2010年6月22日

水野選手、レイソルへ

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担当:大重正人

お久しぶりです。1週間のオフが明け、今日からJ1復帰への「後半戦」がスタートしました。その初日、水野晃樹選手がレイソルに合流しました。朝一番、練習前にフロント事務所に入ってきた後姿。髪型や顔つきだけでなく、何より後姿が平山智規コーチそっくりなんです。モバイルレイソルの桐畑警備隊長ブログでは、昼休みの段階でさっそくそのネタがアップされていました(笑)。似てる!と思ったのが自分だけじゃないってわかると、ズレてなかったと安心するものですね?

少々それましたが......そのまま、さっそくトレーニングに参加した水野選手。選手・スタッフにあいさつしたあと、午前中は比嘉選手とペアを組んで、乳酸値測定からフットバレーなどでレイソルでの初練習を終えました。午後からは、新入団会見へ。

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「水野選手がレイソルに来る」と初めて聞いたとき、本当にあの水野が来るの!?と信じられない思いでした。五輪代表やA代表を経験し、スコットランドのセルティックへ。サッカーファンなら誰もが知っている日本屈指のサイドアタッカーが、J2のレイソルに来てくれるなんて、本当に驚いたし、胸が高鳴りました。今日の会見は、テレビ、新聞、雑誌、ホームタウンメディアの方々、非常に多くの報道関係者の方々で席がいっぱい。あらためて、すごい選手が柏に来たんだと思い知らされましたし、水野選手の注目の大きさを改めてダイレクトに感じました。

小見強化本部ダイレクターは「今のレイソルにいなかったタイプの選手で、右サイドからのクロスや突破力にとても期待しています。今年だけでなく、来年以降もレイソルに力を貸してほしいという思いで獲得に動きました」。ネルシーニョ監督も「チームは若くて国際経験のある選手を獲ってくれました。今レイソルはいい状態にあるが、将来のことを考え、常勝軍団になるために向上することを考えなければいけない。チームのその考えに自分も賛同しています。水野選手はとても有望で、とても期待しているし、チームの力になってくれるだろうし、さらに強いレイソルになるための選手になってくれると信じています」と、大きな期待を寄せています。

そして、水野選手です。「セルティックでの2年半、僕にとってとても長い時間でした。正直、納得のいく結果を残せませんでしたが、この間確実にいい経験をできたと思っています。向こうにいかないとわからないこともありましたし、そこで得たものを若い選手に伝えながら、レイソルを強くするため何が自分にできるかということを考えてやっていきたいです。レイソルは今、すごくいい流れですが、自分も早くその流れに入って、レギュラーをとれるように頑張っていきたいです」

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フロントに最初に来た時のあいさつは「今はちょっとこんな感じ(人見知りな)ですけど、慣れれば大丈夫です」。しかし会見や練習後取材の応対は、大きな舞台を経験しているだけあって堂々としていて、しっかり自分の言葉で思いを伝えられる選手。ファンサービスゾーンでは、写真撮影を恥ずかしがるお子さんの目線まで腰をおろし、たっぷりの笑顔で話しかける心優しい一面も見せていました。

「レイソルのサポーターは、いつも気持ちの入った応援をしてくれる、選手と同じ気持ちで戦っているというイメージです。今はしっかり走ってコンディションを上げていきたい。そしてJ1に上がって、いつか優勝やACLを経験したいし、その中心にいられる選手になりたいです」。サポーターの皆さんには、7月10日のファン感謝デーが公式のお披露目になります。そして後半戦、背番号34のレイソルイエローをまとって、日立台のピッチを勇躍する姿をおおいに応援ください。どうぞよろしくお願いいたします!

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