2006年7月11日

第94回

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土曜日の柏の葉、後半戦開始前にピッチ中央でレイソルの選手達が円陣を組んでいた。「後半は気合入れて逆転しよう!」みたいな話でもしてるのだろうか? 双眼鏡で観察してみた。おお!雄太が厳しい表情で、時折ジェスチャーを交えて何かを喋っている。こんな時、やはりキャプテンが喋るんだな。何人かはフンフンとうなずいている。何だろう?戦術の確認?気持ちの確認?皆まじめな顔をして聞いているんでサッカーの話ってコトは間違いない。雄太「祐三!負けたらガンプラ禁止な!」祐三「ちょっ! 関係ないっしょ!」って雰囲気じゃあない。

しかし・・・円陣の中でディエゴの目が泳いでいるのを発見した!神妙な顔つきで雄太の話を聞いているのだが聞いてない感じ。でも仕方ない。多分日本語が判らないんだろうなぁと解釈した。でも顔つきは真剣なディエゴ。リカは後姿しか見えなかったが少しは判るんだろうか? それともブラジル経験ありの平山が簡易通訳するんだろうか?

さてさて、久々の快勝ってコトで試合後に本部へ様子見にいってみた。レイソルスタッフみんな晴々とした表情で賑やかだ。おおっ!丸刈りの横井氏を発見! もうね、背広着てなかったら普通に柔道家ですよ。河合「最高の勝ち方でしたね! 負けてたら地獄でしたね!」なんて言いながら横井氏と歓喜の抱擁。これで今期2度目だが・・・相変わらず横井氏は胸板が厚いんです!すぐ隣には種蔵女史が。すごく嬉しそうな顔をしてる。小さな手と握手・・・手が冷たい!きっと心が暖かいに違いない。

この時、嫁と息子も傍らにいたんだが・・・ふと見ると下平氏と嫁が握手している!あのクールな東京生まれの嫁が!下平氏は「ども?!ありがとうございます?!」と絶好調な様子。勢いで横にいた息子とも握手し「どうもありがとう!」と。息子は「はうぉ・・あう・・ど、どうも」と、勝利の握手なんて初体験で動揺している。

幸せなひと時をすごし、浮かれ気分で帰宅するとナラ氏からメールが。うお!ナラ氏は浮かれてない!前半の連携の問題点、ロングフィードの受け渡し・・・細かく指摘してるぅ!「今日勝てたのはツイてました!今こそ大事な時期ですね」と熱い文言が。やはり近くにいる人は視点が違いますな。そのとおりだ!浮かれちゃイカン!第3クール以降が重要だ。と軽々しく同調しちゃいます。

ワールドカップが終わって嫁が「終わるとなんか寂しくなるね」と一言。ふ、甘いぜ!自分は終わってホッとしたね。これでレイソルに集中できると。決勝戦の翌日、息子に「クラスの友達は生で見たって?」と聞いてみると、少なくとも5?6人は早起きして見てたらしい。うむむ、少年達にサッカーがムシキング並みに浸透してる!12年後は君達に託した!