思い返すような光景。まさに日立台がひとつになった瞬間でした。

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甲府戦で連勝は止まったものの、決して下を向くような結果ではなかったと思います。相手をじりじりと土俵際まで追い込み、本当にあと一押しというところまでいきましたから。とはいえ「5バックの相手をどう崩すのか」という課題というか、煽られるかのように突きつけられる命題が続いて課せられていました。本当に本当に苦しい、1点を争うギリギリの接戦でしたが、最後に力強く寄り切って、今日はその課題もしっかりクリアしました。

札幌は、先週の甲府同様に5-3-2というシステムでした。今日は、レイソルのビルドアップに2トップがプレッシャーをかけてくる場面もありましたが、CB+ボランチのテンポ良い展開でプレスを外すと、相手の中盤3枚の脇のスペースで、両サイドバックはフリーで前を向いて起点となれました。3センターの間や背後は、常に中川選手が顔を出し、ボランチやCBからのくさびを受ける嫌なポジションをとり続けます。サイドばかりでなく、中央も。そんな攻撃が実ったのが前半終了間際、武富選手が中央の裏へ抜け出すところで倒されPK。これをクリスがしっかり蹴りこみ先制します。

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それまでピンチがなかったわけではありません。CB中谷選手は今日も獅子奮迅の働きでした。札幌FWの都倉選手とのエアバトルを繰り返し、またレイソルのゴールを襲ったシュートをライン上でブロック。渾身のガッツポーズに柏熱地帯はさらに奮い立ったことでしょう。相手が狙うカウンターはことごとくカバーし、守備から攻撃へというサイクルをもたらしながら戦っていました。後半17分に直接フリーキックが決まり、刻一刻と時計の針が進んでいく中で、ピッチ上もスタンドも焦りの色が深まっていきましたが、右サイドから小池選手→伊東選手とつないだボールを、ディエゴらしい左足のシュートで突き刺し、決着をつけました。

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下平監督は「前半に先制したが、後半に失点し追いつかれてしまい、相手に流れを持っていかれるような時間帯に嫌な雰囲気、空気が流れたが、途中から入った選手含めてベンチの選手、スタジアムの雰囲気も後押ししてくれてなんとか2点目を取ることができた。選手たちは最後まで走ってくれたし、目標を勝点60から70に変えて、『優勝を狙っていく』と変更した中での最初のゲームで、勝点3を取るか取らないかというのは大きな意味を持っていた」と、連勝が止まった後のリスタートの試合で、この一勝が得られたことの大きさを感じている様子でした。

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監督の言葉にもありましたが、今日もスタジアムの後押し、雰囲気がチームを勝たせてくれた。間違いないことです。1-1となってからの後押しは本当に強力で、また2-1となってからCKのチャンスでは少しテンポを落とした応援があり、落ち着いてアディショナルタイムを終わらせようというメッセージがピッチにも伝わったと思います。クリスがアディショナルタイムの残りを確認したかった時には、スタッフたちは人差し指を立てて「1分、1分」と合図する様子もありました。ピッチの選手たちとそれを取り巻く日立台の全員で今日も勝ち点3を手にできました。

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続く相手は3位の鹿島、2位のセレッソ。「首位攻防戦」に挑める喜びと誇りを感じて、この夏も共に戦っていきましょう!本当にありがとうございました。

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