2018年7月21日

明日は鹿島戦

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担当:大重正人

昨日もお知らせしましたが、東京戦の中村選手のアクシデントに続き、今井選手が昨日のトレーニングで脳しんとうの負傷となりました。今井選手も今日ひとまず退院することができ、静養しています。オンプレーの激しい争いの中でどうしても避けられない事態が起こるのも致し方ないところもあるのですが、それでもこのようなことが起こらないよう、レイソルの選手も相手選手もケガなく無事にプレーできるように祈るばかりです。

明日はアウェイでの鹿島アントラーズ戦です。ここまで5勝4分6敗の勝ち点19、レイソルのその1ポイント上で12位。ともに今季ACLを闘いながらのJリーグ前半戦で順調とはいえない状況です。とはいえ、相手のアントラーズは常に目の前で強さを見せつけられてきた強敵です。前節の磐田戦は3-3の打ち合い。69分に逆転ゴールで2-1としながら、77分、82分と連続失点で2-3。敵地でメンタル的にも非常に厳しい状況から88分に同点ゴールをあげ、勝ち点1を奪いました。

レイソルは、FC東京に対して0-1の敗戦。チームで実践しようとする戦術を果たそうと選手たちは前半から攻守両面で懸命に走り続けますが、後半16分に左サイドを突破され、グラウンダーのクロスを防げずオウンゴール。そのプレーでGK中村選手が負傷退場となり、このアクシデントからの流れを変えられないままに試合を終えてしまいました。

https://www.jleague.jp/match/j1/2018/071803/live/#trackingdata
走行距離でもスプリント数でも相手を下回っています。その距離数や本数だけでなく、そのタイミングや引き起こしたプレー、その質を伴って初めて評価の指標になるものです。ただスプリント本数が下回っているのは、奪ってから多くの人数が絡むようなカウンターや、狙いをもって相手をはめにいくプレッシングという面で、相手よりもその回数が少なかったのではないかと推測します。

「選手たちの細かい部分の要素は理解が進んできているが、その点と点がつながって線になるところまで行っていない。そのすり合わせをもっとしていこうというところです。11人全員が結びついていかないといけない。いまは守備をメインに取り組んできているが、その中でも結果を残さなければいけない」(加藤監督)

守備面では、山形戦、東京戦と続けて何度も破たんするようなことはほぼありません。それでも試合終盤などの勝負を決める局面で踏ん張れてこその守備ですし、たった一度のピンチを防げなければそれまでの頑張りは水泡に帰してしまいます。そして結果を得るためにはゴールを獲らなければいけない。この2試合はPKの1点のみ。流れからでも、セットプレーからでも、1点でも多く相手を上回らなければなりません。明日もカシマには多くのサポーターが駆けつけてくれるでしょう。相手の優勝を阻止した昨年11月26日のように、支えてくれるサポーターの皆さんと一緒に、魂のこもった闘いを見せてほしいと思います。

試合後にはJRの臨時列車が運行されます。20:35スタジアム発、成田21:44着。そこから成田発22:16の上野行きに接続されていますのでどうぞご利用ください。