2018年5月 5日

磐田戦

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担当:大重正人

「レイソルの穴というものは大きく2個あって、その2個を特に前半は突き続けられたと思っています」。試合後の会見でジュビロの名波監督はそう言い切りました。こう言われたことを受け止めなければいけないのは本当に苦しいし、でも受け止めなければなりません。試合がこういう結末に終わり、相手が狙い続けてきたことの正当性を証明させてしまったのは我々自身です。

その指摘された「穴」というのは、何なのか。選手たちやコーチングスタッフは分かっているのか、分かっていないのか。分かっているのに、改善ができていないのか。分かっていて、その穴を突かれないように手を尽くしているのか。穴になるかもしれないが、それを補って余りあるプラスの面があるのか。そして我々は、どれだけ相手の穴と言える狙いどころを見つけられているのか。選手たちに落とし込んでいるのか。選手たちは愚直にそれをやり続けることができたのか。選手たち自身でプレーの中で感じ取った相手の穴があったのか。

逆に我々が相手を分析し、狙いどころを見定め、選手たちが正確にプレーしたからこそ、試合を先制することができたのだとも思います。サッカーは戦術だけで勝てるものではありませんし、その戦術をピッチで表現するためのフィジカルやテクニックなどいろんな要素が合わさって、ゴールの数や攻守ともに相手を上回って、勝利できるものです。

今日の試合を見ても決定的にレイソルの選手の力が劣っているわけではありませんし、事実、名波監督も、ゲームの流れで、前体重になっている回数がロクヨン、ジュビロが40%でした、と振り返っていました。しかし、こうした拮抗した、どちらかと言えば押されているような試合の中でも、狙いどころをしっかり見定めて、徹底的にやり続けることでゴールも勝利も手に入れることができる。勝敗の分かれ目になる。今日の試合展開、点差以上に敗北感が押し寄せてきてしまう試合になってしまいました。

相手に指摘された2個の穴を、次の試合で勝利するための鍵にしなければならないのは精神的にも非常に苦しいことですが、そこに向き合って手を尽くさなければ、今日のような試合を繰り返すだけです。1週間後、昨季王者の川崎フロンターレ戦。今日の日立台を本当に黄色一色に染めて勝利を信じて駆けつけてくれたサポーターの皆さん、ご来場の皆さんに、次こそは胸を張って「勝った」と言える試合を見せてほしいと思います。

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