2007年8月26日

第255回

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

「カ・イ・カ・ン!」

映画「セーラー服と機関銃」での薬師丸ひろ子のセリフだが、第22節、日立台での千葉ダービー、いや黄色ダービーを振り返ると、この言葉しかないのだ。肌はベトベトだけど、気分爽快だぜよ!完封勝利、3連勝、日立台。柏サポでよかった?!

日立台に到着早々、フードコートに直行。こ、混んでるぜ!柏っ子は気が短いんだぜ!と、タイ風ラーメンを諦め、友人のレイソルカレーを味見してフードコートを出る。お、「応援メッセージフラッグ」なんてイベントをやっている。よ?し、書くぞ。今日はイベントを満喫してやる。


ガンバレイソル!と書いてみた。全くヒネリなし・・・脱力。


歓声に引かれ再びテニスコートへ行くと、巌と谷澤のトークショーに黒山の人だかり。
巌 「谷澤はトイレでウンコ流さないんですよ!」 谷澤 「デヘヘ・・・」
そう来たか!そういう話か!観客はドン引き・・・いや、ホントは相当沸いていた。


選手入場時のアウェーゴール裏。掲げるパネル数は緑のが多く、自ら黄色を放棄してるように見えるが、何か意味があるのだろう。しかし今日は黄色争奪マッチではなかったのか?やはりジェフは黄&『緑』が美しい。

河合「ジェフサポ、こりゃ?相当燃えてますな。気合ビンビンですよ」
友人「ですね、フードコートでも、柏には負けられない?♪なんて歌ってましたよ」
河合「マジで!」 友人「ええ!挑発的ですよね」 河合「ぬぉ?????!」

やっぱりジェフには負けられん!と闘志を燃やしながら試合前セレモニーを眺める。エスパー古賀の250試合出場記念。スーパーモデルから花束贈呈・・・と思いきや、古賀夫人である!夫人の前では、エスパーのカケラも見せない古賀。流石だ。

さあ試合開始だ。まずはジェフが攻める。ああ・・古賀がレイナウドに抜かれた!しかし雄太が間一髪右足セーブ。ジェフ、コーナーキックからドンピシャヘッドも、またまた雄太が弾く。そして浮いたボールを雄太自らオーバーヘッド気味にクリア。雄太ノリノリである!しかし、あのオーバーヘッドクリアが自陣ゴールに突き刺ささったら・・・と恐怖したのは自分だけではあるまい。

前半は一進一退の攻防が続く。いや、ジェフのが押してるかも。敵は、新居選手と水野選手を温存している。イヤな感じだな?とハーフタイム。飯田元キャプに「レイソル、あんまり良くないの?」と不安をぶつけると、「そんなことないですよ。いい感じですよ」との回答。少し安心する。そして下平氏にも不安をぶつけると、

下平「ジェフの3番が、ず?っとフランサについてるでしょ?」
河合「え?ああ・・あああ。なるほど。」 →わかってない
下平「あれで抑えられてますね。まあ後半、何か考えるでしょう!」
河合「そ、そうっすね・・・」 →何とかなりそうってコトだけ判った。

さあ後半開始だ。徐々にレイソルもイイ攻めの形ができてくる。何度か惜しいシュートを繰り返し、ついにフランサゴール。湧き上がる日立台、イエローワールド炸裂、セミも飛び交う!これだ!この瞬間のために今日がある。よくぞ柏サポに生まれけり!

しかし追加点が奪えない。敵は新居&水野選手を投入。新居選手は怖い。日立台でのハットトリックが脳裏に刷り込まれている。カンベンしてくれ?!ラスト10分、寿命短縮タイムの開始だ。今までのレイソルはここで失点していた。ジェフのパワープレイ、レイソルのカウンターって攻防が数分続き、寿命が縮まったころ終了ホイッスル。なんか出来過ぎで怖いくらいだ。

スカパー見ながらのポイント

・ミノルとアルセウが積極的にシュートを打ってた。いい感じになってきてる。
・雄太凄すぎ。解説者も褒めている。何度も言うが日本代表に呼んで?
・ノブリンが怒り心頭。ジャッジに対しても怒ってた。
・レイナウド、柏でもあんな怖い選手だったのか?古賀を抜いてシュートがショック。

フランサインタビュー抜粋

?得点の場面は??
ポルトガル語で「オレのボールだ!」と太田に叫んだら、何故か譲ってくれたので打てた。言葉が通じたのかは不明だ。

?今年の調子は??
日本の速くて強いサッカーに慣れてきた。今年は「自分のプレー」が見せられて嬉しい。

?ブンデスリーガの頃より上手くなってるのでは??
あの頃は選手全員が代表クラスで自分も目立てなかった。去年はディエゴという良いパートナーがいて、よいプレーができた。今年はチュンソンが、その近い位置にいる。
 
?日本語は??
ベ、ベンキョウ・・・アリガトゴザマス。アア・・・アン・・・ムン・・・アリガトゴザイマス。アア・・アアア・・・エヘッ!ムズカシイ・・・

ってコトで、最高の土曜日であった。仕上げに幸せを噛み締めてレイソルロードを歩く。練習帰りでボールを持参していた息子は、触発されたのか道路でドリブルをしている。
嫁「いいかげんにしなさい!」まるでロナウジーニョのCMのようだ。

さてさて、土曜日のMVPをあえて上げるなら・・・この人しかいない!

まあ正確には人ではないのだが、この時、梨の芯部分は湿度95%、温度は38度を超えていたに違いない。それなのに誰よりも激しくダンス!しかも掲げるフラッグは「白井の梨」。なんたる根性!なし坊もレイソル勝利のカ・イ・カ・ンに酔いしれてたに違いない。