2010年4月12日

第613回

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絶対に勝てたなぁ→でも負けなくてヨカッタなぁ→あのシュートが認められれば→首位キープ?ラッキー!→アウェーで勝ち点1は良しとする!→でも勝てたなぁ・・・と堂々巡りを30周して疲れた。

それにしても2回もゴールだぜ!と大喜びして、ホントは入ってないとか・・・人生49年で初めて「これがヌカ喜びってヤツか!」と実感できた。気持ちの落差の連続で、動脈に血栓ができるかと思った。ふぅ・・・レイソル観戦も命がけであります。

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だからアンタ(友人)は何故そんなに冷静なんだよ!
「ゴールしてもスグには絶対に喜ばない教団」の教祖になれるよ!

J2第6節vsコンサドーレ札幌は、まだまだ寒いけど内部は暖い札幌ドームでの開催。ここまで負けなしのレイソル見参だぜ。そして柏西口HUBは、順調に勝ち点を積み上げるだろうと期待満々のサポで超満員だ。飲み物を買いに行くのがメンド?である。この盛況ぶりを見るとイングリッシュパブを経営しなかった自分に腹が立つ。

さあキックオフだ。店内も拍手で少し盛り上がる。むむ・・・今日は開始早々にレイソルが主導権を握っているぞ!ボールの支配率も高いし、パスも廻っていて圧倒的だ。解説者も「これはレイソル勝つよ」的なコトを言っている。

しかし圧倒的にゲームを支配したが前半は0-0だ・・・え?これだからサッカーはイヤなんだぜ!どんなに綺麗なパスよりも汚いゴールに価値がある。なんだよ汚いゴールって!

まあでも相変わらず守備は危なげないので後半も安心して・・・と思った矢先、後半3分の失点である。フリーキックでやられた。解説者に言わせるとスーパーゴールらしい。沈み込むHUB店内。これじゃ?ドリンクも売れないぜ!イングリッシュパブ経営に乗り出さなくてよかった。

先制されるも、ゲームを支配しているのはレイソルだ。これは逆転劇クル!まずは工藤がバー直撃の惜しいシュート。そろそろ得点だろ。得点の匂いが充満してるぜ。するとゴール前にクロスが入って澤とDFがもつれつて、そのままゴ??ル!

しかし澤がファールを取られて得点ならず。そりゃね?よ審判様!どちらかと言えば相手が澤を掴んでる!誤審だぜ!とHUB店内で叫んでも札幌の岡田主審に聞こえるハズもなく、仕切りなおしだ。

すると再びゴール前のクロスに反応した工藤がファインゴール。これで同点と思いきやオフサイド判定。「そんなワケねぇ、審判出て来い!オラオラ?!」と思ったサポの怨念が渦巻く店内。西口HUBは暴動寸前だ。イングリッシュパブ経営に乗り出さなくてよかった。

どうして毎試合、1点差の試合なのだろうか?レイソルサポの「脂汗搾り出しダイエット」の一環だろうか?そして相変わらず試合はレイソルペースで進む。負けてるけど圧倒的レイソルペースの摩訶不思議世界だ。

守りきりたい札幌、とりあえず追いつきたいレイソル。するとレアンドロがキタ?!ナイスミドルシュートが突き刺さる。ヤツはデキる男と思っていたぜ!レアンドロの株価が急上昇だぜ!

さあ残り10分、逆転可能だぜ!なにせ圧倒的レイソルペースの押せ押せ状態でドキドキパニックだからな!と再び盛り上がるHUB店内。もうドリンクを買うヒマなんてない。ああ、イングリッシュパブ経営に乗り出さ・・・(以下省略)

でもね、何から何まで自分の思い通りになると思いますか?人生そんな甘くないですよ。サッカーも同じですよ。全勝したら誰もレイソルの勝敗に興味を持たなくなります。だから引き分けで良いんです。アウェーで勝ち点1、上出来じゃないですか、ねえ?と終了のホイッスル。

異様に盛り上がったラスト10分、その興奮を胸に1週間を生きる。そして来週は鳥栖に勝って首位をキープする。レイソルが段々とカタチになってきている気がする。大丈夫だ!勝てる!さあ生きるぜ1週間。