2009年7月15日

現状を見据え、上を目指す

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担当:石本瑞奈

今日は朝から報道陣が詰め掛ける一日となりました。
トップページの「お知らせ」にもありますように、高橋真一郎監督の退任が決まり、井原監督代行で次のガンバ大阪戦を戦うことになりました。

午前練習が終わり、選手たちを報道陣が囲む姿があちこちで見られました。その中で大谷キャプテンが言った言葉「結果を残せなくて、監督には申し訳ない。残留することが真さんへの恩返しになると思うので、絶対残れるように頑張ります」。これに尽きるのではないでしょうか。もちろん、降格圏を脱出して、もっと上をめざす、それも大切ですが、まず、目の前の目標「残留」というものをきっちり見据えて戦っていく。
前回の日記でも書きましたが、16位とは勝点3差。そして15位とも勝点4差です。もちろん、どこのチームも残留したいから、熾烈な戦いになるのはわかっていますが、一戦一戦勝利していくことで順位をひとつひとつ上げていくことが本当に大事になってきます。
大谷キャプテンも、「そのためには絶対連勝が必要。下のチームが上に上がっていくにはそうやって這い上がるしかない」と言っていました。本当にその通りだと思います。リーグ戦は4月29日以来、ホーム日立台でサポーターの皆さんと勝利を分かち合えていません。ガンバは強敵ですが、今度こそ、黄色く染まった日立台が歓喜に沸く瞬間を見たい。その願いでいっぱいです。

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今日から指揮を執った井原監督代行も、「今の17位という状況をプラスに変えなくてはいけない。そのための監督交代だと思う。もちろん、同じスタッフとして、自分も責任を感じている。いい試合をして勝点3を取ることが、次につながると思うので、そのために全力を尽くす」と話していました。
報道陣に「ガンバは今日試合があって、疲れがある状態でレイソルとの試合になりますね」と水を向けられると、「前回の対戦、5月10日の万博での試合も、ACLで中国から帰国して疲れていると言われていたガンバに完敗したので、相手どうこうということはありません。そういう甘い気持ちじゃなくて、自分たちがしっかり準備した状態で戦いたい」とキッパリ答えていました。

そして今日、太田圭輔選手のジェフユナイテッド千葉への完全移籍と石川直樹選手のコンサドーレ札幌への期限付き移籍も発表しました。太田選手は「本当にレイソルが大好きなので、すごく迷いました。でもやっぱりもう一度挑戦していきたいという気持ちが強かったです」と言っていました。これは、レイソルにやってきた小林慶行選手からも同じ言葉を聞いたばかりでした。やはりプロサッカー選手としてどうしていきたいか。出場したい。そう考えて結論を出していくのですよね。
石川選手も同じだと思います。特に、選手会長として、あまり表に見えないところでもいろいろと頑張ってくれた石川選手。しかもジュニアユースからレイソルにいて、離れるのはすごく悩んだと思います。最後の挨拶でも「これ以上言うと泣いてしまいそうだから」と話した石川選手。柏で生まれ育ち、24年間過ごした石川選手にとって、思い出はありすぎて語りきれなかったことでしょう。
そんな2人はレイソルに対する感謝の気持ちと、新天地で頑張ってくるという、まったく同じ言葉を残して旅立ちました。元気で頑張ってきてほしいと思います。

最後に、マッチデープログラム「Vitoria」で、今回も「サポーターズボイス」を募集します。とにかく選手たちは、今の順位から脱却するために、死に物狂いで頑張っています。そんな選手たちを熱いメッセージで激励してください!締め切りはあさって17日(金)のお昼頃です。必ずハンドルネームを添えてお送りください。お待ちしております。

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