2009年11月27日

強い気持ち、強い愛

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担当:河原 正明

明日の大宮戦に向けて最後の調整が行われました。練習後のネルシーニョ監督のコメントは以下の通りでした。

「この一週間ですごく良い準備ができた。選手たちに気持ちが入っているのを強く感じる。選手に繰り返し伝えて来たことが浸透している。それは非常に大事なこと。大宮は、コンパクトで球際も強く、カウンターも速く、守備への戻りも早いチーム。それでも自分たちの戦い方は変えずに、自分たちがここ2試合でやってきたことを続けるだけ。選手たちも自覚を持って準備できている。」

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指揮官はさらに言葉を続けます。「残り4試合の時点から『4試合全て勝たないといけない。自力で残留できるわけではない。』と言い続けてきた。次は3つ目の勝利を取りに行く。ドローでもダメ、勝つだけだ」この言葉にもあるように、勝者のメンタリティーをさらに植え付けた1週間となりました。


澤選手も「大宮はボールを奪ってからの攻撃が早い印象のチーム。お互い長所を潰しあうようなタフな戦いを強いられるでしょう。でも、今のレイソルはメンタル面が非常に強い。そして、何よりも追われるより、追う方が精神的に上だから!」さすがに数々の困難を乗り越えてきた澤選手ならではの一言です。

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「今までやってきたことを貫くだけ。個々でも勝負できるし、組織でも90分間力を出し続ければ勝てるはず。自分が得点を上げなくても、チームで誰かが点を取ってくれれば良い。チームプレーに徹します」自分を信じて、仲間を信じて。口には出さずとも、自分のやるべきことはしっかりと判っている。本当にぶれない男です。


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最後は北嶋選手。「今週は今まで練習してきたこと、挑戦してきたことでさらに良くなった部分をしっかりと確認できた。このチームは誰一人も気持ちを切らしていないし、これからも切れない。(2006年シーズンを)J2で闘ってきた強みが、この土壇場で活きている。勝つことだけを考えて、邪念は無いよ」シンプルな言葉ながらも語る思いは、いつも以上に熱いパッションに溢れています。

この期に及んで明日の試合について、私がこの広報日記でお伝えすることは何もないです。キタジの言葉にもあるように邪念は無く、ただ、選手の、監督の言葉を聞いて、見て、感じていただき、そして大宮で、あるいはご自宅で、皆さんの出来る方法で力の限り応援をしていただければと思うだけです。

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そんな選手を見送るのは、チームスタッフに、クラブ職員、そしてサポーター有志の方が掲げてくれた横断幕。この強い気持ちと愛情に応えるべく、選手たちも最後まで全力で闘います。みなさんの声援が選手たちの勇気に。勇気が自信に。自信が確信につながるはずです。90分間、選手たちと共に闘ってください。

最後になりますが、工藤選手が新型インフルエンザに感染してしまいました。それに伴い、来週以降の練習後のファンサービス(サイン、写真撮影など)については休止させていただく場合もございます。なにとぞご理解ご協力くださいますようお願い申し上げます。

では明日。

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