2012年7月 8日

第968回

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負けました、ええ、名古屋さんに負けました。だから何ですか!次、勝てばいいじゃないですか。そもそも全試合を勝てる道理が無いのです。全勝したクラブなんて人類の歴史上、無いのです!だからレイソルだって負ける時もあるのです。

じゃあ問題は何なのか?それは、心を如何に癒すかだ。雨に打たれ、逆転できるかも?と期待したのに突き放され、ささくれた心を、どうやって再建するか。己が悔しい!名古屋が憎い!と歪んだ心をどうすべきか。まあいいか・・・次は勝つのだから!ファ?ハッハッハ!よし復活!

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こんな時は忘れる。全てを忘れる。13日まで心を無にする。そして14日に勝つ!

J1第17節vs名古屋グランパスはホーム、雨の国立霞ヶ丘競技場。それないりに強い雨だった。レイソルサポはズブ濡れだ。HITACHI DAY、日立社員さんもズブ濡れだ。でも関係ないよ、勝てばね!勝てば心は晴々さ・・・あ?悔しいデス!

勝てば3位もあるぜ!とキックオフ。水野が先発で張り切ってるらしい。いいよ、いいよ?さあいくぞ!だが9分、先制される。ケネディ選手が後ろ向きで蹴ったら入った。うがあぁああ!何それ?なんか狸に騙された気分である。さあ追いつこう。

だが、すぐに追いつくのが最近のレイソルの強さである。17分、レドミがコーナーをヘッドで合わせる。ズド?ン!ドス!名古屋サポの目の前だ!どうだ!同点だぜウラウラ?!よしよし、なんか勝てる気がするぞ。

しかし後半63分、どしゃ降りの中、オウンゴールで失点・・・あああっ!でも追いつけるハズだ。そんなレイソルの試合を何度も見てる。逆転できる、そんな予感がする。頭の中を「7.07雨の国立の奇跡!」そんなフレーズが回る。「夜の?」が怪しいのと同等で、「雨の?」は劇的と決まってる。

しかし世の中甘くなかった。得点できそうでできない。糠に釘、暖簾に腕押し・・・そんな感じだ。そして、そのまま試合終了。Jリーグってのは厳しいなぁ・・・名古屋サポが歌ってる。負けたときの敵サポの歌ほど小憎らしいモノはない。敗者になって気付く、この屈辱。

酒井のセレモニーを見て、さあ帰ろう。電車に笑顔の名古屋サポが数人。幸せそうだ。その笑顔はレイソルサポの悲しみで成り立っている。だが、逆もまた真なりだ。うなだれた敵サポを散々見てきた。要するに・・・第24節はうなだれる名古屋サポを見てやるぜ、ファ?ッハッハ!

ふと横を見ると鳥栖サポが座っていた。目立つよ、そのユニ!彼はひどく疲れた顔をしていた。たぶん負けたのだろう・・・次節はお互いに勝とうぜ!さあ気を取り直していくぜ、ゴ?ゴ?レ・イ・ソ!