2012年9月 6日

第993回

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悪くない!大丈夫、ダイジョーブ。次の日立台で1-0、2-0、2-1ならレイソルの勝ち抜けだぁ!そりゃ?今日は2-3なので最高じゃないですよ。でもアウェーゴール2点は大きい。そしてレドミの精度も戻ってきた。大丈夫、ダイジョーブ!

大崎フットニックで観戦だったが、ナビスコ杯だからか、お客も少なめだった。店内勢力はレイソル6:4鹿島ぐらい。我々レイソルサポ5人は「今日こそ勝ってレイソル復調だぜぇ!オラオラ?!」と意気揚々だったのだが・・・

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レイソル得点時はこっちが大騒ぎなんで、お互い様だが・・・悔しいぜ!

ナビスコ杯準決勝、第1戦はアウェー・カシマスタジアム。夕方6時半に大崎フットニックのテーブルにレイソルサポ5人で陣取る。同じテーブルの隅ではサラリーマン風紳士がビールを飲んでいた。我々は「鹿島は怖くない!勝つど?!」と盛り上がる。

俺はアイスコーヒーを頼んで「今日は引き分けでオーケー!大丈夫っしょ!コーヒー美味い!」なんてキックオフを待つ。友人達もフィッシュ&チップスを食べて「勝って復活だぜ!」なんて盛り上がっている。隣のサラリーマン風紳士は静かにビール。仕事疲れかな。

さあキックオフだ!最初に流れを掴んだのは鹿島。ホームだからそれぐらい許そう。でも失点だけはダメだよぉ!と思ってたら、まだ7分なのに失点・・・あああ!ガタンッ!ん?隣のサラリーマン風紳士が突如立ち上がった。そして叫んだ「よっしゃああぁあぁ!!」

げえッ!鹿島サポだったのか!みると思いっきり両手を突き上げ、プルプル震えている。力がみなぎっているようだ。今あの上に150Kgバーベルをのせても紳士はビクともしないだろう。我々の鹿島評を聞いて鬱憤が溜まっていたのか?壁に耳あり、同じテーブルに鹿島サポありだぜ!

しかし35分、茨田のヘッドが決まり追いつく!大爆発のレイソルサポ軍団。チラっと鹿島サポ紳士を見てみると・・・固まっている!完璧にふてくされている!目がうつろだ!どうだ、レイソルの実力思い知ったかぁ!と喜んでたら1分後に失点・・・ぎゃああ!

すぐにオレは鹿島サポ紳士を見た。なんと彼は無言で立ち上がり、拳を天に向かって突き上げているぅぅ!!これはどこかで見た覚えがある・・・そうだ、ケンシロウの兄、ラオウだ!こんなトコロに世紀末覇者が居るとは世の中狭いなぁ。

さあ後半だ。ワタルとネットが投入され、イケイケに!すると62分、レドミの地を這うシュートが決まる。これだ!最近はコレが外れてたが復調してきた。さてと・・・オレは鹿島サポ紳士を見た。メニューを見ている?!知らないフリをしている?!ウッシッシだぜぇ!

しかし69分、再び超絶シュートを決められる。その瞬間、隣の鹿島紳士が「ムオォォアララア?!」と奇声を発する。ハイハイどうぞ御自由に!そして、そのまま試合は終了。鹿島サポは満足気に帰っていった。約2時間、鹿島紳士と50センチの距離にいたが一回も目が合わなかった。まさにサッカーは戦争、大崎はピッチ以上の緊張感だった。

さ?てと、第2戦は10月13日で随分先の話だが、日立台では1-0確定(パッパラー調べ)なので問題なしだろう。オレにはハッキリと見える。勝ち抜けるレイソルがクッキリと。ファ?ハッハッハ!これは強がりではない、決して!

でも2点得点できたのはホントよかった。レイソル復調の兆しありと思いたい。さあ天皇杯、レイソルU-18戦だ。そして札幌戦だ。確実に勝ちたい試合が続く。ホント勝ちたい。お願いします!さあいくぜ、ゴ?ゴ?レ・イ・ソ!