2012年9月 9日

第995回

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柏レイソルvs柏レイソルU-18、史上初の天皇杯兄弟対決は兄ちゃんの勝ちだった。まさか、まさかの「弟勝利!」は無事に回避でホッとした。映像はNHK天皇杯ダイジェストと間諜ビデオでしか見れてないが、聞くところによると・・・

・日立台は全周黄色!ホーム・アウェー同時に「カスィ?ワレイソル!」だぜ!
・レドミはいつだって本気!菅野もいつも本気!2人はU-18相手でも手加減無し!
・澤のスーパーゴール炸裂。U-18に「トップで待ってるぜぇ!」と言い放つ。さすがです

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試合後の、トップ&U-18合同挨拶がイイ。ほのぼのサッカーがこの世に存在した!
たぶん澤さんは秋野君にこんなコトを言ってたに違いない。さすがレイソルの至宝!

天皇杯2回戦は、レイソルvsレイソルat日立台。他所様からすれば、何で紅白戦なんだよ!なんで練習試合してるんだよ!ってな感じの意味不明な、ガチ本気ほのぼの試合である。そ?いえば昔、相撲だけど若貴兄弟対決なんてあったなぁ・・・まあ、あれはアレで楽しかった。

ACL出場を目指すレイソルは、天皇杯も優勝目指して絶対に勝たねばならない。レイソルU-18相手だろうと一切手抜き無しのスタメン。これまでネルシーニョ監督は一回たりとも「今回は70%ぐらいで・・・」なんてコトをしていない。今日も全力は当然だろう。

NHKダイジェスト、日立台に放った間者からのビデオを見ると、まず体格が違う。パッと見で違う。ユースが一回り小さい感じ。やはり兄さんが威風堂々としている。試合はレドミの二発、さわわの一発で決まりだった。

特筆すべきは、サッカーにある殺伐感がビデオから伝わってこないコト。死に物狂いで勝ちに行こうぜ!相手を叩き潰すんだ!的な殺伐感。だから得点シーンでも、レイソルサポが喜び大爆発って感じゃない。なんか「うんうん、イイじゃないか。イイヨイイヨ」ぐらい。

両チームとも柏レイソルだからなぁ・・・まあ当然か。それに、力量差、兄弟対決、日立台を包む穏やかな空気。象徴的なのが試合後の合同挨拶。やっぱり敵じゃないんですよ。仲間なんですよ。家族なんですよ。U-18が勝って家庭崩壊なんて冗談にもならないデス!

今回、生観戦はできなかったが、レイソルユースは現在ユース界のトップらしい。ってコトは、来年の天皇杯でも対決する可能性は高い。だから下平監督、ユースっこ、来年もヨロシクです!さてさて、来週は札幌戦だ。これは死に物狂いで勝ちにいくぜ!ぜえぇぇえ?ったいに勝つぜ!ゴ?ゴ?レ・イ・ソ!