2008年3月22日

第342回

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ナビスコ初戦、対札幌をテキスト速報で観戦したのである。テキスト速報だろうと面白かったので「観戦」と表現して何の問題があろうか。

テキスト速報とはクラブの担当者が、生観戦、TV観戦のできない人々の為に文章で試合内容をリアルタイムで伝えるのだが、文章を打ち込むのは人間であるからして、そこに個性が生じるのである。隠し切れない「性(さが)」が滲み出る。

先代の担当者、元広報横井氏は情緒的な速報で知られた。時には「勝利のグローリーオブレイソルが松戸まで鳴り響いた!」と表現し、本当に聞こえたのか?と物議をかもしたが、サポの評判は上々であった。

引き継いだのは現広報大重氏である。先代が好評だと、どの世界でも「前のが良かった・・・」と言われて自分スタイルを確立するには苦労する。しかし昨日は速報を読んでいて「これは少年ジャンプの手法だ!」と引き込まれてしまった。

少年ジャンプとはドラゴンボールや、北斗の拳が連載されていた漫画雑誌で、どんな困難にも勇気で立ち向かう非常に前向きな少年漫画雑誌なのである。大重氏速報の何がジャンプ風に感じたのだろう?やはり「!」のビックリマークだ。

・頼むぞ、チュンソン!!!
・時間はまだあるぞ!気を落とすな!!
・山根当たっていく!すばらしい守備だ!!
・小林祐がナイスタックル!大丈夫か!!
・飛び込むミノル!!惜しい!!!

と、無駄なほど「!」が多い。まあ多ければイイってもんでもなく、使い方が上手いのだろう、格闘漫画を読んでいる気分で高揚感があるのだ。同じジャンプ漫画でも「デスノート」は「・・・・」が多くて知られている。これを速報に応用するのは難しい。

・頼むぞ・・チュンソン・・・・
・時間はまだある・・・気を落とすな・・・
・飛び込むミノル・・・惜しい・・・・

これでは葬式とお別れ会の同時開催である。

ってなわけでテキストでも、それなりに札幌戦を楽しめたと満足していたのだが、アッキーこと岡田亜紀さんからのメールで、それが打ち砕かれた。

アッキー「ナビスコ来てなかったですよね?ミノルーニの今シーズン初!待ってましたゴールは良かったですよぉ。雨の中、サポへ向かってまっしぐらに走るミノルーニ!感激しますたぁ?!!」

み、み、見てぇぇぇ??!!見たかった!やっぱり生観戦に勝るものはない。いや、日産スタだったらTVのがいいかなぁ・・・まあいいや。オマケにナビスコのお菓子画像も添付されていた。

多分、本部室の写真だろう。「好きなだけ食って!」状態である。それにしても我が携帯電話は画像が汚いのである・・・さてさて、明日のナビスコは勝たないと後がない。その勝利は生で見たい・・・よし頑張ろう!