2009年12月18日

冬らしい寒さの中で

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:石本瑞奈

澄みきった青空と冷たい空気が、いかにも「冬」という感じの一日になりました。
まずは日記のネタ探しということで、筋トレルームをのぞくと、何人かの選手たちがトレーニングの真っ最中。外が寒いので、先に体を温めてから外へ出るのでしょうか。

091218_graund.jpg

その後、グラウンドへ。おとといから芝の養生に入ったため、一面が覆われています。これは年明けの始動日前までずっと続けるそうです。
ここでは芝を使ってのトレーニングはできません。その代わり、周囲のランニングはできるので、何人かはここで走っていました。

091218_Higa_Kudo.jpg

私が見ていただけでも古賀選手、小林祐三選手、橋本選手、比嘉選手、工藤選手の姿がありました。他にも、大津トレーナーや假谷エクイップメントなども走っていて、彼らは「ほぼ毎日走っていますよ」とのこと。選手は体が資本ですから走るのは当たり前ですが、スタッフは本当に走るのが好きなようです。

091218_Sugeno.jpg

スタジアムでは、菅野選手と若手選手が練習をしていました。今日は酒井選手、武富選手、仙石選手、山崎選手がひたすらシュートを打ち、それを菅野選手がほとんど弾いたり、セーブしたりという感じでしたが、時おりいいシュートが決まって、「ナイスシュート!」という声も聞こえました。

091218_TR.jpg

私は、ただ写真を撮っているのもなんだか申し訳ないような気がしてきて、ゴール裏のスタンドに入ったボールを拾っていました。しかし、いかんせんキック力がないため、シュートをする選手たちの近くまで蹴ることができません。仕方がないので投げて戻していました。選手の皆さん、とろい球拾いですみませんでした。
ただ、これをやっていると体がどんどん温まってきて、この時だけは気温が低いのに寒さを感じなくなりました。

そして夕方は、阿部嵩選手のアビスパ福岡移籍のリリースを出しました。今日、リリースを作るために阿部選手に電話をしました。「アビスパではずっと試合に出してもらっていて、その経験の積み重ねが、今の自分にとってはすごく糧になっています」。
レイソルでは今年リーグ戦1試合の出場でしたが、アビスパでは17試合。プロ3年目とキャリアがまだ短い阿部選手にとっては、やはり真剣勝負の公式戦に出ることは、選手として成長していくうえで、非常に大切なことだと改めて思いました。最後に「日立台で、レイソルのサポーターの前で成長した自分を見せられるように、これからも頑張っていきます」と意気込みを話してくれた阿部選手。正直、淋しい気持ちはありますが、福岡で頑張ってほしいです。こちらも負けないように頑張ります。