2018年9月29日

明日は浦和戦

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担当:大重正人

リーグ戦は残り7試合。この7試合は「J1残留」を懸けて戦うチャンスでもあります。ここからの対戦は浦和、広島、名古屋、川崎、鹿島、セレッソ、ガンバとチャンピオンチームばかり。周りのチームの結果や動向はさておいて、自分たちがあと何ポイント、勝ち点を伸ばせるか、そこしかありません。最後に残る結果は、自分たち次第で変えられるはずです。

明日対戦する浦和レッズ。4月からオリヴェイラ監督に代わり、その初戦が25日のレイソル戦でした。スコアレスが長く続いた拮抗のゲームを制したのはレイソル、ヘディングの折り返しを逆サイドで狙っていた中川寛斗選手のゴールは、日立台で2年連続同じような形での決勝点。この対戦はリーグ戦で3連勝中です。

ただ、やはり浦和レッズはいつどんなシチュエーションで戦っても、常に強いと思わされるチームです。だからこそ、自分たちが100%以上の力を出さないと勝てないし、その力を出し切ったからこそ得られた結果でもあります。敵地埼スタならなおさらです。前節のレッズは神戸相手に4-0と圧勝。レイソルの選手から警戒すべき選手として軒並み名前があがった「柏木選手」のゲームメイク、ラストパスがやはり光っていました。加藤監督は「オリヴェイラ監督になり、より守備が強くなり、そこからの速い攻撃が特徴。レッズは個人の能力はもちろんだが、選手ひとりひとりが自分で判断できて、それが組織として同じ方向を向いてプレーできているのが強み」と話しました。

レイソルは先日の鳥栖戦でセットプレーからの失点はあったものの、流れの中からはゴールを割られませんでした。最終ラインに鈴木選手、中盤に大谷選手が入り、最終ラインから中盤へ、中盤から前線へ、特に守備のコーチングが届くようになり、これまでよりも連携した守備ができていたように感じます。ただ今回の浦和レッズはシステムが異なります。神戸戦は3-5-2のシステムでしたので、システム上は中盤の枚数、サイドの枚数が変わってきます。試合中での修正が必要になるでしょうし、ピッチの中での声出しやコミュニケーションを怠らず、90分間集中を切らさず戦わなければなりません。

ただ、明日の天候ですが、台風が接近しております。すでに12時現在でセレッソ、磐田、徳島、讃岐のホームゲームの中止・延期が決まっています。レッズからは今日17時、また試合当日8時に開催可否のお知らせがあるとのことですので、新たな情報がありましたら、HPやSNSでお知らせいたします。